2019年02月19日

春っぽい風が吹いたので…ということにしておいてください。

長い間、ご無沙汰しておりました。

同タイトルのブログをひとまとめにするために帰ってまいりました。

以降は↓

「静岡プロレスNavigationz(ナビゲーションズ)」http://sprofan.eshizuoka.jp/

での活動となります。

内容は、静岡県内で行われる大会の予定等のまとめ、観戦の感想諸々…です。
親子三代で楽しめる地産地消プロレスを標榜した「静岡プロレス」の魂を継ぎ、静岡からより一層プロレスを盛り上げていきたいと思います♪

※ブログのタイトルは…また変わるかもしれません。僕なので。
  


Posted by せりざわ at 23:47Comments(0)トピックス

2015年04月28日

アイドル急募!しめ切り迫る☆与座よしあきプロデュースアイドル企画!

アイドル急募!しめ切り迫る☆与座よしあきプロデュースアイドル企画!
いよいよ締め切り迫る♪ キミもアイドルになってみないか?
あの!与座よしあきがアイドルをプロデュース!
ニコジョッキー「与座の名護キャンプ」では現在、この曲→音源→その1  http://ow.ly/L5mQ6 その2  http://ow.ly/L5mTZ を歌ってくれる女性アイドルを一般公募中♪われこそはと思う方はinfo@c-tower.comまで!締め切りは次回放送が5/6なのでそれくらいまでです。「与座の名護キャンプ」4月の放送タイムシフト視聴はこちら→ lv215406087


【音源1】


【音源2】
  


Posted by せりざわ at 22:00Comments(0)トピックス

2015年04月02日

女性アイドル募集中!…与座さんが!!!

あの!与座よしあきがアイドルをプロデュース!
ニコジョッキー「与座の名護キャンプ」では現在、この曲→音源→その1  http://ow.ly/L5mQ6 その2  http://ow.ly/L5mTZ を歌ってくれる女性アイドルを一般公募中♪われこそはと思う方はinfo@c-tower.comまで!締め切りは次回放送が5/6なのでそれくらいまでです。「与座の名護キャンプ」4月の放送タイムシフト視聴はこちら→ lv215406087

  


Posted by せりざわ at 19:15Comments(0)トピックス

2015年03月30日

20150328新日本プロレスふじさんめっせ大会を観たのでその感想

20150328新日本プロレスふじさんめっせ大会を観たのでその感想

【大会の感想】
▼第一試合▼
田中 翔×タイガーマスク
VS
アレックス・シェリー×KUSHIDA
○KUSHIDA:シェリーがいいのはいつものことながら、KUSHIDAのゴツゴツ感が良かった。欲をいえば技に拷問系があればメリハリが効いてより怖さが際立ったかもしれない。
○田中:この試合の、俺的にはこの大会の殊勲。熱と根のあるレスリング、引かない姿勢が熱い。少々受け身に固さがあってドキドキもしたけれど最後までいい意地の張り方だった。この田中の試合を見て俺、俄然テンションが上がり機嫌が良くなり、最後まで盛り上がって楽しめた。
○ただ、田中くんちょっと地味。俺はその感じ好きだけど、今の新日の流れだとどこかでキャラ変しないといけないことになりそうで…それは嫌だなぁと。でもしなければ生き残れそうにないし。今からそこだけ、憂鬱。
○田中くん、休憩時間に「応援ありがとうございました!」的なことを言いにきてくれた。こっちこそ盛り上がる第一試合、ありがとうっす♪

▼第二試合▼本間 朋晃×永田 裕志
VS
ジェイ・ホワイト×中西 学
○中西vs永田:中西G1初優勝をみたのがプロレスに傾倒する大きな一因だったり、第三世代で埋もれがちだった永田さんが地味ながらトップ格ににじり寄る様に拍手をしたりと第三世代ど真ん中な俺的に、ぐっとくる絡みだった。中西は動きがかなり重かったもののがっちりアルゼンチン。永田さんもきっちりいい攻防。白目出さずにいい攻防。

▼第二試合エキシビジョン▼
永田裕志vs俺
○鈴木みのるファンの俺、更にここ数年の永田さんの試合っぷりに拒否感を覚える俺。大声援の入場中に本間・永田さんへ大ブーイング。本間は「あ?!」と一声出してリングへ。永田さん、俺の前にやってきて「俺か!俺にブーイングしてるのか!」とつめよる。負けずに目を合わせて大きく頷き大きくブーイングする。この野郎的なことを吐き捨てリングに上がる永田さん(笑→試合後、拍手をして永田さんを迎える俺に「お前!態度変わったな!」と若干うれしげに毒づく永田さん。更に大きな拍手と「永田!良かったぞ!」と応える。
○拍手をした理由:中西vs永田にぐっときた。白目を出さなかった。ぐっとくる試合をみせてくれた選手にブーイングはしたくないので。
○思えば、本隊のスター選手にブーイングするヤツなんてそうはいないよなぁと連れと話す。大阪方面では内藤くんがかなり喰らっているみたいだけど(笑 スター選手だから・回りがしないからでやらないのは気に入らない。本隊選手がブーイングされて客につめよる感じ、それこそ第三世代が上に上がろうとしていた時期の新日っぽい気がするのは俺だけかなー→最近、女子や子どもへのサービス過多な新日。入場の時、俺ら男子やおっさんオバちゃんスルーして子どもの頭を撫でに行く選手たち。それが悪いわけではないのだけどそういう路線で売っている中、本隊選手なのに俺ごときのブーイングをスルーせずにいじりにくる永田さんにはやっぱり自分を通す一流感を感じた。そういうイジリだってファンには嬉しいもの。俺の中での永田好感度、ぐっと上がった。もちろん次もブーイングするよ。

▼第三試合▼内藤 哲也×小島 聡×天山 広吉
VS
コーディ・ホール×ドク・ギャローズדザ・マシンガン”カール・アンダーソン
○ガイジン軍団:個性がなかったなぁ…キャラではなくてレスリング的な個性というか。技がすげぇよ!とかパワーがすげぇよ!とか。
○テンコジ:第二試合に続き第三世代関連で盛り上がる俺。天山のコンディションも安定してきた様子。とはいえノスタルジックなフィルターなしだと確かにしんどそうな部分があった。モンゴリアン時の「スィースィー」合唱、今回は小さかったなぁ。コジのハイテンションっぷりは毎度熱くさせてくれる。
○第三世代軍で世代闘争惹き起こしてくれないものかと妄想。
○内藤:テンコジとの並びでいい活躍っぷり。後輩ポジションというか…前面を切り開いて走るよりそういうポジションの方が生き生きとやれるタイプなんだろうか。あとは…何度みても変化がないなという感想になってしまう。テンコジと組んだからこその何かが観たかった。

▼第四試合▼マスカラ・ドラダ 柴田 勝頼 後藤 洋央紀
VS
ケニー・オメガ タマ・トンガ 高橋 裕二郎
○柴田:媚びないっぷりがかっこいい。空気感でリングをコントロール。後藤とのタッグは息があっているのかそうじゃないのかちょっと不明だった。
○後藤:もっとゴツゴツいってもいいんじゃないのかと。組んでいる柴田と色を変えたいのかなとも思ったけれどそういう器用なことはできない選手だし。なんというのか、いちいち柴田に持っていかれている印象。
○ケニー:ひたすらかっこよかった。ドラダもっとがんばんないと!が感想。ちょっと格が違う。ドラダもいい選手なのはよく分かる。すげぇなぁと思って観ている。それでも2人が絡むと完全にケニー色になる。もうちょっと拮抗して欲しいという話。

▼第五試合▼田口 隆祐×キャプテン・ニュージャパン×真壁 刀義×棚橋 弘至
VS
外道×石井 智宏×矢野 通×中邑 真輔
○タナ:相変わらずこの面子の中で、今大会通して一番汗をかいて試合していた。vs中邑は互いに絡まないよう意識してたんだろうなぁと。そこは不満。もっと絡んで2人と他の選手の格の違いを見せつける試合になっても良かった。

▼第六試合▼バレッタ ロッキー・ロメロ YOSHI-HASHI オカダ・カズチカ
VS
ニック・ジャクソン マット・ジャクソン バッドラック・ファレ AJスタイルズ
○AJ:AJに尽きる。入場から退場まで張りつめた緊迫感。大仰な何をするわけでもないのに一つ一つの所作が酸素を焦げ付かせる感じ。殊更大柄ではないのに重厚なレスリング。これだけの大人数タッグ中でも際立つ。
○YOSHI-HASHI:メインが盛り上がったのはYOSHI-HASHIの頑張り。弱い選手ががんばってる!という感じではなくなってきたのがいい。そろそろレスリング自体にもYOSHI-HASHIらしいものが出てくればもっと推せる。
○カズチカ:vsファレで感情的な試合をみせてくれた。そういう姿は悪くない。1・4で味をしめたのかな?と邪推しなくもないけれど(笑 ただファレ。AJやアンダーソンならともかく相当な「実績」を持つカズチカの壁になるほどか?という印象。試合中、なんだか全日に参戦していたVMのビッグダディを思い出してた。

▼全体の感想▼
○実はどうにも引きがないカードだったので不安だったのだけど、楽しめて安堵。
○前半がゴツゴツ感のある試合だったせいかもしれない。
○一方、どうもセミ・メインが第二・第三試合っぽい空気だった→あれだけの選手が出ている中でどうしても「笑い」は差し込まないといけないか?と。矢野芸だけでいいんじゃないかと。
○どんな層にも万遍なく楽しんでもらう為に色々な要素をいれようとしているんだろうと推測。そんなことしなくても大丈夫だと思うんだけどなぁ。
○でもそう考えたら前半戦のカードも分かる。現在ハネてる本間に第三世代、内藤にテンコジとどの世代も楽しめるようにという工夫がある…ともいえる。ただそういうのは前半だけでいい。後半、特にトップレスラー陣の試合こそ薄めずに濃いものを提供して欲しいし、それで十分以上に盛り上がるし濃いからこそ語ることのできる試合になる。地方大会ならではのレアな濃いカードと濃い試合、観たいです。

▼雑感▼
○非常に崖っぷちな状況に悩みつつも自分に気合を入れる為にFC予約で購入。→今回は1列目をもらえたもののかなり端→当日のカードを見ると8人タッグ、6人タッグ目白押し。赤青コーナー側の端だとこれ、ほとんど見えないパターンじゃ…とうなだれる。→結果、は一番端だった。赤青コーナーの真後ろ。大ハズレかと思ったら真横が花道だったので選手の入場が存分に楽しめたり、こちらブロックには俺と似たタイプのお客が多かったようで楽しく盛り上がることができたりそれほどのストレスはなく楽しめた。それでもやはり後半戦は選手の脚の間から試合をみるハメに。ショックだったのは新日HPの試合速報の写真。カズチカvsファレで、カズチカのドロップキック写真が掲載されていたのだけれど俺、それ、観てない…これ、コーナーに立つ選手に邪魔されて観れなかったんだよな。この席ポジションで大人数タッグ観てるとよくあるんだよ。突然お客が沸くのに何が起こったか分からないことって。盛り上がれない・観れない場面があったというのは、やっぱり凹む…。

○プロレス仲間のおにいさん、おねえさんらと談笑。みなさんはこの翌日の浜松大会にも行くとのこと。あぁ連戦羨ましい。
○天山の撮影会に急遽参加。今回から撮影会参加に身分証明書も必要になるらしい。撮影会、緊張したッ。ガッ!っと顔を作って撮影したら「天山さんの手がブレたのでもう一度お願いします」とのこと。もう一度、アホっぽい顔を作ったり…撮影後もう一度握手してもらうのもおかしいし変な間は空くし…で、妙な空気になっちゃったなー(笑
  


Posted by せりざわ at 12:08Comments(0)プロレス観に行ったので

2015年03月06日

20150215PRO-WRESTLING NOAH清水マリンビル大会を観たのでその感想。

20150215PRO-WRESTLING NOAH清水マリンビル大会を観たのでその感想。

【大会の感想】

▼第一試合▼
清水大会オープニング3WAYマッチ20分1本勝負
小川良成 
vs 
熊野 準×
vs
青柳政司○
4分38秒 延髄斬り → 片エビ固め

◎小川:最近欠場の一報を聞くことが増えた小川さん。レスリングの端々がキレているだけに、無理をしているんじゃあないのかと、試合後、ふと思ったり。ベテラン小川にそういうの考えるのは失礼なことなんだろうなとも。
◎青柳館長:昨年から観る機会が増えた館長。不思議なもので(多分)10年以上前に観た時と変わらない印象。むしろ今の方が重鎮感があって好きかも。
◎熊野:対極ながらどちらも曲者な小川・館長を相手にいい味を出す熊野。3WAYでよくある光景・即席チーム結成を館長に持ちかける→これもまたよくある言い出しておいて裏切るパターン→制裁の流れを仕切る。なかなかの胆力を見せてくれた。一方でまだ新人のうちからネタに走ることへの不安も感じる。けれどもやっぱり色んな経験は積んだ方がいいのかな。

▼第二試合▼
「TMDKモンスター vs 剛危朴訥」30分1本勝負
○ジョナ・ロック vs北宮光洋

◎北宮:超危暴軍・北宮、初見。正直なところ変わってなくて残念。レスリングは相変わらず迫力があって盛り上がったものの殊更暴虐ファイトに走ることもなく、持参したプッシュアップバー(木製)も使わず。ヒール始めた時の森嶋もそうだったように超危暴軍はエンジンかかるの遅いのかしらと。それとも北宮はそういうキャラでいくのだろうか。やっぱり受け身の固さが気になるなぁ。
◎ロック:怖いガイジン、いいなぁ。北宮とのバチバチもっと観たかったかな…と思わせるということは北宮の正統派レスリング対応は間違っていなかったのかも。

▼第三試合▼
「暴走ムイビエン vs ブリティッシュマスター」30分1本勝負
○大原はじめ vsザック・セイバーJr.

◎いかんせん、今大会のベストバウト。
◎序盤に粘度の高いレスリング、しばき合いを挟んで終盤は意地の張り合い。大原くんのキャラからいえば地味ともいえる展開ながら熱かった。
◎大原:序盤のサブミッション他テクニック勝負ではテクニシャン・ザックに肉薄するもの最終的に常に一歩、先をいかれてしまう。いいところまでいく、だけが続く。中盤から後半、ザックに右腕を攻められ壊されながらぐいぐい反撃の精度を上げていく。気持ちでもっていく部分と技術がかみ合っていく空気、圧巻。あのせり上がるような会場の盛り上がりはぐっときた。
◎ザック:テクニシャンぶり全開。思い返せば最後まで徹底して大原くんを封じ込めた。俺が「大原はじめ」の何を知っているのかと言われるとスミマセンとしか言えないけれども、これまで観てきた大原くんの「らしさ」はそこになく、大原くんの軸がむき出しになっていた。俺が知らないだけで、大原ファンからすればそれもまた大原くんなんだろうなあと思いつつ、そういう大原くんを引きずり出してくれたザックに感謝。

▼第四試合▼
「Passage to Colosseum」30分1本勝負
○齋藤彰俊 vsクワイエット・ストーム

◎シェイン、マイキーの欠場を受けて急遽決定したカード。次のビッグマッチ・関本×岡林戦でタッグを組む2人の試合。
◎ストーム:重くて太くて動ける。前回観た時よりも動きがキレていた。若干、終盤にスタミナ切れが見えたかなぁ。
◎彰俊:二回連続で彰俊勝利を生で観られた昂奮たるや。一進一退の攻防にタッグパートナーゆえのたわみはなく、むしろ厳しい攻め。あまりにもバチバチやるから、関本×岡林戦に支障が出ないかと心配になったくらい。前回・今回がそうだっただけなのか、なんとなく試合運びが変わった印象。超滞空ブレーンバスター…は相手が超重量級だからナシなのは当然としても、スイクルデスやラリアットのタイミングが群を抜いて、いい。シングルだからなのか→3・4年前のグローバルリーグ公式戦を鑑みてもやっぱり今の方がいい。

▼第五試合▼
「BRAVE vs 超危暴軍」6人タッグマッチ30分1本勝負
石森太二×中嶋勝彦×モハメド・ヨネ
vs
拳王×マイバッハ谷口×森嶋 猛○
◎森嶋vs太二:圧倒的体格差でのレスリング。否応なく盛り上がる。森嶋もヒールップリが板についてきたものの、こういう組み合わせになると少し優しくなってしまう様子。VM時代のコジを思い出した。
◎拳王vs勝彦:この試合の核。肉厚化した勝彦はそれでもスピード・スタミナが落ちることもなく拳王を攻め立てる。それを受ける拳王は、殊更悪逆に走らず正面から受け返す。「強さ」は勝彦が勝っているように見えたけれど、その流れで押し切らせない拳王の意地っぱり感がいい。やっぱりシングルがみたいなぁ…。
◎超危暴軍に活気があったのは鈴木軍登場による効果だろうかね。良いことだと思う反面、それじゃダメだろとも。そんな中、一番割を喰うのはマイバッハとヨネさん的なポジションかもしれない。飯塚さんとマイバッハじゃ飯塚さんの方が濃いし。鈴木軍はベルトにしか興味示さないからヨネさんテーマないし。
◎北宮のマイク:「面白くないからさがれ」と大原くんに揶揄される。やっぱりそういう扱いなのねと納得(笑

▼第六試合▼
GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦
「BRAVE vs 鈴木軍」タッグマッチ45分1本勝負
○小峠篤司×丸藤正道
vs
タイチ×飯塚高史

◎小峠vsタイチ:タイチはもう少し出来てもいい。新日でもNOAHでも同じシークエンス。むしろ小峠vs飯塚さんの方に興味がいってしまった。
◎丸藤vs飯塚さん:消化不良…にしかならないのは承知。だから消化不良がダメだってわけじゃあない。この試合はそういう試合だという再認識。この2人の絡みは、それでも面白かった。飯塚さんのテクニカルレスリングが解禁される日はくるのだろうか。

▼第七試合▼
GHCジュニアタッグ選手権試合前哨戦
「NO MERCY vs 鈴木軍」6人タッグマッチ60分1本勝負
平柳玄藩 ×原田大輔×杉浦貴
vs
エル・デスペラード×TAKAみちのく×鈴木みのる○

◎デスぺ&TAKA:なんというのか、さすがにしっかりしてくれよと。NOAH侵攻を掲げている鈴木軍なのにその勢いが感じられない。猛攻はしなくていいから翻弄してくれよと。
◎みのるvs杉浦:特に序盤、激しく意識し合って激しくやりあう場外戦。ドエライ緊張感。思わず地方大会でそこまでやるのはもったいない、と思ってしまうほど。
◎みのるvs玄藩:俺的最注目の組み合わせ。昇竜玄藩をがっつりガードされてからのビンタ×2で遊ばれる玄藩、やるかやるのかと思っていたら、やった。鈴木みのるの顔面にツバ攻撃。その後、ボコボコ。玄藩、いい仕事をする。
◎毎回ながらみのるさん、今大会、一番汗をかいていた。他の選手が手を抜いていたということじゃあない。本気度が全方位に向いていたということ。入場からレスリング、場外乱闘、マイク、退場までドームや後楽園と同じマックスなテンション。こんなコストパフォーマンスの悪いトップレスラーもいない。みのる参戦の大会は毎回、得をしたと思って帰ってくる。サービス精神なんて小さいものじゃない。
◎みのるさん:更にまた体を絞った感じ。顔つきが異様にシャープ。怖い。動きがいい。GHC戦を見据えての身体調整なのだろうか。GHC戴冠、期待できそう。とはいえ体重を減らすとイニシアチブなはずの体格差が埋まってしまう。そうなると丸藤のテクニックとスピードと正面から対決することに…とか、プロレスマスコミ風なGHC戦予想をしてワクワクしてしながらマリンビルを、出た。

▼雑感▼
○開場後、パンフ購入。みのるTシャツ確認。
○連れが彰俊さんの撮影会へ。待っているとみのるさん登場。サイン会が始まる。どうもFC撮影会は段取りが悪かったらしく中々終わらない。ドキドキしながら会場入り口で待つ。連れ、帰ってくるや先に買っておいたTシャツを手渡してみのるブースへゴー。せっかくなので写真撮影もお願いしてみるとOKしてくれた。ものの…緊張のあまりブレた。それが分かったのでもう一枚…そんなことをしていたので「長いよ…」と怒られた(笑

○休憩時間、昨年の新日・ツインメッセで声をかけてくれた方が俺を見つけてくれた。NOAHだけじゃなくインディも好きで中央方面も観戦に行くらしい。実はWRESTLE-1旗揚げにも来てらしたとのことッ。プロレス界の未来を案じる話は、いい時間だった。昨今の新日の大隆盛はすごいけれどプロレスファンが増えたというより新日ファンが増えたに過ぎない、それがどこまでプロレスファンになるかが大事…は本当によく分かる。鈴木軍や永田・天山・ライガ―らのNOAH参戦を契機に新日だけファンがプロレスファンになってくれたら嬉しい。
○帰りもがっちりお話させていただいた。オカダドルも二枚、いただいた(笑 俺は観戦に夢中で大会後はそこそこぐったりしているのでドルゲットにまで気が回らないでいたから、超嬉しい。


○こちらのブログを読んで下さってるということなので、途中になってしまっていたチケットの話…をここで。弟さんがメール交換を…という流れで会場から出て、そのまま件の玄藩トークになったため中断された話。チケットはほぼ全部ファンクラブで取ってます。発売初日に電話を何台か揃えて時報を聞きながら…発売開始と同時に電話し続けてます(ちなみに今回の清水マリンビル大会は発売開始から9分後に電話が繋がって取れた席でした)。ご存じかと思いますがなかなかこれが難しくて状況によっては必ずしもいい席が取れるとは限らず、実際、二年前のG1は砂かぶり席が取れずマス席の後ろ方面に飛ばされました…FCチケットなのに一般販売より悪い席が当たってしまうこともあったり…。電話した時に問い合わせてどんな席が取れたか聞ける場合があるのですが、ちょっと見ずらそうな席だったりするとチケット買わないこともあります。昨年でいうと全日チャンピオンカーニバル開幕戦、リアルジャパン・貴闘力デビュー戦をスルーしてしまいました。そんな調子で買ってまして、会場でもお話した通りチケット購入の人脈があるとかはないです(笑 日程・時間等の調整がうまくいってFC予約発売日にがっちり電話できて、いい席で行けそうな時だけゲットしている感じなんですよ、実は。なので一緒に購入するというのは互いにかなりリスキーかと思われます。お約束しておきながら発売日に時間取れずうまく予約できなかった、になったら申し訳ないですし…というお話をしたかったのですが、会場の撤収に追われているうちに別の話題になってしまい…なんか申し訳ありませんでした。とはいえいつかはこう、隣合った席で観戦したいという欲もありまして…何かしらうまくタイミングがあった時にはぜひ。

  


Posted by せりざわ at 00:00Comments(0)プロレス観に行ったので

2015年03月05日

20151014新日本プロレス東京ドーム大会を観たのでその感想

20151014新日本プロレス東京ドーム大会を観たのでその感想


【大会の感想】
▼第0試合▼
1分時間差バトルロイヤル ~ニュージャパンランボー~
永田裕志vs YOSHI-HASHI
○特典のイスを佐川急便で送ってもらおうかと思い、伝票・支払いの列に並んでいたら突然、第ゼロ試合開始のアナウンス。もう少し時間あると思ってただけに右往左往。イスを送りにきたんじゃない!試合を観に来たんだ!という俺の一声で連れもろとも席へ急行。
○ヒロ斉藤、藤原組長、ザ・グレートカブキ登場:沸いた。豪華だったなぁ。ヒロさんのセントーン、組長の一本足頭突き、カブキの毒霧がしっかり観れたのでそこは満足。
○永田vsYOSHI-HASHI:YOSHI-HASHI…もう少し爪跡を残そうよと。
○この形式は、ドームには向かないんじゃ…と。少なくとも俺の席からだと見えづらくて選手の登場が常にピーク。試合の内容が入ってこない。声援も選手に届かないし細かな動きは把握し切れない。モニターを観れば分かるんだろうけど目の前の試合を見ないでモニターっていうのも味気ない…そんな感想。

▼第一試合▼
IWGP Jr.タッグ選手権試合4WAYマッチ
[王者]ボビー・フィッシュ×カイル・オライリーvs [挑戦者組]アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ vs ニック・ジャクソン×マット・ジャクソンvsアレックス・シェリー×KUSHIDA
○3WAYでも嫌いなのに、4WAYて。
○陽気なガイジンが陽気さを封印していたので、すっきりと技のスゴさを堪能できた。
○結構、スゴイ、カッコいい技も出ていたんだけど誰が出したか覚えていない…残念。テレビや雑誌で楽しむ習慣がない俺には、なじみの薄いガイジン軍団は今一つ分からない。

▼第二試合▼
天山広吉×小島聡×本間朋晃
vs
ジェフ・ジャレット×バッドラック・ファレ×高橋裕二郎
○ジェフ・ジャレット:なかなかのヒールガイジンっぷり。ギターがあからさまに「壊す用」だったのはちょっと冷めた。
○天山:ドームで天山の入場が見れるのはいかんせん嬉しい。モンゴリアンでの「シュー」も楽しい。そういえば周囲の人は「シュー」やってなかったなぁ。
○小島:テンコジのそろい踏み。あと何回見られるのか。

▼第三試合▼
矢野通×丸藤正道×マイキー・ニコルス×シェイン・ヘイスト
vs
飯塚高史×シェルトン・X・ベンジャミン×ランス・アーチャー×ディビーボーイ・スミスJr.
○丸藤:飯塚さんとの絡み、もっと観たかった。不知火も観たかった。もっとガツンといって欲しかった。とはいえ、やっぱりこの試合の軸になったのは丸藤。リング上でのどの絡みもどのレスリングも惹き込まれる。丸藤が上がると俄然、面白くなるねぇ。
○ガイジン戦争:シェイン×マイキーのポテンシャル全開。ベンジャミンもスゴくて見応えあるけれど今回は若干この2人が勝っていた様子。アーチャー×デイビーは、ちょっと印象薄。もう少しらしさが観たかった。TMDK相手にいいレスリングで応えていたのは好印象でありつつ寸止め感も否めない。そんな感じ。

▼第四試合▼
桜庭和志vs 鈴木みのる
○久しぶりに新日の大会で胃が痛くなった。最初から最後まで緊迫感がすごい。
○桜庭:間合い・ポジション取り、関節技への移行のキレ味。早い。きれい。雑味がない。柔らかくて掴みどころがない。リング上に寝た相手への上半身へのフットスタンプ、生で観れた感激。それも相手が鈴木みのる。場所がドーム。ある種、最高のシチュエーション。打撃はちょっとぺちぺちしちゃってた。
○みのる:覚悟の白コスチュームで登場。絞られた体に殺気ある形相。今大会最高の入場。試合は、桜庭が総合色を全面に押し出す。それをみのるさんプロレス色で塗りつぶす。相容れない「圏」が衝突。桜庭のキレをゴツゴツと返す。桜庭にロープ越しの逆さ逆十字を決る。場外では逆にVロックを決められ絞り上げられる。目の前3メートルで決まる桜庭のサブミッションにみのるファンなのについ感動してしまう。
○終盤、腕を痛めたみのるさんと攻めきれない桜庭。スリーパーからの逆落とし。尚も首から腕を離さないみのるさん。沸き起こる「落とせ」コール。レフェリーストップがコールされる。一気に決まった勝負に溜息と歓声。一部呆然。
○燃え尽きた。隣の席のおにいさんと「この試合が俺的今大会のメインだったんだ」と盛り上がる。気持ちのいいおにいさんだった。
○ドームで、シングルで勝つ鈴木みのるを観たのはいつぶりか…というか初めてじゃないのかな、俺。

▼第五試合▼
NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
[王者]石井智宏 vs真壁刀義
○石井:俺は石井ちゃんのファン。それは揺るぎない。それでもこの試合、やっぱり格の差を見せつけられたと言わざるを得ない。石井ちゃんの持ち味、ゴツゴツ・バチバチで常に上を行かれた。それはやっぱり、何もさせてもらえなかったに等しいよなぁ。
○真壁:俺は真壁のファン。それも揺るぎない。だからハードルは上がり切っていた。実績・格ともに石井ちゃんよりはるか上の真壁がNEVERに挑戦すること自体どうなのかという思いもあった。それだけに難しい試合。ために楽しみでもある。結果、石井ちゃんの持ち味でねじ伏せた。いい正解だったと思う。「勝ち方」が要求される試合というのは、難しい。さすが真壁。

▼第六試合▼
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王者]田口 隆祐vs]ケニー・オメガ
○ケニー:ケニーのスゴ味を田口が受け切れなかったという印象。ケニーが出し切らないうちに終わってしまったというね…。陽気な路上王のヒールターンは超かっこよかっただけに切ない寸止め感。

▼第七試合▼
IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン×ドク・ギャローズ
vs
後藤洋央紀×柴田勝頼
○昨年のドームではシングルで戦い好勝負をみせてくれた柴田と後藤のタッグ。両者とも嫌いではないので、特に柴田は超推しているのであえて言う。正直なところ、良さが消えていた。変な言い方になるけれど、互いに気を遣っている距離感がレスリングに間延びを感じさせた。気を遣ったというのは正しくないかもしれない。それでももっと突っ込めよと言いたくなる距離感があった。同級生タッグを意識したからこそのそれだったのかもしれない。そうじゃなければもう少し「自分が自分が」になり連携は雑になっても、逆に両者のらしさが存分に出た試合になった気もする。
○2人とも、シングルプレーヤーが似合うという俺の勝手な思い込みもあるんだろうかね。

▼第八試合▼
内藤哲也vs AJスタイルズ
○内藤:なんでだろうか、身体能力も技の切れもパフォーマンスもスゴイとは思うのに熱くなれない。嫌いな訳じゃあない。古い話になるけれど内藤が海外修業に行く前は一推しくらいの勢いで推していた若手だった。連れからふと出てきた言葉「何となく、量産できそうなんだよね」に納得しそう。
○AJ:二回目。前回のインパクトを更に上回る。怖い。攻め手のエグさは技だけではなく、相手の間合い潰しにも見られる。そういうリング上を支配する能力が高い。だけではない。エグくエグく怖く怖く攻めておいて、フィニッシュがいつも通りじゃカッコつかない。そこもしっかり決めてくる。ヨシタツを沈めたスタイルズ•クラッシュを、コーナー中段から敢行。余りのイカれっぷりに更にファンになった。
○ヨシタツに関しては…復帰を祈っています。この人も若手時代、推してたんだよなぁ。

▼第九試合▼
IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負
[王者]中邑真輔vs飯伏幸太
○文句なしで今大会のベストバウト。本当はみのるvs桜庭を挙げたいところながら、その試合でピークを迎えたはずの俺が更に同等以上の昂奮を以って盛り上がったので。ただ、みのる勝利で気が楽になったりテンションあがったりしていたという相乗効果もあるから…同率一位ってのが正しいかも。まぁそういう順位付けは意味ないか。方向性が違うから比べようもないし。
○テーマは狂気。そういう意味でいうとすばらしくいい「狂気」だった。こういうテーマだとすぐ反則に走ったり凶器に走ったり狂人キャラになったりと安易な方向になだれ込みがち。そんなことをせずあくまでレスリングの応酬、組立、技で「狂気」を見せてくれた。
○飯伏:中邑のクネクネや顔面バイブをやらかしたのもさることながら、俺の勘違いでなければ、ドロップキックの相打ちの流れで中邑がボマイェ移行したのをみて、空中で咄嗟にフットスタンプに切り替えて中邑の腹を踏み下ろす…という場面があったのだけど…重力があるはずだよねと…ホントに現場での空気に呑まれてそう見えただけだったら恥ずかしいと思いつつ、思い出すと未だに鳥肌が立つ。重力って万人にのしかかってくるものだと聞いていた。飯伏だけは例外なのかと思うくらいの一発。どえらいものを観た。

▼第十試合▼
IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王者]棚橋弘至vs]オカダ・カズチカ
○棚橋:執拗なヒザ攻撃からロープに絡めてのドラゴンスクリュー、更にロープに絡めたままコーナートップからのハイフライフロー。棚橋のエグ味全開。こういう言われ方は一番されたくないかもしれない。それでもやっぱり棚橋はゴツゴツのストロングスタイル。そう思えてならないフィニッシュ。
○カズチカ:そのセンスを余すところなく放り込んだ。そういう印象。少し思ったのはグラウンドでの妙なもたつき感。テクニック的なことなのかな。
▼大会の感想▼
○みのるvs桜庭、真壁vs石井、ケニー、AJ、中邑vs飯伏と俺好みの試合や選手が続いたせいか、そこに至る中盤までの試合が今一つ印象に残らなかった。
○メイン:棚橋勝利で超盛り上がって「愛してまーす」も一緒に叫んできて置きながら言うのも気恥ずかしいけれど、やっぱりもう少しヒリつきたかった。実際、どちらが負けてもそれほど大きく傷はつかない。それだけの十分な実績がある。棚橋を応援しながらも、負けたところで…と右脳の片隅で思ってしまう。「勝敗」がある以上、「勝敗」への興味が希薄になる流れはやっぱりどこか盛り上がりに欠ける。
○カズチカの涙:現場では軽くぐっときた。連れは「レスラーは超人なのだから、泣くんじゃない」とキツい一言。俺も少し同意。ああいう人間味を出すのも悪くはない。ただ、なんだろうか、結果、レスリングよりもそこばかりが語られる方向に行くと、それは違うと思うしね。リング外のあれやこれやも「プロレス」なのは承知しているけれどIWGP戦なんだから試合内容こそが一番語られなくてはいけないと思う次第。そんなことも含めて今後、カズチカ周辺がどうなるか興味はある。

【雑感】
○トイレ休憩!なぜ省いた!これはもう言わせてもらう!バ.カかと!さすがに新日、バ.カかと!10試合もあって4時間もの大会開いておいて、なんなら地方からも客集めておいて!トイレ行きたくなった客はかならず一試合犠牲にしなきゃいけないでしょ!チケット代払って、交通費払って、人によっては宿泊費も出して、なのにトイレで一試合観れないって。知人からの噂では…昨年2014のドーム、演出だ何だに凝り過ぎて終了時間が遅くなり電車で帰れなくなったお客が続出、クレームも続出。その結果が今年のトイレ休憩ナシ&過剰な演出ナシになったとか。それならもう一時間、開始を早めるとかできないの?と。
○パイプイス特典、家に持ち帰ってみれば確かにいい思い出になる一品。けれども、そういうところに力入れずにもっと見やすくなる方法を模索して欲しい…。今年は昨年よりリングと客席の距離が遠かったみたいだし。特製パイプイスを作るなら、例えば1列2列…とすこしずつ高さの違うイスを別注してもいいんじゃないのかと。両国他、大会場で使い回しできるようなのを。確か博多スターレーンは高さの違うパイプイスがあって、後列でもかなり見易いはず。関係者席・一列目は両国のマス席みたいな、お相撲の砂かぶりみたいな座敷席にするとか高低を出してくれよと。ロイヤル買ったものの、今年もそれなりに後ろだったので観づらかったです。
○ただ、そうはいっても自分的に好カードがくるとぐっと集中力が増して多少の前列の後頭部は気にならなくなったりもするのだけど。
○パイプイス特典、佐川急便で送れるという話→送料を調べると一脚2200円。二脚なら4400円。消費税別。あの重量と大きさならそんなもんだろうとは思う。一応伝票販売の列に並んでみる。並びながら、なんかもうパイプイス買いにきたわけじゃないしなぁとか第ゼロ試合間に合わないと嫌だなぁとか…考え込む。一番くすぶったのが、佐川急便に儲けさせたいのか新日?そういうビジネス的なアレがあるのか?という邪推。で、なんだか俺の反骨に火がつく。結果、重くて脚がすぐ開くイス二脚、水道橋から静岡まで抱えて帰ることに。翌日、腕、筋肉痛。まぁ、そういう強行軍自体は結構楽しかった。
○愛知からいらした棚ファンの方とお喋りさせてもらった。宿泊されて翌日の後楽園も見て帰るらしい。いいなぁ。

▼チケット▼
○今年もまた1人5万の高額チケット。2人で10万。行くか行かないかに悩む。行きたくないわけではないけれど、ドームはどこから見ても見ずらいことを知っているため高額だと二の足を踏む。更に日々の生活の経済状態も悪化していることもあり中々決定できず。それでも行かずに後悔するのは嫌だとなり、決定。
○因みにチケットは通常通り、3列目。いい席、こない…。
○キャスター付きバッグ「黒柴くん」に変わるキャスター付きを模索。安いデイバッグかトートバッグをスワニーフレームにつけてしまおうとなる。つけてみると、なんともいえないチープ感。市販されているキャスター付きデイバッグを購入しようかと悩むけれど、いいデザインのものがなく断念。「黒柴くん」再登場…に切り替えたのだけど、再考して新作トートで行くことに。キャスター付き新作トートの名前は「暴れ馬くん」。

【行程】
○3日夜、後楽園から帰宅し4日の準備をしてから就寝。
○6時起床。7時30分玄関前集合。8時2分、富士駅発。順調。日曜日だからか時間帯のせいか、多少車内ざわざわ。会話ができるので移動時間が短く感じられる。
○10時40分ごろ東京駅着。水道橋へ。とりあえずすぐにファンクラブ特典引き渡し会場へ向かう。売店は10時、引き渡しは11時。まばらながらお客がいる。列を発見して並ぶ。前に20人程度。それほど待たずに特典をいただく。そのまま売店へ。パンフと恒例のマフラータオル購入。11時30分前に終了。お昼を食べに行く前にお土産も購入。
○水道橋駅を抜けて、松屋他を散策。結果、はなまるうどんへ。券売機でチケットが買えないトラブル発生するもそれなりにゆっくりできていい感じ。体も休まる。13時までKENSOの話で盛り上がり、店を出る。
○今回は25番ゲート。どこかなーと探すと、ドームの真裏。歩いた。後に後楽園ホール側から歩くよりラクーア側からの方が近いと知る。
○入場はすんなり。こちら側からはそれほど入場する客がいない様子。ドームのシート内を降りるのではなく階段をひたすら降りる。いきなりグラウンドへ。
○席は花道横。四席離れていた。ちょっと席運がなかった。

○会場内を点検。連れがトイレ点検に行っている最中、俺は帰りのルート確認。ロイヤル特典を持って帰らないといけないので係員に聞き倒して、特典を持って帰る用の関係者出口の場所を見つけておく。

○19時終了。ゆっくり帰れることになり安堵。。
○関係者出口から出ると後楽園ホールの真下。人群れの中を歩く。
○東京駅20時過ぎ着。新幹線駅に行ってみると30分遅延していた。
○21時に東京駅出発。三島で降りて東海道線へ。最初からその計画ではあったけれどこのイスを抱えた状態だと新富士から歩くのはつらい。タクシーは経済的につらい。なのでちょうど良かった。
○富士駅に22時着。「みのるドーム勝利記念」のケーキを購入して帰宅。
○1時35分からのドームスペシャル放送をみながらケーキを食べて、終了。

  


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2015年03月05日

20150103全日本プロレス行楽錬ホール大会を観たのでその感想

20150103全日本プロレス行楽錬ホール大会を観たのでその感想

【大会の感想】

▼第一試合▼
ウルティモ・ドラゴン×金丸義信×渕正信
vs
青柳優馬×野村直矢×中島洋平
○ベテラン軍vs若手軍:初見の若手①野村くんは一年目。最初からいい顔つき、いい覇気。道を開けろ!と勝気でゴリゴリ押し込む。それをベテラン軍、道は譲らんとゴツゴツねじ伏せる。
○初見の若手②先月デビューの青柳くん、荒削りで時折下手さは見えるもののそれに甘えないレスリングが気持ちいい。中島くん、その2人をがっちりまとめて自らも切り込む。その並びをみるだけでも燃える。
○校長と金丸:若手に胸を貸さない。いい意味でおいしいところを持っていく(笑
○渕さん:帰りに連れと話したのだけど、渕さんム―ブは何度見ても盛り上がる。こう、「みんなが喜ぶ技を見せとけばいいんでしょ?そうすれば盛り上がるんでしょ?」感がまるでない。それが「プロレスが上手い」ということなんだろうなぁ。

▼第二試合▼
青木篤志vs高尾蒼馬
○石井慧介欠場を受けて急遽組まれたカード。感情の行き場のない2人の試合といった様子。
○高尾:ひたすら重厚なレスリングに燃えた。勝手ながら高尾くんは軽快に相手を翻弄する印象があった。DDTのフリ幅、ハンパない。
○青木:エグくエグく、高尾くんの背筋をいじめる。いじめていじめてしぼり上げる。それでももっと青木くん、怖いのもってるはず、とか思った。
○終始、得体のしれない緊迫感があった。本当ならタイトルマッチだったはずの青木くんとタイトルマッチに挑戦しえなかったはずの高尾くんのもどかしい熱量というか。
○試合後の青木くんのマイク「体調管理もレスラーの仕事」。これはつい先日話題に上ったこと。怪我や病気での欠場は仕方ないしそれほど文句も言わない。けれども、それをよしとしてはいけない。自分の名前を看板にして飯を食うというのはそういうこと…ってこれ、レスラーだけじゃないんだよなと。

▼第三試合▼
KENSOvs土方隆司
○どっちも応援したくて悩んだ末、土方くん応援。
○KENSO:いつも通り、ノリノリ。違うのはかなり前に前に押し込むスタイル。もう少しスカしたやり口だった気がする。
○土方:そんなKENSOに押し込まれる序盤。張り手の連打に顔を晒して前進。前進。張り手を張るKENSOをコーナーに押し戻す。相手がKENSOなので打撃戦にも関節合戦にもならずなかなか土方ペースにならないまま終盤へ。
○KENSOのチョークが炸裂。それでもDK的にはかなりキレイな勝ち方。
○2人とも、かっこいいなぁ…。

▼第四試合▼
SUSHI×大森隆男×秋山準
vs
石川修司×入江茂弘×曙
○石井欠場を受けて急遽登場の石川:初見。ゴツい。ウマイ。若干、新日の矢野を思わせる。vs秋山、見応えあった。
○入江vs秋山:入江くんの頭突きを受け、頭突き合戦を始める秋山さん。重く鈍い音が響く。この試合で二番目の盛り上がり。じゃあ一番はどこかというと…
○SUSHIvs秋山:秋山さんのSUSHIいじりが止まらない。往年の橋誠×秋山をみるかのよう。SUSHI、秋山さんの檄でひたすらエルボーの繰り返し…涙。
○曙:今回は活躍らしい活躍はなかったものの、序盤・中盤・終盤と圧倒的な力を見せてくれた。曙とどう戦うかでプロレスの力量が分かってしまうんだろうなぁと。俺はむしろ曙vs石川がみたかった。

▼第五試合▼
諏訪魔×佐藤光留
vs
ゼウス×鷹木信悟
○ゼウス:筋肉の存在感たるや(笑 光留テンチョーを圧倒。若干、筋肉&パワー以外に何をやったか思い出せないきらいがあるのがもったいない。
○鷹木:何度かは見ていていい選手だと記憶はしているものの諏訪魔・光留テンチョーを相手にどんな試合をするのか楽しみだった→期待を裏切らないレスリング。こんなにオールマイティな選手だったかと驚く。
○諏訪魔:今回は比較的おとなしめ。それでも相手チームを完全に圧倒。vsゼウス、vs鷹木両方とも今後の期待値が上がる絡み方だった。
○光留:昨年の失敗を受けて「テンチョー」コールは入場時だけにした俺。ゼウス、鷹木くんともに蹴り切れなかった感があるなぁ。関節勝負も鷹木くんにやり込められたりゼウスに持ち上げられたり。もう少しいいところがみたいぞテンチョー。

▼第六試合▼
宮原健斗×鈴木鼓太郎
vs
長井満也×南野タケシ
○健斗:ドえらく成長した…ッ!活きのいい若手の範疇から脱却しつつある。なにより存在感増。長井・南野という濃い2人を向こうに回して尚、消えるどころか、増す。時々技に雑味がみられるのは愛嬌…とか言ってちゃダメな時期か。
○長井×南野×KENSO:南野くんが芸人・超新塾のマンモス(今は改名したんだっけ?)に見えて仕方ない状態から開始。ゴング前、世界タッグ戦認定書を引き裂く暴挙。それを観た連れ「いやあれ破ったら、この試合勝ってもベルト巻けないんじゃ?アジアタッグの公式戦じゃなくなるじゃん」…怖いくらいの正論に笑ってしまう。終盤、GAORATVの赤ベルトを嬉しげに巻いたKENSO登場。再び笑ってしまう。KENSOの介入により、健斗、場外で首つり磔状態。鼓太郎、南野くんのエアサロンパススプレーを顔面に喰らった上、3対1。残念ながらアジアタッグ、落としてしまうXceed。勝ち名乗りを受けたDK三人、えらく無邪気な笑顔で抱き合う。みたび笑わされる。DKの目的はなんだ、人を笑顔にすることなん?(笑

▼第七試合▼
ジョー・ドーリング
vs
潮崎豪
○並んでみると潮崎くん、ひどく小さい。ジョーがひどくでかいってことなんだろうなー。圧倒的馬力の差におされぎみの潮崎くん、徐々にイニシアチブ奪い返す。
○ジョー:怖い。ひたすら怖い。デカくて動ける外人がこんなに怖いとは…。ちょっと気を抜けばあっという間に決められてしまいそうな怖さ、同時に決めるとか決めないとか度外視して何かやらかしそうな期待値の高い怖さ。ジョーの顔つきやいでたち、キャラがそれほど怖さアピールしていないだけに、殊更怖い。終盤、潮崎くんのフィニッシュホールドを二発喰らってなお、返す。
○潮崎:出し尽くした。中盤、場外へのボディプレスを敢行。なかなか見せない潮崎くんが出てくる。終盤、何をやってもどう動いても全て受け切るジョーに潮崎くんが持ってきたのは剛腕勝負。ド突き合い。ド突き合ってド突き合って最後に立っていた方が勝ち。そんな勝負、昂奮しないわけがない。
○三冠らしい試合だった。序盤は重く腰を据えた受け合い。中盤から終盤にかけてうねりがどんどん大きくなる。「受ける」を堪能した。泣けた。
▼雑記▼
○今年は経済的理由+愛描の体調が心配なため、通いにしてみる。小田急線使用の話もあったけれど余り強行軍過ぎて体調を崩しては意味がないので東海道線で行くことに。これまで通りで間に合うはずだけれど昨年の駅付近火災による遅延を思い出し一本早めで行こうとなる。更に当日前後は都内に大雪が降るという情報も。浮足立つ。結果、雪による遅延は東海道本線・静岡以西方面のみ。上り電車にはダイヤの乱れナシ。
○会場仲間の伊豆のおねぇさんにお年賀をいただく。おしゃれなせんべいに心躍る。その後、稲木さんと談笑。

○帰り…16時22分沼津行き乗車。車内、ことのほか静かなので大会を語れない。
○19時過ぎ富士駅着。明日の切符を購入。更に100均ショップで夕飯用やきそば購入。
○19時40分帰宅。小一時間片づけものをして20時30分、夕食。
○新作バッグ、ガンバッテくれた。4日もガンバレ。

  


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2014年12月31日

2014プロレス観戦記録

2014プロレス観戦記録

1月
3日:全日本プロレス・後楽園ホール
4日:新日本プロレス・東京ドーム
5日:ZERO1・越谷レイクタウン
24日:WRESTLE-1・きらめっせぬまづ

2月
9日:PRO-WRESTLING NOAH・清水マリンビル
23日:DDT・ふじさんめっせ

3月
7日:新日本プロレス・ふじさんめっせ

5月
10日:PRO-WRESTLING NOAH・ふじさんめっせ
31日:新日本プロレス・きらめっせぬまづ

6月
15日:全日本プロレス・行楽錬ホール

8月
10日:新日本プロレス・西武ドーム
17日:全日本プロレス・きらめっせぬまづ
31日:K-DOJO・清水マリンビル

10月
30日:PRO-WRESTLING NOAH・きらめっせぬまづ

11月
2日:新日本プロレス・ツインメッセ静岡

○全15大会。ちょっと少なめ。
○今年は、ひと月観戦ナシなんていう切ないことが二度三度…4・7・9・12月がゼロ。その度に極度のストレスに打ちのめされ…6月は急遽全日後楽園に足を運ぶことに。12月は若干多忙だったため気は紛れたもののあからさまに荒んでいく精神状態。やっぱり月1は観戦したいっす。ふた月に一度は後楽園とか新宿フェイスとか行きたいっす。
○行きたいといえば今年は行く気になったものの行けなかった大会が多かった年だった。ZERO1・靖国大会、全日・チャンピオンカーニバル、貴闘力デビュー戦。富士宮プロレス、大ちゃんのバチバチ、天龍プロジェクト系。来年になるけれどチケット購入が今年なので2014枠に入れるなら、ZERO1・元旦大会、3日のDDT・後楽園。
○チャンカンは毎年最終戦に行っていたのだけど、今年は大阪…遠い!秋山さん遠いって!一度は大阪行き考慮したのだけど…新日ショックに当てられて断念。カシン参戦を聞いて開幕戦に行こうとそわそわしたものの、いい席取れずにこちらも断念。
○【新日ショック】起こる。何かというと…年頭の1・4でG1の西武ドーム開催が発表→チケット代・旅費諸々にビビって財布の紐が固くなる…という個人的現象。もし西武ドームが東京ドームクラスのチケット代だったら、G1欠席しなくてはならないかもしれないという恐怖。くわえて東京ドームチケットを考えると…。で、結果、ZERO1の靖国や貴闘力、バチバチ他諸々を断念することに。これ、未だに正解だったかどうかが分からない。例えば、G1・東京ドーム2015をやめてしまえば前述の大会以外にもWRESTLE-1だってなんだって、あと数大会は観れたはず…と思うと。で、新日本ファンの方には大変申し訳ないながらG1やドームがそれら数大会より必ずしも勝っているとも言い切れないオレがいて。昨年の話になるけれど新宿フェイスでの天龍プロジェクトが一番昂奮したとか思ってしまう人間なので…。大きい会場の大会はいわゆるプロレス観戦というよりビッグイベントに参加しているという高揚感の方が大きく、ために泥くさく観戦したいタイプな俺としては、実は単純に観戦というだけなら決して好きな会場ではなかったりする(笑

○今年の総括とはズレるけれど、都内方面の好きな会場の話→後楽園、新宿フェイス、川崎プラザソル。選手の表情も技もよく見え会場の一体感もあり、応援の声も届く。次いで、横浜文体、両国国技館。大き目の箱ながら見やすい印象。次に武道館。武道館はひな壇席が出るのでちょっと後ろな席でも楽しく観戦できる。他、新木場1stリングも好きなのだけどいかんせん、遠い。東京ドーム&西武ドームは…(笑 見ずらい、応援に一体感が生まれない、当然声も届かないので…キライです(笑笑笑 でも第一級の大イベント感を感じられるので行きたい大会でもある。引きのないカードが並んだ時は5万返せと本気で思うよ…。

○そんな新日ショックにやられたせいもあって、かなり観戦が制限された今年。鈴木みのる推しということもあって新日優先してしまいインディー系観戦が激減。ドラゲとか大日、何年見てないことか…フリーダムスなんかも興味あるんだけどなぁ。そういえば今年は女子プロ、一回も見てない…!ワッキーが活躍したり引退したりとその世代にはぐっとくる展開もあったのに。

○なんだか今年は妙にストレスが残る観戦遍歴だったような…仕方ないといえば仕方なくて、もう一方の活動が予想外に上手く動いてくれたことも大きい。そちらに時間も労力も経済もかなり引っ張られた。宮プロなんてまさにその煽りで欠席してしまったわけで。なかなか難しい。

○新日、今年も躍進。失速することなくブレイク継続。スゴイなぁ。安定路線のためか、俺的に引きのあるカードが少なくなった。観に行けば満足して帰ってくるんだけど。来年こそ攻めて攻めて事件を起こして欲しい。
○全日、再生へ。会社もFCも始動。FCの作り、面白くて結構好き。チケットも買いやすい。試合も相当な熱量。KENSOがくすぶってる感が残念。真霜くんとは決別したんだっけ?土方くんや長井くんも上がってるし新人もデビューしたし…来年も期待。曙、ガンバレ。
○NOAH、踏みとどまる。そんなイメージ。踏みとどまっているかどうかはまぁ…微妙ながらかなりゴツゴツしたいい試合を見せてくれる。今年は齋藤彰俊再入団。彰俊さんのNOAH復帰、気持ち複雑ではあるけれどそれでもやっぱり嬉しい。森嶋にも勝ったしね!きらめっせで勝ったしね!目の前で勝ったしね!!!
○WRESTLE-1、今年は一回だけ…俺的もっとみたかった団体一位。TAJIRIさん一派が合流したりして面白いことになってるのに…来年は、行く。
○そして、ZERO1。開催場所が…。来年の靖国はなんとか…なるかな。元旦の曙・高山・杉浦・関本・崔のタッグは無理してでも観るべきだった…今からじゃなんともできねぇ。

○他にもみたい団体、選手は山盛り。橋本一樹、みたいぞ!

○そんなことを言いながら2014も残りわずか。選手のみなさん、今年も数多くの熱い試合ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
○それから…会場でお会いするみなさん、俺みたいなほわほわした野郎を気にかけてくださって本当にありがとうございます。来年もいじって遊んで喋ってやってください。

NO FEAR!
  


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2014年12月31日

1・4東京ドーム前の俺のモヤモヤ

1・4東京ドーム前の俺のモヤモヤ

微妙に新日離れが進んでいる。嫌いになったとか冷めたとかではなく話題に昇ることが少なくなったり大会前にカード的な引きを感じられなくなったりという感じ。

最近よく言われるのが、同カードの繰り返しが多いということ。確かに結構な既視感がある。受けたカードは飽きられるまで繰り返し、一方でレアなカードはギリギリまで切らない、というはそれほど悪いことじゃあないとも思う。とはいえ中堅くらいでがんばっている選手は上で試合する機会が減る。レアカードも実現タイミングを逃しかねない。一長一短。

1・4東京ドームのメインが「棚橋vsオカダ」に決定した様子。今回も「また~」カード。ちょっと批判的な言い方になったけれどこの2人にハズレはないので、多分、ドームは楽しんで帰って来れる。その保証が強み。
なぜ俺的に新日の話題が少なくなったりカード的な引きが感じられなくなったのか。
トップ格が固定され過ぎてしまったことに尽きる。言い換えると事件が起きない。感情の揺さぶりもない。
例えば今年のG1決勝戦「中邑vsオカダ」、例えばこの「棚橋vsオカダ」。誰が負けてもそれほど、しんどくない。オカダに負けた中邑の価値は下がらない。2015・1・4で棚橋が負けてもIWGPに君臨し続けた実績がある以上、それほど悲壮感はない。逆も同様。
拳を握りしめて泣かんばかりに声を張り上げ、応援した選手が勝てば有頂天でいつもより高い飯を食い、負ければ落ち込んで軽くヤケ喰いする。そういう熱がない。10年来の棚橋ファンなので棚橋の負ける姿は観たくはないけれど、負けてももう、しょんぼりはしない。
これが、「棚橋vs永田」だったら死ぬほど棚橋応援して、もし負けたらパンフ引き裂きかねない勢い。「棚橋vs真壁」でもそう…これはどちらを応援するか迷ってしまうけれども。第三世代と戦わせろ!と主張しているのではない。現時点でメインで闘う選手はみな大きな実績を出しているスーパースターが揃っているため、逆に思い切り気持ちが入る選手がいなくなっている。あえていえば柴田くらい。その柴田もG1の流れで棚橋と和解したし。後藤や内藤は、その辺りの熱さが感じられない(ここは超個人的な感覚だけど)。
作り方としてはうまい。今の形だと、大半の客が笑顔で帰れる。そういう状態・状況を演出してきた今の新日はやっぱりスゴイ。俺が望むカードや大会だと会場が客の半分がうなだれて帰ることになりかねない。「勝敗」を見せるエンターティメントなんだからそれでもいいと、俺は思うのだけどそういうセンスが暗黒期的なのかもしれない。

という感じで、熱く語ろうとすれば若干批判的なことが多くなってしまう。好きなプロレスをそういう風に語りたくないから言葉が少なくなる。結果、なんとなく新日の話題は避けがちになってしまう。

…だってなぁ…試合は面白いのは分かってる、分かってるけどさ…だから観に行くんだけどさ…棚橋が勝ってもカズチカが勝っても、それ自体にはそんなに興味が沸かないもんなぁ…同じ光景が続くんだろうなって思うし。
ヨシタツ凱旋は、かなり楽しみだったんだけど、負傷欠場だし。
1・4のみのるvs桜庭、観たいカードだけど今の流れの感じだとどうも嫌な予感しかしない。みのるさんの扱い、悪いよなぁ。というかタイミングが…なんだか妙に持って行き場のない2人を戦わせます的なニュアンスが。
推してる選手の活躍が見たい!というのは勿論あるのだけど、そういう意味でいうと棚橋も中邑もカズチカもデビューからずっと推してるわけで、なんなら後藤や内藤だってヤングライオン時代から応援してたしねぇ。スーパーヒーロー路線が苦手なのかね、俺。
  


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2014年11月12日

20141102 新日本プロレスツインメッセ静岡大会を観たのでその感想。

20141102 新日本プロレスツインメッセ静岡大会を観たのでその感想。

【大会の感想】

▼第一試合▼
フエゴvs小松洋平
○フエゴ:メキシカンキャラなレスラー。BUSHIがいるのになーかぶってるよなーと思いつつ見る。
○小松:ゴツゴツとした攻めが気持ちいい。逆にフエゴの攻めがもっと厳しい方が活きたかもしれない。田中か小松かと言われれば、小松派かなぁ、今んとこ。

▼第二試合▼
アレックス・シェリー×KUSHIDA×田口隆祐
vs
エル・デスぺラード×タイチ×TAKAみちのく
○タイチと田口のIWGPJr.前哨戦:ということもあってかタイチのバチバチ感がなかなかなもの。場外乱闘でもかなりエグくエグく攻め込んだ。一方の田口は相手がタイチだからなのか通常通り。場外で鉄柵を使っての足首攻め、リングに上げられてデスぺラード、TAKAからも足首への執拗な波状攻撃のみならず反則の連続を喰らっているのだから、もっとブチ切れた田口が観たかった。
○TAKA:最近、TAKAタイチの地方大会はお約束事を中心に組み立てているのでちょっと引きがなかったところ、今回は2人とも面白かった。サミングとアックスボンバーコールからのヒザは放り込むけれど(笑
○デスぺラード:てっきりルチャっぽいレスラーになるのかと思っていたらパワー系になっていた感じ。カシン的な方向にいかない感じなのは残念ながらレスリングは好き。
○シェリーとKUSHIDA:シェリーは言うまでもなく、KUSHIDAもいい方向にふてぶてしくなってきた。曲者相手ということもあって華麗なテクニックや連携よりもラフファイトに傾倒したことで俺好みのKUSHIDAが出てきたのかも。ただやっぱりあの腕時計を指さすパフォーマンスはしっくりこない(笑

▼第三試合▼
マスカラ・ドラダ×BUSHI×タイガーマスク×獣神サンダ―・ライガ―
vs
ニック・ジャクソン×マット・ジャクソン×タマ・トンガ×高橋裕二郎
○この試合、ライガ―の圧倒的存在感に尽きる。次点でBUSHI。裕二郎はもう少し体を使えばいいのにと。ああいうキャラとポジションだからこそレスリングで圧倒する場面が映える、と思うのは俺の趣味かな。タマちゃんは出オチ感がハンパなかった。個人的にはモノスゴク好きなキャラになってきたもののレスリング自体はそれほど不気味レスラーっぽくなかったからなー。やっぱレスリングで印象に残って欲しいと思うんだよなぁ。

▼第四試合▼
外道×矢野通
vs
飯塚高史×鈴木みのる
○矢野:ヤノトールー二回阻止される。コーナーカバー、珍しく外し損ねる。vs飯塚のシングル、面白くなりそう。決着戦、観たいなぁ。
○外道:アイアンフィンガーフロムヘル、装着。ひたすらみのるの攻めを受け続けた。スーパーフライを放つこともなく轟沈。
○みのる:vs矢野もvs外道もテーマにならないこの試合、飯塚とのタッグを見せるというテーマでがっちり盛り上げてくれる。前半はロープ絡み腕十字と場外乱闘、フィニッシュはスリーパーからのゴッチ式パイルドライバー。パイルドライバーはリフトしてからたっぷり間を取って落とす。見慣れた技でもほんの少し間を取るだけでぐっと緊迫感もレア度も増す。取って当然の相手を仕留めるからこそのこのセンス、すげぇ。
○飯塚さん:この大会、柴田と並んで楽しみだったのがみのる×飯塚チーム。どんなことになるのかと。意外と、というかかなりいいチームになりそうな予感。飯塚さんがキレ味あるサブミッションを解禁すれば更にド鋭くなりそうだけれど、そこまでは無理かも。飯塚さんがコーナーに戻ってしっかりタッチしたのが、ツボだった(笑 よくみんな、笑わなかったよなぁと。 

▼第五試合▼
キャプテン・ニュージャパン×内藤哲也×真壁刀義
vs
バッドラック・ファレ×ドク・ギャローズ×カール・アンダーソン
○内藤:前半戦、テンポ感も良くて久しぶりに内藤ファンに復帰しようかと思ったくらい良かった。終盤過ぎたころから存在感が希薄に。
○真壁:毎回ながら、プロレスラーを見てるなぁと感じさせてくれる。問答無用でカッコいい。それだけにやっぱりキャプテンと同じコーナーに立つのは違和感。
○ガイジン軍団:なんか顔見せ興行的だったなぁ。

▼第六試合▼
アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ
vs
ボビ―・フィッシュ×カイル・オライリー
○今大会最大の俺的問題作。ジュニアタッグリーグの準決勝戦。
○結論からいうと、困ってしまった。公式戦なのに最後までねじ込まれるコントに正直、辟易。けれども技の攻防は一流で見応えあるから面白くないわけじゃあない。だからぐっと惹き込まれそうになるところで笑いをいれてくるからノリキレない。結果、一試合ほぼ丸ごと声を出さずに静観するという、かつてジョーニー・ローラーがやってきたツインメッセ大会以来の椿事が俺に発生。どんな試合でもどちらかの選手を楽しく応援してきた俺だけど、この試合は無理だった…。掴みの序盤だけならいいのよ。終盤まで笑いを入れてこられると「勝敗」はどうでもいいのかな?と思ってしまう。思ってしまうから熱をいれて応援する気が殺がれてしまう。いい技の攻防とコントを繰り返す試合になる。そういう試合がダメなわけじゃないけれど公式戦の、それも準決勝のノリじゃないなぁとクソ真面目に思ってしまった。皮肉がましい嫌な言い方に聞こえるかもしれないけれど、第二試合的な空気だった。陽気なガイジンキャラだからこそ、こういう公式戦ではシリアスに戦うことでより面白味・深みが増すと思うんだけどねぇ。
○ああいう笑いをふんだんに盛り込まないと盛り上がらないと思われているのだろうか。もしそうなら心外。日本のプロレスファンはそんなにバカじゃないよと言いたい。ガイジン同士のシリアスな試合でもいい試合なら盛り上がるって…というのも結果、俺の趣味なだけだっていうのも分かってはいる。お客はみんな喜んでたしね。カイルの重い蹴撃は見応えあったし。俺がどうしていいか分からなくなったというだけ。要は俺が、公式戦に笑いを盛り込むのが嫌いってだけなんだけど。いや盛り込んでもいいんだけど序盤だけにしといて欲しいっていうね。どう応援していいか分からなくなるんだよね…っていう感性がもう、古いのかもしれない(笑

▼第七試合▼
本間朋晃×後藤洋央紀×柴田勝頼×棚橋弘至
vs
YOSHI-HASHI×石井智宏×中邑真輔×オカダ・カズチカ
○後藤:後藤も内藤同様、前半は滅茶苦茶良かった。唸るぐらいカッコ良かったのにどうも終盤で失速。IC、IWGPの前哨戦に遠慮したのかなと穿った観方をしたくなる。後藤革命、感じたかった。
○YOSHI-HASHI:全般的にサポートメンバー感は拭えないのになぜか最後まで妙な存在感があった。試合後、前哨戦絡みで選手同士がにらみ合う中、一人何もなくリングでぽつねんとしている姿、悪くなかった(笑 
○棚橋:今大会も、多分全選手一汗をかいていた。それに匹敵するのがみのるs、そして中邑、柴田、カズチカ。技ひとつ繰り出すにしても「とりあえず」感がない。リング上での客へのアピールひとつにしても「媚び」がない。その話をしていたら連れが「タナは常に試合を向いている」と。至言。客をしっかり試合に引き込んでおいてからのパフォーマンスだからカッコいいし見ていて冷めない。試合中なのに客の方向を向いてしまうレスラーのそれは「とりあえずこれ出しといたけど、嬉しかろ?」と言ってるように見えたり、媚びに見えてしまう。そんなんいいから試合をしろよと思ってしまう。客を意識するということと気持ちを客に向けてしまうということは別物なんだろうね。
○カズチカ:それはカズチカも同じでその象徴なのが多分、終盤に出すドロップキック。本来序盤での組み立てに使うことの多い基本技を終盤に放つ。カズチカの代名詞的な技でもあるけれど基本技なだけにそれこそ「ハイ出しました」の作業的な印象を与えかねないところ、そうならないのがカズチカ。客が観たいから出すのではなく出すべきところでセンス良く出す。今回もドロップキックで盛り上がらせてもらった。ただ…真正面から過ぎて喰らった選手の背中越しにしか観れなかったけれども…。
○中邑vs柴田:地方大会で観る久しぶりの柴田。総合とプロレスを渡り歩いた2人の絡み。緊迫感以上の殺伐がいい。呼吸を忘れる。この2人の試合に限り、秒殺決着でもいいんじゃないかと思う。個人的には柴田vs石井、vsYOSHI-HASHI、vsカズチカの絡みも見てみたかった。

▼全体の感想▼
○前哨戦関連、がっちり盛り上がった。ベルトの多さには疑問がないわけでもないけれど、こういう因縁作り、流れ作りには最適なんだなぁと実感。
○ここ最近のガイジン軍団に思い入れができないのが寂しい。リングに立つのが多過ぎてキャラも技も何も分からないまま終わってしまう感じ。シングルは難しいだろうから、せめて四人タッグぐらいでじっくりと観たい。ファレとかドクとかその辺りはどんな技使うかもピンとこない…テレビや雑誌を全く読まないからでもあるんだけど。

【雑感】
○昨年同様、大盛況。昭和期の黄金時代を知らない身としてはまだまだ面喰ってしまう。けれども思い出せば最初に観に行った新日1998きらめっせぬまづ、今の観戦歴に繋がる最初の新日2002きらめっせぬまづ共に今大会くらいの客入りと盛り上がりはあったなぁと。会場がごった返していてパンフを買いにいくのも大変なくらい。当時、武藤・蝶野・橋本らは限定出場だったので沼津には参戦せず、健介やテンコジ、西村、中西、永田、ライガ―、カシン、金本、田中、高岩、大谷、成瀬らとノートンら外人勢でカードが組まれていた。
○FCの人はこちらの列にお並び下さい、の声に釣られて先行入場あるのかと並んでみたら内藤との撮影会だった。早く会場に入って落ち着きたかったというのもあって、久しぶりに撮影会に参加。荷物は置かずに抱えたままで…という指示がしんどかった。ちょっと大きめの重めのバッグだったもので。
○いつものプロレス仲間のおにぃさんとは席が前後に。毎回ながら楽しくお喋りさせてもらった。DDT・坂口征夫を「まさお」と呼んで「ゆきお」だよとつっこまれた…俺の天然、結構あちらこちらにばらまいている。
○更に、超久しぶりにNOAHファンだったおねぇさんとお会いした。関西方面に就職されたのでなかなかお会いできる機会がなかっただけに嬉しい。最近は新日ファンになったそうな。ふとみると「YOSHI-HASHI」Tシャツ。さすが、分かってはる。
○帰りがけに男性2人に突然声をかけられた。これは何やら殴られるのかな?と覚悟を決めたらこちらのブログを覗いてくださってる方とのこと。ほっとするやら恥ずかしいやら嬉しいやら。伺うと静岡プロレス観戦の際、紙テープ投げをお願いしたことなど諸々で連れや俺を見知っていてくれたとか。ありがたい話です。またぜひ会場でお会いしたいです♪

【行程】
○11時30分玄関前集合→11時55分富士駅発。12時40分静岡着。
○駅ビル内本屋へ。12時55分バス乗り場へ。
○バスでツインメッセへ。
○13時10分ごろツインメッセ到着。入場待ちの列に並ぶ。
○鈴木みのるブースを覗いてみる。今回はぐっとくるTシャツがなかったのでサイン会参加は断念(連れ)。ただし大会後、アクリルフィギュアキーホルダー購入。1400円。
○帰りは、恒例のリサイクル屋へ。探していたハンディ掃除機購入。キャリーバッグ「黒柴」くんを巨大化させて放り込む。
○19時40分静岡発に乗車。20時10分富士駅着。20時20分ごろ帰宅。
○若干、悪寒。風邪かな?と思っていたら、風邪。
  


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2014年11月12日

20141030 PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津大会を観たのでその感想。

20141030 PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津大会を観たのでその感想。

【大会の感想】

▼第一試合▼
拳王×大原はじめ
vs
北宮光洋×熊野準
○拳王と大原:試合開始と同時に泣きだす幼児。ここぞといじる大原くん。竹刀を振り回しながら幼児を煽る拳王。泣きやみ見入る幼児(!) 大物レスラー誕生の瞬間、かもしれない(笑
○北宮:これまで受け身が固くて怖いなぁと思うことがあったけれど今日はそれを感じなかった。あの巨体であのバランスのよさ、そろそろ上を喰って欲しい。
○熊野:北宮のインパクトに隠れて印象そのものは残りずらいものの安定感が頼もしい。後は、個性だろうなぁ。

▼第二試合▼
杉浦貴×原田大輔×平柳玄藩
vs
クワイエット・ストーム×小川良成×ザック・セイバーJr.
○原田vsザック:GHCJr.の前哨戦。ということもあってこの2人がクローズアップされることが多かった…割に、バチバチ感はなかったかな。
○ザック:相変わらずいいレスリング。今回も観たこともないような形から関節に入ったり凌いだり。ザックのプロレス、好きなんだよなー。
○ストームと小川:ストームは前に見た時の方がインパクトはあった。ちょっと調子を落としているのかも。小川もまだ復調感はなかったなぁ。
○杉浦と玄藩:今回、唯一の消化不良がこの2人。多分前哨戦のおぜん立て側に回ったのだろうけれど、スギvsストームのパワー対決、スギvsザックの技対決とか観たかった。玄藩も真面目だったなぁと。試合開始直後、小川と場外でやりあったりザックを反則で追い詰めたりと見せ場はあったものの、もうちょっとらしいところが観たかった。かち上げ式ラリアットは今回も不発(笑

▼第三試合▼
丸藤正道×中嶋勝彦×石森太二×小峠篤司
vs
マイキー・ニコルス×コルト”Boon Boon”カバナ×スペル・クレイジー×ペサディーヤ
○外人軍団:超陽気な外人軍団、全員が曲者というなかなかのタッグ。カバナとペサディーヤのぬめ~っとした連携がツボ。
○太二:小峠に試合の権利がある中、何の脈絡もなく飛び出してきて好き勝手やって引っ込んだー(笑 小峠も呆然(笑笑 太二のハネっぷりが振り切れてて最高。
○中嶋:誰が来てもド付き合う。かなり肉厚になった体型はそれでもスピードもキレも失っていない。説得力あるいいレスリングを見せてくれる♪
○小峠:いつもながらのバチバチ。陽気なガイジンに乗せられたのか、若干怖さがなかったかな。前回みたのがvs原田だったからそう感じたのかも。
○丸藤:キレイな安定感。久しぶりに生で観た不知火、唸った。

▼第四試合▼
森嶋猛vs齋藤彰俊
○最初から最後まで、正面衝突。
○試合開始直後、場外でマットを外してのDDTを喰らい悶絶する彰俊s。中盤、若干失速する。一方の森嶋はまだまだ元気。そんな中、彰俊sの一点突破が始まる。頭めがけて、蹴る蹴る蹴る。ラリアットも頭。森嶋のラリアットを手刀で落としては、蹴る。スイクルデス。延髄斬り。そしてついになぎ倒す。
○勝っただけじゃなくて、いい勝ち方だった。かっこいい勝ち方だった。こういう齋藤彰俊を観たかった。もしかしたらトップ格とのシングルで勝った姿を観たのはこれが初めてだったかもしれない。それ以上に奥歯を噛みしめて叫ぶような気概を感じる、ゴツゴツした熱い試合だった。
○軽く、涙が止まらなくなった。

▼第五試合▼
モハメド・ヨネvsクリス・ヒーロー
○ヒーロー:ちょっとおっさん化したかも。それだけにヒーロー然としたかっこいいレスラーではなくエグさもみせる怖いレスラーになってた。
○ヨネ:久しぶりのヨネsのシングル。ド突き合いが似合うなぁと。キン肉バスターを崩された時は負けるのかと→二発目を喰らわせるという贅沢なフィニッシュ。
○彰俊vs森嶋戦で精根尽き果てていたはずなのに、うっかり大声で応援していた。ヒーローのエグみとヨネsのバチバチがうまくスパークしていた。

▼第六試合▼
関本大介vsシェイン・ヘイスト
○関本:怪獣かと(笑 結構関本の試合は観てきているはずなのに、初めて観る形相。説得力絶大なパワー。無反動ジャーマンは、それだけで感動。鳥肌が立つ。関本を止められる奴、いるのだろうかと。
○シェイン:そんな関本とパワーでぶつかって負けていない。むしろ逆にねじ込んでさえいた。うっかりシェインを応援しそうになった。ヒーローといいNOAHの外人勢は日本のゴツゴツした骨太なプロレスと相性がいいので好きだー。

▼第七試合▼
マイバッハ谷口vs永田裕志
○NOAHタオルで永田を挑発。永田、じろりと一睨。
○永田:やっぱりなんだかんだ言って、うまいなぁと。客いじりも含めて、新日に出ている時より面白い。張り手合戦中にいきなり蹴りにシフトする黒さも健在。
○谷口:でかいでかいと思っていたら、永田とほぼ同サイズだった。全般的に、いい雑味が出てきた。場外乱闘では南北西とパイプイスをなぎ倒す。谷口の面白さは無骨で雑味あるレスリングを見せておいて実は細かいこともできてしまうことにあったりする。そういう意味ではもう少し永田とがっちりレスリング対決を見せて欲しかった気もするけれど、それは贅沢なのか。
○セコンドの大原:場外乱闘後、永田の敬礼をパクってみせた。

○シメのマイク:大原、拳王、谷口がリングを占拠。この三人のマイクで終わるというなかなか俺的レア感のある終わり方。大原は深海魚水族館に行きたかったらしい(笑

【全体の感想】
○ほぼ文句なしの最高の大会。彰俊s勝利があったから…だけではなく休憩後の公式戦は公式戦らしい緊迫感、対抗戦らしい殺伐さがあり久しぶりに骨がきしむくらい入り込んだ。
○やっぱり玄藩kの活躍が少なかったのが寂しい。そこだけが今回の残念な点。
○帰り際、彰俊sにあった。握手してもらった。穏やかな表情だった。
○ただその後、行く先が同じ沼津駅。後から着いて行く形に。何となく追い抜くこともできず、話しかけることもできず困ってしまう。彰俊sと話しながら歩いている女子ファンがいた。羨ましいもののああいうのは苦手なので、駅ビルの通路を通ってショートカットし、前に出てしまった。レスラーはみんなヒーローなので、近づきがたいです。
○伊豆のおねぇさんが来てらしたっ。最近は新日を観たりもするらしい。その他諸々宇都宮や大阪まで足をのばしてるとか。うらやましい…。選手さんとも同席になったり食事をされたり…スゴイっすなぁ…選手さんが隣にいたら、俺、大会とか楽しめそうにない。そういうコミュニケーション能力、というか人間性、身につけたい。
○NOAHファンのおねえさんたちと、昨年のグローバルリーグきらめっせ大会の時同様お隣に。森嶋応援されてるのに隣で彰俊sの勝利で盛り上がり倒してスミマセン。谷口vs永田の時にNOAHタオル一緒に開いていただきました。ありがとうございます♪

【行程】
○17時3分・富士駅発で出発。富士駅構内で携帯電話を忘れたことに気付く。
○17時30分、キラメッセぬまづ到着。17時45分開場。おむすびを食べつつ開始を待つ。
○20時30分終了。駅へ。
○20時48分発で富士へ。21時10分ごろ着。ゆっくり歩いて帰宅。しっかり髪を洗って土佐にお夕飯あげておむすび食べて、ニコジョッキー・ギリギリアウツへなだれ込む。
○いい、一日だった。
  


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2014年11月12日

20140831 K-DOJO清水マリンビル大会を観たのでその感想。

20140831 K-DOJO清水マリンビル大会を観たのでその感想。

G1西武ドーム→全日・きらめっせぬまづ…と続いてきた俺的G1クライマックスも、このK-DOJOで遂に最終戦を迎えた。今夏はプロレス観戦以外にもあちらこちらのイベントに呼んでいただいたので、あっという間。三嶋大社のイベントでは新日さんとお仕事をされているというタナ似の音響さんにも会ったなぁ…富士宮プロレス行けなかったのが、いかんせん残念。

【大会の感想】

▼第1試合▼
関根龍一vs吉野コータロー
○吉野:初見。新人というので細身かと思ったらしっかりできあがった肉厚の良いレスラー登場☆技数は多くないけれどゴツゴツバチバチと気持ちの良い前のめり。
○関根:前回観た時より明るいキャラになった感じ。吉野くんの前進をがっちり受け止める。プロレスの基本技だけで会場を盛り上げた第一試合らしい一戦ながらそれだけに留まらずに、2人の今後への期待が高めてくれた。

▼第2試合▼
梶トマト vs マリーンズマスク vs バンビ
○トマトコール&マリーンズコールにキレて帰ろうとするバンビねぇさんから試合開始。
○梶くん:前回以上に振り切れてた。持てる技・身体能力全てを駆使してボケにいく姿勢は素晴らしい(笑 いちいち技のキレがいいもんだからネタそのものよりもそっちの方で笑ってしまった。とはいうものの決め技、キレッキレ。ロープの反動で返ってくるマリーンズをがっちり複雑に固めて丸めこんだ。「ぅおう」と声を上げてしまった。アレはすごかった。WRESTLE-1の靖文くんに似てたなぁ。
○マリーンズ:若干、トマト・バンビの影に隠れてしまった感のあるマスクマン…という空気の中で、中盤、何かが暴発…かと思ったらちょっと不発(笑
○バンビ:かっこ良かったんだけど、トマト&マリーンズに試合を作ってもらっていた感があったのが残念。なんでそんな風に見えたか考えると、多分、鞭を振りまわしている印象が一番強かったからじゃないかと。レスリングでの見せ場が欲しかった。

▼第3試合▼
稲松三郎 vs リッキー・フジ
○渋い~。派手な技の応酬などないけれど惹きこまれた。試合中盤から終盤に至る俺の昂奮度、今大会のピークを迎えた。
○入場から対照的な2人、陽気なオヤジと頑固なオヤジという図式。
○「リッキー、絞れ」の声に思いっきり絞り上げるリッキーさん。リアクションのタイミングのよさに鳥肌たったのは初めてかもしれない。

▼第4試合▼
鈴木みのる&TAKAみちのく vs 旭志織&ヒロ・トウナイ
○みのるさん:序盤、踊る(!) ブレイクダンス風にくるっと回って足の遠心力で立ち上がって笑う。若干、テレ笑いっぽくみえたのは気のせい(笑 「そろそろ真面目にやる」と宣言して中盤突入。旭、トウナイを威圧・威嚇・制圧。圧倒的な格の違いを見せつける。一方で旭の、観たこともない(俺が知らないだけなんだろうけど)モンキーフリップ状態で小突き上げておいての両足蹴りや合体技他、がっちり受ける。もしかしたらこれだけ相手の技を受けるみのるさん観たのは初めてかもしれない、と思うくらい受けた。かと思ったら、恐ろしく流れのきれいなスリーパーからの逆落とし。第三試合でピークを迎えたと思っていたのに、ここでまた俺のピーク、振り切れる。
○旭&トウナイ:中盤以降、チャレンジマッチでは終わらないいい勢いが生まれた。個性的な各々の技、合体技でみのるさんを追い詰…追い詰めはしていなかったけれど…。それでも鈴木みのる相手に良い大立ち回りを見せてくれた。
○TAKAさん:TAKAさんは…いつも通りかな(笑 「アックスボンバー」の声がいつもよりデカかったなぁ。

▼第5試合▼
火野裕士&佐藤悠己&スパーク青木(プロレスリング・シークレットベース) vs 真霜拳號&タンク永井&雄馬
○佐藤:この濃いメンツでは、ちょっとありがたい存在。リングに出るとなんかほっとした(笑 とはいってもやっぱり「がんばっていた」という印象が一番強くなってしまう。
○スパーク:静岡出身ということもあってひと際大きな声援を集めていた。もう少しスパーク青木ならではのスパーク青木感が観たかったかなぁ。
○雄馬:今回、ほぼ唯一残念だったのが雄馬…前回観た時はかなり気持ちの悪い動きをする選手だったのに今回はなんだかいいジュニアの選手になっていた(笑 レスラーとしては良くなっていたのだけど俺の期待からいうと…もっと気持ち悪く動きまわって欲しかったので…
○タンク:黄色いアマレススタイルのコスチュームから迷彩の戦闘用コスチュームに変わってたっ。正直前回は「なんでタンクなん?」って思わなくもなかったけれど今回はハマった。
○火野vs真霜:「鈴木みのるインパクト」後のメイン、一体どうなるかと思っていたところ、何の問題もなかった。この2人の正面衝突で今大会三度目のピーク。酸欠でどうにかなるかと思った。重いチョップの打ち合い、意地の張り合い、場外乱闘。火野のオールマイティ感あるレスリングvs真霜の武骨で直情的なレスリング。すげぇ以外の言葉が出ない。それにしても…真霜くんはかっこよすぎるだろ、アレ。

【雑感】
○K-DOJOは外さない。馴染みの選手は少ない、というかほとんどいないし当然ながら目にする機会も少ないのに最初から最後まで嫌というほど楽しませてくれる。基本技だけながら気持ちのいいゴツゴツで盛り上げてくれる第一試合、底抜けに明るく楽しいバラエティプロレスの第二試合、熟練といっていい渋さに引き込まれる第三試合、実力派ヘビーの正面衝突を見せてくれるメイン、「鈴木みのる参戦」だけに終わらせない旭・トウナイの「らしいレスリング」…とはいえやっぱり全部もっていく「鈴木みのる」(笑 の第四試合…と全部入りのいい大会だった。
○それにしても鈴木みのるという人は本当に汗をかいてくれる。もっと大物然として試合を引っかき回すだけで帰っても誰も何も言わないだろうに、今回も、ヘタをしたらTAKAさん、旭くん、トウナイ以上に汗をかいて走りまわっていた。客席のあちらこちらから「オーラが違う、格が違う」という声が聞こえてきたけれど、そう言わせるにはそれなりの理由がある。

▼行程▼
○11時15分の東海道線に乗る。
○11時40分、清水着。会場内で食べるおむすびも用意しておいたけれど、やっぱり温かいものが食べたいとマクドナルドへ。12時直前になって、慌てて店を出る。というのもドリームプラザ行きシャトルバスが12時5分発、少し速足で清水駅を横切って発着所へ。結果、十分間に合う。
○12時20分、ドリームプラザ着。ゆっくり歩きながらマリンビルへ。やっぱり黒柴くん(バッグ)の鳴き声、かなりうるさい。
○12時30分、会場。
○着席。今回、みのるさんは売店に立たない様子。

○休憩時間、ラッパーさんのライブ。2人目のラップ、音割れがあって聞き取れなかったのが残念。音圧、気持ち良かった。

○15時終了。再びドリームプラザバスで清水駅へ。
○16時頃、富士駅着。
○16時30分、帰宅したものの外はまだ明るいしお夕飯まで時間あるし…ということで新黒柴くんの材料を求めて富士鑑定団→比奈の中古市場へ安いバッグを探しにいく。
○19時帰宅。いよいよ俺の夏も終わってしまった。
  


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2014年08月19日

全日本プロレスきらめっせぬまづ大会を観たのでその感想

全日本プロレスきらめっせぬまづ大会を観たのでその感想

【大会の感想】

▼第一試合▼
佐藤光留vs中島洋平
○中島:元めんそーれ親父。直前まで誰なのか全く知らなかった。めんそーれ親父と知ってどういうレスリングをするのか興味津々。相手がテンチョーだからなのか元々そういうタイプだったのかコミカルな要素は一切なくハードヒットなレスリングを展開。攻守ともにバランスが良くて気持ちも強そうで好感。一方であまりにバランスが良過ぎて中島くんならでは感がなかったなー。
○テンチョー:6月の後楽園大会で一体感を得られず寂しい思いをしたので今回から「光留」と応援することにした。それはそれでなんか照れる。今回は中島くんを圧倒。打撃、関節、受けともに怖いぐらいのキレ方。こういう緊張感ある試合をオープニングに持ってくるセンス、すごい好き。一気にテンションが上がった。てかやっぱりちょこちょこみのるさんっぽいなーテンチョー(笑

▼第二試合▼
鈴木鼓太郎vs井上雅央
○鼓太郎:雅央ワールドに付き合いつつかなり厳しい攻めを放り込む。付き合って尚、濃い雅央ワールドに呑まれないのはさすが。終盤はvs雅央とは思えないほどの緊迫感で、しっかりとイニシアチブを握る。
○雅央:ゴング前からTシャツを丁寧に畳む→リング下のスタッフさん(レフェリーだったかな?)に渡す→Tシャツくしゃくしゃにされる、という雅央ワールドを仕掛けてくる。その後も自らファンネルを仕掛けようと鼓太郎をロープにセットするも困ってみたり、やりたい放題。なのにおりゃーもアルゼンチンも出せず仕舞い(笑
○というような展開ながら中盤から終盤は驚くほどのバチバチ。雅央ががっちり受け切る。なんだかんだやるけれど、雅央もやっぱりすごいと再認識。

▼第三試合▼
大森隆男vsSUSHI
○SUSHI:相変わらず微妙にキャラが弱い(笑 あのマスクとゴング前のダンス諸々でコミカルなプロレスを期待してしまうけれどレスリング自体はかなりストロングな印象。その辺が妙に座りが悪い。超ヘビー・大森に喰らいつく様がかっこよく見えてしまうからタチが悪い…というキャラなのかもしれない。最近そんな感じがクセになってきた。
○大森:三冠陥落後、初。vsSUSHIという難しい試合。立ち居姿は、いかんせんかっこいいのだけど、なんだか変に人気がなかったなー。もっと応援されてもいいのになー。相手がSUSHIだからどうしてもそっち応援になるのも分かるし俺もSUSHI応援してたんだけど(笑 アックスギロチン、初めてどういう技か認識した。

▼第四試合▼
“brother”YASSHI×土方隆司
vs
KENSO×長井満也
○今回の俺的プレミアカード。YASSHI復活…のみならずどうやら土方くんもYASSHIと組んでVOODOO-MURDERS復活!の流れみたい。元VMのKENSO率いるDKと激突。
○長井:…という流れなので少々シチュエーション的に立ち位置が弱い長井くんながら、相変わらずの存在感。キャラやパフォーマンスは決して派手ではないのにいつもしっかり印象に残る。vs土方、もっとがっちりみたい。
○KENSO:今回はひさしぶりにコーナーに登ってのポーズを見せてくれた。vsYASSHIではあの張り手を連発。終盤ではヒールらしく反則の横行、レフェリーへの暴行。YASSHIに少し持っていかれた感、なくもなかった。どちらもおしゃべりマッシーンなのでそのうち試合前にトークバトル的な展開もあったりするかも。
○土方:歳三復活、ではないけれど久しぶりのヒール・土方。6月の後楽園ではvs雅央で観たこともない陽気な土方を、今回は観たこともないノリノリヒールを見せてくれた。歳三時代はもっと地味に黙々とヒールをこなしていた印象。時折みせる笑顔交じりの厳しい攻めに狂気が垣間見える感じが悪くない。VMの土方くん、いいなぁ。
○YASSHI:完全復活。マイクも絶好調。反則も絶好調。やられっぷりも絶好調。ヘビー級KENSOとジュニアの中でも更に小柄なYASSHIのレスリングは真っ向勝負、反則、化かし合い、ある意味全部入りの豪華さ。とりあえず全ユニットと対戦する意向を表明していたけれど、その後はどうするのか楽しみ。DKと抗争するのかXED、EVとも交戦するのか、勢力を拡大するのか。誰かを引き入れるなら曙・吉江加入希望。いやでも曙はド真ん中を歩くべきかー…。

▼第五試合▼
秋山準×ゼウス
vs
潮崎豪×宮原健斗
○ゼウス:この四人の中では一番馴染みがない選手ながら、圧倒的なパワープレイで一番印象に残った。筋肉押し、パワー押し一辺倒(というと語弊があるけれど)でねじ切るレスリング、嫌いじゃない。
○秋山:ゼウスとおそろいのサングラスで入場。なんかニヤニヤ嬉しそうだった。試合では一変。怖い秋山さん登場。健斗への執拗な攻め。えぐい角度でのひざ蹴り。飛び技への膝カウンター。なぜ健斗をそこまで、と思っていたらどうやら7月下旬の大会で健斗に負けたらしい。健斗応援のお客にも喰ってかかってたなー(笑
○健斗:その健斗、安定感が増してきて弱弱しさがなくなった。ただもう少しゴツゴツいってもいい気もする。vs秋山もvsゼウスもスタンスがあまり変わらなかったのも勿体なかった。秋山さんに勝ったのならもっと挑発的でも良かったと思う。
○豪:復帰二戦目の豪くん。少し肉厚に。全般的に調子も戻っている様子。小生意気な空気がなくなり妙な風格が。ゼウスとの逆水平合戦は燃えた。

▼第六試合▼
曙×吉江豊×金丸義信
vs
ジョー・ドーリング×諏訪魔×青木篤志
○金丸vs青木:ホントに地方大会かと思うぐらいのヒートアップ。金丸のスゴさは十分承知していたけれど対する青木がぐっと良くなっていた。どうやら諏訪魔教育の成果らしい。金丸を拉致した場外戦でも、手にしたパイプイスを青木に渡して「お前がやれ」と。なかなかいい青木に仕上がりそうで次回観るのが楽しみになる。
○吉江:このカードで唯一立ち位置が不明瞭な吉江。それだけに全日を背負う覚悟の諏訪魔、金丸vs青木、三冠前哨戦の曙vsジョーという殺伐・緊迫した空気の中で清涼剤として機能。吉江が動くと盛り上がりつつもちょっとほっとした。
○諏訪魔:今回の諏訪魔はもう掛け値なしにかっこよかった。リング下を覗いて(多分)パイプイスを探すもなかったのでニヤニヤする感じとか、恐らく金丸を場外に拉致するぞ的な打ち合わせをセコンドのテンチョーとする様子とか、その辺りまで妙にかっこよく決まる。
○曙:復帰二戦目。いきなりジョーとド付き合い。いい意味で雑。こなれた感じもなく大仰でもなくいい雑味が出ていた。曙は、ホントに見ていて楽しい。応援し甲斐がある。なかなかこう「曙」というイメージの枠にハマってくれない。今回も、前哨戦のバチバチを期待はしていたけれどあそこまで粗雑に乱暴にぶつかり合うとは思わなかった。三冠、獲って欲しいっす。
○ジョー:なんだか顔つきが変わった。少し老けた感じ。曙とのド付き合いのみならずvs吉江、vs青木ともに堂々としたレスリング。もうちょっと暴走してもいい気がする。せっかくのEVなんだから。
○テンチョー:曙vs青木のシーンで「青木ー、いけー」と応援をする俺にわざわざ振り返って「人ごとだと思ってるだろ」と突っ込むテンチョー。なんか、すみません。

▼大会の感想▼
○秋山全日、期待以上の熱さで盛り上がった。リングと近いのもいい。
○変にキャラレスラーで笑いを取りに走らない感じが好感。雅央はまあ、別格。
○超ヘビー、ハイレベルなジュニアの攻防、ヒールの反則・暴走、ハードヒット、みたいものがほぼ全て観れた気がする。
○次回の観戦が今から楽しみ。

【雑感】
○お客の入りが6~7割。残念ながら空席が目立った。その割に盛り上がった。本当に好きな人が多かったんだろう。いや、ここからどんどん埋まっていくはず。
○大会前のFC撮影会。この日はリング上で主要選手全員と。秋山、曙、潮崎、宮原、金丸、鼓太郎、大森、SUSHI(敬称略。連れが参加。両隣の秋山さん、豪くんと同時に握手したり、降りる時に秋山さんに手を引いてもらったり。超プレミア。
○団体的にはダメなんだろうけれど、今回くらいの規模が一番プロレスを楽しめる気がする。新宿フェイス、新木場1stリング程度の規模というか…最大で後楽園。東京ドームや武道館、両国も悪くはないけれどプロレスそのものというよりプロレスを軸にしたお祭り感を楽しみにいくような感じになる。会場のお客全てがレスリングのみならず選手の表情まで直で観ることができ、声援がひとつひとつしっかり選手に届く。そこに産まれる熱気や一体感は、やっぱりいい。
○新日を観た直後なせいもあってか、どうしても比較してしまう。最近では本当に新日の方がエンタメ路線、全日やNOAHの方がバチバチゴツゴツしている。よしあしや優劣じゃなくて10年みていると団体のカラーも変わってくるものだなあという実感。

▼行程▼
○24日に参加する「だがしや楽校in三島大社」の現地確認のため、13時出発。三島の現地で15時過ぎまでうろうろ。諸々頭を悩ませながら沼津へ。沼津に15時45分着。マクドナルドで一息入れてから16時30分ころ、きらめっせ到着。

○19時過ぎに終了。前回、K-DOJOのチラシをくれたおにぃさんと遭遇。あいさつをしてから駅へ。21時前に帰宅。

○今回はスワニーのアルミフレームにカブトムシをつけた新生「メカ柴くん(仮)」で出動。持て余すかと思ったアルミフレームも邪魔にはならず、凍らせたお茶もろもろ放り込みながらも、とても楽に移動。ただ、パンフレットを直でいれることができずに少々四苦八苦。夏場と遠征の時だけの出動ではあるけれど、もう少し快適に引っ張れるキャリーバックを開発したい。

  


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2014年08月14日

G1・西武ドームはアリだったかナシだったか

G1・西武ドームはアリだったかナシだったか

▼西武ドームはアリかナシか▼
○気持ちとしては6:4くらいでアリ。
○アリだと思った点:解放感。虫が飛んできたり外の風が吹き込んだり。日没とともに暗くなる会場は否応なく気分が盛り上がる。入出場も思っていたよりは滞りなかった。誘導に慣れたスタッフがキレイにさばいてくれた。今回限りではあるけれど、席も、四列目にしてはいい位置だった。球場内の売店にうどん屋発見。他にも串モノを売っている店もあった様子。その辺りをもう少し散策・満喫したいという部分も含めて。何よりも、なんだかんだで楽しかったのでもう一度行ってみたい感がある。
○ナシだと思った点:遠い。道中楽しくもあったけれどやっぱり遠い。両国なら間に合ったはずの東海道線に乗れなかったりと出費もかさむ。もちろん上京の交通手段も選択範囲が狭くなって経費削減ができなくなるのでつらい。今年は小田急線を使って安価に行く予定だった。暑さ対策。今回は台風の影響もあって気温が上がらなかった様子。なのでとりたてて暑さでしんどい思いはしなかったけれど、それでもじっとりと汗ばんだり蒸し暑さに「ふぅ…」と深呼吸することがあった。これが真夏日だったらと考えると怖いというのが本音。暑さが原因かどうか判断は難しいけれど、東京ドーム、両国、武道館と比べても特リン周辺の応援のリズムがゆったりだった。わっと応援して一息つく、というようなリズム。後楽園のような間断ない応援は大会場では起こりにくいからそれほど気にすることではないとは思うけれど、それでも体感する程度には他の大会場よりゆったりだった。その二点のために、準備がそこそこしんどい。熱中症対策用に凍らせたスポーツドリンク500mlやゼリー飲料、塩飴、保冷剤を保冷バッグに詰め込み、その中にマフラータオルを入れ冷却。メントール含有ボディシート、着替え。更に台風対策で合羽と傘。 タイミング的に外で昼食を取れないので会場用食糧。COCO壱やら何やら出ているのでそれを利用すれば…とも思ったけれど、暑くて食べられなかったらしんどいので食べられそうなものを持ちこませてもらった…というような持ちモノの検討が大変だった。今回は急遽キャスター付きバッグ「黒柴くん」初出動のおかげで予定したモノはしっかり持っていくことができ、現地でも活用できた。同時に衣類も考慮。涼しいものを、とは思うけれどあまりカッコよくないと自分のテンションも下がる。俺は現地につくとG1陣平になるのでよいけれど連れが相当迷った様子。
○帰り道や電車の中で、何組かの会話が聞こえてきた。「西武ドームはもういいかな」「来年西武だったら考える」という主旨。俺と同様、遠い、暑さ対策の二点を挙げていた。どうやら特リンを買っていたらしい人達は「観づらいから次回からはテレビかなぁ」とも。これは西武ドームだからじゃなくて大体の大会場はそうなる。チケット代高い大会は、なんとかひな壇の設置をお願いしたいところ。
○来年は西武ドームか、それとも埼玉スーパーアリーナか。
  


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2014年08月14日

G1クライマックス2014・西武ドームの感想文

G1クライマックス2014・西武ドームの感想文

▼第一試合▼
田口隆祐×タイガーマスク×小島聡×天山広吉
vs
エル・デスペラード×TAKAみちのく×デイビーボーイ・スミスJr.×ランス・アーチャー
○スミスの動き、く感じた。アーチャーは見せるのうまいなぁ。アーチャーvs小島、天山は緊迫して面白かった。
○スミスが天山の「シュー」をパクりブーイング。一方の天山は「シュー」もモンゴリアンも出さなかった。そういえばお客も、天山がリングインしても「シュー」言わなかったなぁ。
○天山:動きが良かった。観る度に復調しないなあと心配していたのでほっとした。
○小島:第三世代で一番動けるような気がする。全日時代、新日復帰辺りと遜色ない。

▼第二試合▼
中西学×永田裕志×BUSHI
vs
高橋裕二郎×ドク・ギャローズ×バッドラック・ファレ
○真壁欠場を受けて登場のBUSHI。このメンバーの中で奮闘。
○中西:ロープワークがきつそう。パワープレイでは見事な説得力。
○裕二郎:永田、中西を挑発して裕二郎vs第三世代、のような図式を作れば面白かったかも。
○ドク&ファレ:テーマが見えなかったのが残念。真壁がいればvsファレで軸が通ったんだろうなぁ…でも、怖い外人軍団を標榜しているのだから永田・中西にやりたいことをさせないヒールっぷりをみせてもらいたかった。

▼第三試合▼
YOSHI-HASHI×桜庭和志×矢野通
vs
シェルトン・X・ベンジャミン×飯塚高史×鈴木みのる
○飯塚さん:久しぶりにがっちりリング上での飯塚さんを観た。桜庭とバチバチ絡んで欲しかった。桜庭のテクニックにやり込められるのか飯塚ワールドに桜庭が飲み込まれるのか…グラウンド解禁して狂気のヒールなんだけれど達人、のような方向に目覚めてくれれば今後、そういうコンタクトもあるかもしれないと妄想。
○鈴木みのる:なんでこんな時間帯に出てるんだよと思いつつ。今回は矢野さんには絡まず桜庭に照準を合わせる。みのるさんvs桜庭が始まると他の面子で作られた空気が一転する。ポジションの取り合い、関節の取り合い、イニシアチブの取り合い。息を呑んでしまう。終盤、みのるさんのレフェリーへの暴行で反則負け。このカードを組まれたことへの憤りを表明し、かつ桜庭との開戦を告げる良い結末。やっぱりさすがだなぁと思うと同時、こうやってどんなカードに放り込まれてもテーマを明確に作り、見せ、形にしてしまうから重宝がられてしまうんだよ、と妙に落胆したりもした。俺の夏、ここでひとまず、終了。

▼第四試合▼
獣神サンダ―・ライガ―×キャプテン・ニュージャパン
vs
マイケル・ベネット×アダム・コールwithマリア・ケネス
○見知らぬ外人2人:2人から顔見せ興行感が出ていなかったのは良かった。ただそれでも顔見せ興行なんだろうなという空気はあった。ライガ―はともかくキャプテンが相手だと、プロレス脳のアピールはできてもレスリング能力の高さを分かりやすくアピールするのは少し難しかった様子。
○ライガ―:そんな中、唯一のクオリティソースとして発奮。外人2人のいいところをしっかり引き出し、自分らしさもみせて帰った。そろそろ怒りの獣神もみてみたい。
○マリア:アメプロっぽいディーバさん。俺はどうしても暗黒期のジョーニー・ローラーを思い出して、鬱になる。

▼第五試合▼
アレックス・シェリー×KUSHIDA
vs
ボビ―・フィッシュ×カイル・オライリー
○外人2人:ボビ―はNOAHで観たことのある選手。身体能力が高いと同時かなりな武闘派だったと記憶。
○KUSHIDA:飯伏からベルトを奪取したことで更に変化があった様子。スポーツライクなレスリングが薄くなりバチバチ感が増していた。もっと気の強さを全面に出して欲しいかも。
○KUSHIDAもシェリーもいつも以上にガツガツゴツゴツやっていた。一方で、悪く言うつもりはないのだけど外人2人から顔見せ興行感が伝わってしまった気がした。いい試合だったけれどIWGPジュニアタッグを獲ってやるぜ的な気迫は余り見られず、技の発表会的な空気があったのは否めない。勿体なかった。

▼休憩前▼
○ジャフ・ジャレットの団体と新日、業務提携の調印式。

▼第六試合▼
内藤哲也×本間朋晃
○本間:こけし一辺倒(笑 中盤、パワープレイも見せてくれた。
○内藤:今回の内藤はすこぶる良かった。内藤はベビーにこだわらない方がいいのかもしれない。今回ブーイングがあったり会場支持率が2:8で負けていたりした方がしっくりきそう(笑 本人も妙に解放感溢れるプレイで、テンポがやたら良かった。
○ふと、鈴木みのるvs本間のシングルでみのるさんが本間のこけしを一切出させないで終わらせる試合を見たくなった。会場は大ブーイングだろうけれど。
○なんか第一試合感がした。

▼第七試合▼
石井智宏×カール・アンダーソン
○石井:左肩をテーピングして登場。かなり悪いらしい。アンダーソンにその肩を責められながらも前に出る。顔を張られながらも前進して張っているアンダーソンを退かせる。石井戦車の本領発揮。
○アンダーソン:全体的にちょっと中途半端。もっとヒールに振り切るなら振り切った方が良いのに。
○終盤、裕二郎の介入でピンチに陥った石井を救ったのはYOSHI-HASHI!颯爽と現れ裕二郎を蹴散らして退場。YOSHI-HASHI、かっけぇ(笑

▼第八試合▼
後藤洋央紀vs柴田勝頼
○前半の感想:柴田にある緊張感が後藤にない感じ…スロースターターなのかもしれないけれどやはりそこは応えて欲しい。
○中盤から後藤にもエンジンがかかってきた。それが顕著になったのが、バックドロップの打ち合い。投げられると即座に立って投げ返す。いい意地の張り合いだった。熱い。
○KENTAのGO2SLEEPを繰り出す柴田。おお!と思いつつ後藤とこう、親友的なタッグを組んでいるのにそういうのは大丈夫なのか?とどうでもいい心配をしてしまう(笑

▼第九試合▼
棚橋弘至vsAJスタイルズ
○噂のAJ:入場からカッコ良かった。中盤まではなんでもできるポテンシャルの高い選手だなと思っていた。中盤で、スタイルズクラッシュ(だと思う)を出そうとして持ち上げた時棚橋が嫌がったんだけど、そんな棚橋の頭をリングにガンガン打ちつけて形に入ろうとするAJ…前半で、なんとなく感じてた怖さの正体が、これか…この狂気。AJ、すげぇ気に入った。
○棚橋:ちょっと体が重そう。体調だけじゃなく物理的にも肉厚になった。それでもクオリティは下がらない。ラスト、BCに袋叩きにあう…そこにJJ登場。救出かと思わせておいて棚橋急襲。だれか助けにくるかと思ったけど、誰もこなかったな…真壁さんも来なかったな…。

▼第十試合▼
中邑真輔vsオカダ・カズチカ
○ケイオス対決。
○中邑のエグイ攻撃を受け切ったカズチカが優勝。
○中邑、いつにましてゴツゴツと攻める。若干、顔面バイブがハマり切らなかった感も。ボマイェは勿論、両膝での背骨折りも放り込みエグくエグく決めていく。
○カズチカ:見せどころを心得たコーナートップ上へのドロップキックが鋭く決まる。これはいつ見てもぐっとくるなぁ。中盤、レインメーカー二度かわされるも、そのいらつきをぶつけるかのように中邑を小突きまわす。いいふてぶてしさだ…ッ。
○中邑の攻めをしのぎ切ったカズチカがレインメーカー三連発で優勝。
○熱い、いい試合だった。
○ふと、中邑って最近チキンウィング使わなくなったなぁと気付く。使ってないよね?

【雑感】
▼大会▼
○アンダーカードを知った時、正直、憂鬱になった。それでも試合が始まってしまうとプロレス好きははしゃいでしまう。結局、全カード十分に楽しんできた。
○とはいえ、未だに不満もある。鈴木みのる、永田裕志、小島聡、真壁刀義(当日は欠場しちゃったけれど)、それに今大会調子の良かった天山広吉。この辺りが前座扱いというのは…第一試合、第二試合も重要だというのは分かる。分かるけれど、ジュニア混合カードとかG1出場していない選手と組ませたり戦わせたり…G1シリーズの最終戦でもあるのだから、そこはG1的な、レアなシングル戦を組んで欲しかった。勿論、アーチャーやスミス、ベンジャミン、矢野さんの扱いもね…。ジュニア軽視してるんじゃなくて、G1最終戦なんだからG1出場選手をクローズアップする形にして欲しかったという話。構成として前半をプロレス祭り、後半をG1の最終戦としていたのかなとも。としたら後半最初の内藤vs本間が第一試合感を出していたのも頷ける。いやそれでも第三世代の扱い…。
○お客のノリがだいぶ変わったなぁと。批判的な意味ではなくて楽しみ方の一つとして、ネタとして楽しんではるなぁと。例えば必死に中邑やカズチカを応援して、泣かんばかりに声を張り上げたり、負けたらうなだれて放心したり、というようなファンはかなり少なくなった気がする。タナがBCに袋叩きにされても悲鳴よりも楽しそうにブーイングする。熱くなって「ふざけんなジェフ・ジャレット!」と怒鳴る客は少ない。そういう感じ。
  


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2014年08月14日

G1クライマックス2014・西武ドームこんな感じで行ってきた

G1クライマックス2014・西武ドームこんな感じで行ってきた

▼初西武ドーム・観戦前▼
○上半期の観戦、この西武ドームを予定にいれたので他の観戦を制限しちゃった…チケット代が東京ドーム並に高かったらとか、当日帰って来れない場合の宿泊費が出たらどうしようかとかの不安が大きくて…。
○西武ドームは冷房がないという情報を得てビビる。特に真夏はひどく昨年はアイドルのコンサートで倒れた人がいたとか今年は野球選手が試合中に熱中症を発症したとか…調べれば調べるほど厳しい環境。着席して一息つけないかも…思い切り応援ができないかも…思い切りやったら決勝までもたないかも、なんていう危惧ばかり膨らむ。
○その上、6月中旬から頭痛が頻発に発症するようになった。群発頭痛の疑いがある。発症すると動けなくなる。何が発端で出るのかが分からないので怖い。こんなんで楽しんでこれるのかと不安に駆られる。俺の器の小ささを突きつけられた2014・夏。

▼行程▼
○5時起き→6時30分出発。7時・沼津行き→沼津乗換東京行き→9時40分・東京着。池袋へ。10時30分・池袋発→11時過ぎ・西武球場前到着。初西武ドームは雨もやい。台風の風の中、駅を出る。正面に見える陸橋にはグッズショップ開店待ちの列。
○入場口を確認後、連れを残してグッズの列に並ぶ。11時30分開店予定が12時になったとのこと。12時過ぎ開店、列が動き出す。同時に入場口付近でも列ができそうとの連絡。入場の列ががっちりできた場合、割り込みになってしまうため後から連れに合流できない可能性が…と踏んで場内グッズ店で買うことに決め、列から離脱。この時点でグッズを買えたら入場後に面倒がなくて良かったのだけど、まぁヨシ。
○入場口で待機。開場時間が近づき柵の前に集まるよう指示。一列に並べるのじゃなくて横に並べ、その後ろにお客がなんとなく集まる感じに。開場まで幾度か断続的豪雨。台風テンションのスイッチ入って、雨風も楽しくなってくる。
○ほぼ時刻通りに開場。誘導にしたがってゆっくりともぎりゲートまで進む。これといって列を作る指示がないのに大きなトラブルもなくゲートに到着したのには感動。そして入場。手荷物検査はなかったなぁ。
○下調べしていた場所に場内グッズ店発見。空いているうちにすっとパンフとマフラータオル購入し、アリーナへ降りる。階段が急で怖い。
○席は四列目。一番端だったけれど前に三列の席が二つだけの実質二列♪逆に見やすい。でもまぁこの並びで三列だったら実質一列だったのに…席運、中途半端に悪いっす、とか思いつつ基地作り。
○基地作り終えると、探検も兼ねてトイレへ。遠い。スタンド中ほどおよび一番上に設置。俺は一番上まで行ってきた。途中、うどん屋他、色々な店があった。その辺、もっと物色したかった。
○会場の雰囲気、悪くない。森が睥睨できたりセミの声が直で聞こえたり。風も自然のモノが吹き込んできて気持ちいい。
○暑さについて。ずっと懸念していた暑さ、台風の影響もあってかそれほどでもなかった。ただやっぱり、常にじっとりとした蒸し暑さはあって動かなくても汗がにじみ出す。真夏日和だったらと考えると…怖い。
○おむすびを食べながら、待機。COCO壱のカレーを食べている人、幾人か。カレーの匂いに惹かれる。帰ったら食べようと訳のわからない決意を固める。

○まだ外も明るい状態で、大会開始。これがいい雰囲気。壮絶なお祭り感、解放感。
○会場で流れたG1決勝戦までの大会ダイジェストV、それだけで泣きそうになった。俺、G1、好き過ぎるな(笑
○試合中は、それほど暑さを感じなかった。前述通り汗はかくので試合と試合の間は水分補給をしたりボディシートで体を拭いたりとケアはしておく。
○第四試合直前、カメラが作動しなくなる。「電源を入れ直してください」とかいうメッセージが出ては電源が落ちる。レンズカバーもしまらない。何度か入れ直しているうちに撮影だけはできるようになる。依然レンズカバーはしまらない。使っているうちにいつの間にか、直っていた。

○休憩前にジェフ・ジャレット登場。業務提携の調印式。アメリカンプロレスにも詳しい人なら「すげー」なんだろうけど、俺、よくわからん…。

○後藤vs柴田の最中に、でっかいアブ的な虫が膝に止まる。さすが西武ドーム。払い落とすもなんだか飛び立ってリベンジされそうなので、俺vsアブ的な虫、試合開始。払い落としてボディシートでくるんだ…ごめん、アブ的な虫。

○試合終了後「アリーナのお客さまはスタンドの方が帰られてからの退場となります」というアナウンス。小一時間くらい待機かなと思っていたら体感時間15分で解除。危険がない程度に急ぎ足で歩き始める。
○出入り口が広いので駅までは難なく。外は台風一過のドーム前で余韻を楽しむ人々で壱敗。時折聞こえてくる会話からバイクや自動車で来場した人も多い様子。
○改札口多いのでこちらも難なく、と思ったらICカード専用のところに並んでた。時間をロスしつつ構内へ。19時21分:池袋行き、19時41分:池袋行きがある。その中間辺りに西所沢行きもあるのだけど乗換ナシで帰りたい。時刻は19時15分ちょっと前。41分に乗り込む。約30分待ち。気持ち的には今回で一番しんどい待ち時間だった。
○20時20分過ぎ、池袋着。トイレ休憩。東海道線最終には間に合わないので新幹線に切り替える。余裕を持って帰れるので気分が楽にはなった。ここで俺、G1陣平から通常シャツに着替えてG1気分をひとつ終了させる。山手線乗車。
○21時10分過ぎ、東京駅着。おむすび屋でうなぎむすびと金目鯛むすびを購入して新幹線へ。待機していた新幹線に乗り込み、早速、今夏食べ損ねていたうなぎを食べる。車内は静かなのでG1感想会ができなかった…21時40分、発車。
○23時ちょっと前、新富士到着。ここから自宅までは20分強の徒歩。荷物は重いもののキャスター付き新バッグ「黒柴くん」ががんばってくれる、はずだった。深夜のアスファルトを引き摺る音がハンパなく大きく、結果、抱えて帰ることに。
○23時40分ごろ、帰宅。荷物をバラし猫さんにお夕飯を出し仏壇にお夕飯を出し、シャワーを浴びてパソコンつけて、一息。ネットで西武ドーム大会の感想を見ながら就寝。

○しんどそうなイメージしかなかったものの意外と全編すんなりと行って来れた。
  


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2014年06月19日

20140615全日本プロレス 後楽園大会を観たのでその感想

20140615全日本プロレス 後楽園大会を観たのでその感想

【勢い】
○しばらく全日を観ていなかった、しばらく後楽園に行っていなかった、ずっとイベント参加協力で精神的にもすり減ってきていた…禁断症状に苛まされる俺。潮崎くんを応援したくなる連れ。いいタイミングで6月15日大会のチケット発売告知が…いい席取れたら行こうとなった。いい席、取れた。

【大会の感想】

▼第一試合▼
宮原健斗×めんそーれ親父
vs
真霜拳號×長井満也
○親父:初見。正直どの辺りがどう親父なのか分からなかった(笑 というのはキャラマスクマンとしては問題なのかもだけれど、変にキャラをつけようとおちゃらけたり笑いに走らなかったので好印象。
○健斗:いい顔になってきた。真霜、長井に打ち負けない、押し負けない。レスリングも安定していて気持ち良く観れた。ただXceed入りしたせいなのか、VMにいたころのようなふてぶてしい荒々しさが影を潜めたのは残念。
○長井:文句なしのバチバチ。親父のドロップキックをスタンディングで跳ね返し、ゴツゴツと蹴り伏せる。殊更反則をするわけでもないのに常に、すごい殺気と緊迫感。
○真霜:手放しでカッコ良かった。長井くんと並び立つ姿に鳥肌。試合は、横綱相撲。完全に空気も流れも技もコントロール。真霜くん観れただけで、ちょっと満足しちゃった(笑

▼第二試合▼
井上雅央vs土方隆司
○雅央:一試合目とは打って変わって明るく楽しい試合登場。体も若干ながら絞った様子の雅央ワールド健在…ながら今回は土方くんに持っていかれた感も。
○土方:シリアスな土方くんばかりみてきたので、雅央ワールドにどう付き合うのか興味津々…と思っていたら付き合うどころか主導権を握る。ニヤニヤとしながら雅央を回す。倒れたふりをして舌を出す。そういう土方くんはほぼ初めて。それでいながら終盤はしっかりとしたレスリングで〆る。いい「明るく楽しい」だった。

▼第三試合▼
西村修×土肥孝司
vs
吉江豊×柴田正人
○柴田:初見。田村潔司のところの人だという話なので期待。感想は「もっともっと出来そう」。今回も十分に重厚なレスリングを見せてくれたのだけど、それだけにもっと色々できそうな印象が強かった。まだまだ見たいと思っているうちに試合が終了してしまった。
○土肥:TAJIRIさんのWNC所属。柴田同様、まだまだ見たい。以前WNCで観た時は結構いじられてたような。今回は逆にいじられる隙もなく気持ちのいいレスリングを見せてくれた。そういう意味でいうと少し優等生過ぎたかも。
○西村:相手が柴田ゆえなのか、妙に重いエルボーを連発。久しぶりに首四の字脱出の倒立をみせてくれた。吉江との絡みは懐かしかったり新鮮だったり、不思議な感覚。
○吉江:軽やかなステップからの倒立とみせかけて西村を押しつぶす低空セントーン(でいいのか)で会場が沸く。吉江らしい吉江全開。西村、吉江はもうベルト戦線には絡まないのかな。もったいないなぁ。

▼第四試合▼
青木篤志×渕正信
vs
ウルティモ・ドラゴン×金丸義信
○金丸:このカードは金丸に尽きる。ゴング前に青木を攻め込む。鳥肌が止まらない攻防。全日版の金丸もすごい。容赦ない。
○青木:一方の青木、やっぱりこの人は手が合う人とはいい試合をする。今回はガンガン攻め込んできた金丸相手に好試合。中盤、ウルティモ校長との絡みは少しダレた、というより相変わらずの間の悪さが感じられた。攻めになるとどうしても間の悪さが顔を出す。世界ジュニア王者となった今、そういうのは許されなくなるよなぁと。マイクもちょっと微妙だったし。世界ジュニア王者という環境で、化けて欲しい。
○ウルティモ:校長、隙がないカッコ良さ。以前よりバチバチ寄りになったのか、ルチャっぽい動きは余りみられなかったかな。
○渕さん:名人芸を堪能。ドロップキック、ボディスラムだけで会場が沸く。お約束だけではなくそこまでの流れの良さも魅力。

▼第五試合▼
鈴木鼓太郎vsSUSHI
○鼓太郎:河童のコタロウくんとともに入場。そんなキュートな入場をしておきながら、かなり怖い鼓太郎も顔を出した。惜しみなく大技も連発。
○SUSHI:分かるような分からないような煽りVで会場の失笑を買った後、入場。もっさりと踊った後は、超シリアス。正直ここまでバチバチやるとは思っていなかった。世界ジュニアじゃないしもう少し遊びのある試合になるかと思っていたら、笑いどころか楽しいの要素も皆無の、恐ろしく緊迫した試合になった。SUSHIのキャラ的にそういう試合はどうなのかという気もしないでもないけれど、だからこそのギャップ燃え(こっちの「燃え」)。いい試合だった。
○試合後:コタロウくんがリングサイドまで出迎える。たくましい太眉毛がはがれてしまい鼓太郎が直そうとするも直らず…結果、その眉毛で汗を拭きながら退場する鼓太郎(笑

▼第六試合▼
諏訪魔×佐藤光留
vs
KENSO×鈴木秀樹
○光留:試合前から鈴木を挑発し入れ込む。序盤は店長と鈴木とのド付き合いに。重い蹴りの応酬。ちょっとだけ笑いも挟むもほぼ全編シリアス。前回観た時よりも太く重厚になっていた。
○KENSO:ダークキングダム勢力拡大中。なのになんだかDK自体が大掛かりなネタに見える。そういう胡散臭さ、嫌いじゃない。久しぶりに腰布を使った首絞めを観た。安定して面白いけれどもう少しレスリングで沸かせるKENSOも観たい。
○諏訪魔:鈴木との接触が刺激的過ぎた。偶然なのか意図的なのかかなり厳しい角度のバックドロップを放つ。ただ少し暴れ方が足りない気も。もっと暴走するかと思っていたら結構しっかりと組み立ててきた。
○鈴木:初見。序盤は店長とのド付き合い。息を呑む鋭さ。後半はvs諏訪魔。この辺りから顔つきが変わり攻めがより厳しくなる。諏訪魔へのバックドロップは諏訪魔自身が繰り出した危険角度のそれ以上に鋭く、会場が一気に盛り上がった。プロレス的なけれん味が少々不足気味ながらド鋭い雰囲気がある。試合後、マイクで継続参戦の意思表示。鈴木がベルト戦線に絡んできたら恐ろしく面白くなりそう。

▼第七試合▼
秋山準vs大森隆男
○曙の返上した三冠ベルトの争奪戦。
○秋山:とにかくエグい。怖い。狂気走っていた。アックスボンバー封じの右腕攻撃は勿論ながらエプロンへのブレーンバスター、場外へのフライング二―、ひざ当てを外しての後頭部への膝、エクスプロイダー三連発。秋山ファン歴もそこそこ長くなってきたしシングルのビッグマッチもそこそこ観たけれどここまでの秋山は初。
○大森:それをしのいでしのいでアックスボンバーで決めた。いつもは批判的な感想になってしまうけれど今回はナシ。すごい試合だった。あの秋山の攻めを受け切ったのだから文句なし。ただし大森さん、これだけの試合をしたので次回以降のハードルが跳ね上がるぞと(笑。今回は、秋山の攻めがあったからこその盛り上がりだったのは間違いない。諏訪魔や潮崎相手に再現、それ以上のものを作りだせるか…これもプロレスの「勝負」であり「強さ」。
○ともあれ、大森さん、三冠戴冠おめでとうございます。

【雑感】
○鼓太郎、試合後にリング上でのワールドカップの試合結果を言ってしまう。それはさすがにダメだろ(笑
○大会後、「写真を撮ってもらえますか」と言われる。俺の写真?どんなポーズがいい?というボケを飲み込んでカメラを受け取った。
○横浜開港プロレスのTシャツを着ていた人、発見。いいなぁ。
○突然、勢いでチケットを買った大会だったので正直なところ、不安だった。開幕戦だからそれほどのビッグマッチも期待できないだろうし。せめてカシンが参戦してくれたら…と思っていたら、それもない様子。これは失敗しちゃったかと。他の、もっとこう、自分ら的に引きのある大会を待った方が良かったのかと。そんなことを思わないでもない日々を過ごすも、出場者やカード発表を観て、わくわくが止まらなくなる。
○オープニングマッチの真霜×長井vs健斗×親父で会場が一気に熱くなる。明るく楽しい笑い溢れる第一試合じゃなくても会場は盛り上がる。そこからはどれもこれも気を緩める隙がないくらい三冠王者決定戦までぶっちぎった。
○今、ブレイク中の新日と比べても、俺的には遜色ない大会だった。一体何が違うのかと考えると、やっぱり売り方なんだろうなと。後は選手への思い入れ。これも売り方によるところが大きい。
○バチバチと重い試合が多かった気がする。「明るく楽しく」でもいいし「曲芸的」でもいいし「笑い」があってもいいけれど、やっぱり「勝敗」がある「戦い」を見せる「エンターティメント」なのだから基本は厳しく激しい試合があってこそだなぁと実感。
○お客のノリもいい。プロレスは全のっかりが大事。野次も面白い。入りは7割~8割。団体さんにとってはシャレにならないかもしれないけれどこれくらいの入りの方が、俺は楽しめる様子。気持ちのいい一体感だった。

▼行程▼
○7時25分・玄関前集合、30分出発。8時4分、乗車。沼津乗換東京行き。今回は色々と疲労困憊だったのでグリーン車で向かう。
○11時20分頃、会場入り。
○15時20分、会場を出る。外はそれほど熱くない。水道橋から新宿へ。新宿から小田急線へ乗換。乗換口から遠いところに降りてしまう…。
○15時40分・小田急線で本厚木まで移動。
○16時30分・本厚木到着。スマイルカンパニーへ。
○17時~スマイルカンパニーで遊ぶ。念願の大型リサイクルショップ。四階までぎっしりリサイクルショップ。楽器、フィギュア、衣類、家具、なんでもある。家具は持って帰れないのでホントにただ観るだけ。連れは靴を合わせていたけれど、こちらも購入はせず。俺は鍵につけるストラップを探す。ちょっと体調が崩れそうだったので探すのをやめる。
○18時、本厚木駅へ。途中、右肩が重くなり右側頭部がぴりぴり。偏頭痛の予兆かと冷や汗。お夕飯いただきつつ薬を飲む。なんとか復調。安堵~。
○18時56分、小田原行きへ。19時50分頃、小田原から富士へ。熱海乗換で、島田行きに乗り込む。いつもはだいたい沼津乗換を挟むので、嬉しい。熱海から一本で帰れる。
○20時50分ころ、富士着。徒歩で帰宅。
○21時~猫にご飯あげて荷物ばらしてシャワー浴びて、おつかれさまでした。
○ほくほくしながら就寝♪
  


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2014年06月19日

20140531 新日本プロレス キラメッセ沼津大会を観に行ったのでその感想

20140531 新日本プロレス キラメッセ沼津大会を観に行ったのでその感想

☆行程☆
○朝からあっち方面のリハーサル、出演イベントの簡単なミーティングをこなしての出発。ここ三カ月間、ずっとイベント参加態勢なのでいよいよもって心身共に疲労困憊。ミーティング後、わずかな時間をついて仮眠をとってからきらめっせへ。

☆大会の感想☆
▼第一試合▼
タイチvsタイガーマスク
○渦中のタイチ:前回のふじさんめっせでのタラタラ感に不満があったのだけど今回はいいタイチをみせてもらった。振り切った感が良かった。動きもキレていた。ただやっぱりジュニアらしい攻防になるともたつきが気になる。小狡さが活きる小技(反則方面じゃなくて)があれば終盤が楽しくなりそう。エアボーカルはまぁ…どんなものかと思うけども。
○タイガーマスク:ピークはタイチにマスクをはがされそうになったところ。応援代(しろ)が見つからない。マスクはがされそうになったんだからもっと激昂してもいいだろと。

▼第二試合▼
TAKAみちのくvsリコシェ
○TAKAさん:いつも通りなシークエンスを踏襲しつつリコシェのテクニックに合わせたム―ブ。連れ曰く「相性いいなぁ」。ホントそう思う。そういえばタイチもTAKAさんも「アックスボンバー」いいながら「アックスボンバー」していた。珍しい。というかシングルでは結構やるのだろうか。
○リコシェ:前回…多分昨年のBOSJだと思う…で観た時同様、テクニック・センス・身体能力・魅せ方のスゴさにもっていかれた。

▼第三試合▼
マスカラ・ドラダvsKUSHIDA
○ドラダ:いや…いい動きをしていたんだけれど、KUSHIDA応援に忙しくて…。
○KUSHIDA:今回のBOSJで優勝して欲しい№1。それくらい贔屓にしているのだけど、今回も失速ナシで嬉しい。いい感じで気の強さが出ている。レスリングも教科書通りのジュニアをやって気持ち良さそうだった入団直後に比べて格段にKUSHIDAらしくて燃える。ただまだ妙にスポーツライクな感じが…それも個性なのかもしれないけれど、KUSHIDAにはもっとゴツゴツいって欲しい。ふてぶてしさ、怖さが欲しい。NOAHの小峠とのシングル、見たくなった。

▼第四試合▼
獣神サンダ―・ライガ―vsマット・ジャクソン
○マット:初見。なぜかふと、NOAHに上がっているガイジンレスラーの空気を感じた。ライガ―相手に位負けしていなかったなー。
○ライガ―:体重そうだった…のに、いいもの見せてもらった感がある。マットは確かに位負けはしていなかったけれどリング上のイニシアチブを握っていたのはライガ―だった、という印象。

▼第五試合▼
キャプテン・ニュージャパン×棚橋弘至
vs
ドク・ギャローズ×カール・アンダーソン
○バレットクラブ:ヒール集団臭が薄れ、強いガイジン軍団に移行した感じ。妙にヒールヒールしようとしていた時期に比べると、格段にいい。それでもアンダーソンにはまだ違和感あるなぁ。
○棚橋:この四人の中で一番汗をかき、一番走り、一番受けていた(技を)。いやもうなんだったらこの大会の中で一番…といっていいくらい。そう考えると、BCの最強ガイジン軍団路線もまだまだなのか。棚橋にそういう仕事をさせないくらいの「最強感」がないと。

▼第六試合▼
田口隆祐vsニック・ジャクソン
○ニック:「ニック」って応援されて、なぜかキレてた(笑 なぜ?!
○田口:タイガー同様、応援代がなかった。この2人、何がしたいのかな…BOSJの公式戦なのに。ニックは縦横無尽にリングを駆け回り、悪辣なファイトも仕掛け、田口を小馬鹿にしたアクションも見せた。なのに通常運転て。

▼第七試合▼
ケニー・オメガvsロッキー・ロメロ
○ケニー:いい笑顔なのに殺気走ったレスリングをする。軽快な動きなのに重量感がある。何でもできそうなのに器用貧乏に見えない。結果、ケニーは、かっけぇ。

▼第八試合▼
アレックス・シェリーvsエル・デスぺラード
○シェリー:異様に絵になってたなぁ。会場では無茶苦茶昂奮したのだけど、今になって冷静に考えるとそれもヨシアシ、というのも、レスリングよりもカッコいい絵しか思い出せない(笑
○デスぺラード:デスぺラードのシングル、初見。面白い。いい動きもするし見ていたい感も満載。ただちょっとまだ色々と固まっていない空気も。試合が始まると入場時のスカしたキャラが身を潜めてしまった。その辺、逆に次回が楽しみ。後は…体、結構でけぇなと。

▼第九試合▼
YOSHI-HASHI×オカダ・カズチカ×中邑真輔
vs
高橋裕二郎×タマ・トンガ×バッドラック・ファレ
○YOSHI-HASHI:もう一つ何か欲しいなぁと。この面子の中、遜色ないレスリングを見せてくれたし動きも格段に良くなっていたので、。それだけにYOSHI-HASHIを観たと反芻できる何かが挙げられないもどかしさがある。如意棒、使えば…(笑
○カズチカ:IWGP落とした後、初見。元々淡々としたレスリングが基調だったので大きな変化はなかったけれど、よく見られたロープ際での苦笑やニヤニヤがなかった。あれは王者時限定なのか。。
○中邑:ファレとのIC前哨戦。正直な感想…IC、中邑の負け…ないだろと。ファレ、中盤でがっつり失速してたし、「中邑ヤバい、取られそう」とか「ファレ、取りそう」とかいう空気もなかった。体はでかいけどあからさまに格下な感じ。それ以前に前哨戦感がない。中邑の鋭さだけが目立った。
○裕二郎:BC入り後、初見。何か変わったかなと期待。若干、ストロング寄りになった様でキャラは封印方向。レスリングでもう少しアピールできたら推せるなぁ。

▼全体の感想▼
○毎回、BOSJは思い入れのある選手が少ない大会なのでチケット購入時、大会当日諸々、なんとなく気乗りがしないのが恒例…一方これも毎回のことながら大会が終わると大満足。今回も、上機嫌で会場を後にした。思い入れのある選手がいないに関わらず満足できたということは上質のレスリングを観れたということなんだろうなぁ。
○タイチの問題でどう応援すべきか迷う。鈴木軍推しなので通常なら応援するのだけど、今応援すると「ああいう問題を起こしたタイチを生ぬるく迎えた」感じになりそうで。タイチも開幕戦でヒール方向に振り切ったという情報を得たので、それならブーイングした方がよいのかなとも。会場仲間のおにぃさんが「応援しなさい」と言ってくれたので、通常運転で応援してきた。
○あの問題については、なかなか難しいところで。決して許されることではないけれど、事案だけでいうと当事者同士の問題でしかないともいえるし。勿論、人気商売である以上、あってはならない、やってはならないことだから何かしらの処分はされてしかるべきだろうし。とはいっても、客観的に観れば事がここまで大きくなったのはその事案自体よりも暴露された諸々によってに思えるし…とか考えもするけど、正直なところを言うと、心底どうでもいい。タイチがどうでもいいのじゃなくて、リングで面白いレスリングを見せてくれればそれでいいという話。そのレスラーが本当はどういう人間でどういうことをしているかには興味がないんだよなぁ。なので逆に困惑してしまう。どういう形になってもいいから早く収束して欲しい。そういう情報が飛び交う中観に行くのは、なんか損をした気分になる。

☆雑記☆
○会場は長蛇。ヘビーの主力選手が三分の一も出場しない大会ながら大盛況。
○会場の雰囲気、良かった。ベストオブスーパージュニアとあってお客も緊張感ある見方をしていた感じ。
○帰り道、K-DOJO・清水マリンビル大会のチラシをもらった。「鈴木みのる参戦!」の一言で即、電話してチケット確保。取り置きなのでちょっと怖い。
○会場仲間のおにぃさん、おねえさんと談笑。しばらくまともにプロレストークしていなかったので楽し過ぎた。はしゃいだ。かなりはしゃいだ。いつも相手してくれてありがとうございます。いやでもホント、よく俺なんかを相手にしてくれるなぁ…感謝です♪
  


Posted by せりざわ at 20:03Comments(0)プロレス観に行ったので

2014年06月19日

20140510PRO-WRESTLING NOAH ふじさんめっせ大会を見たのでその感想

20140510PRO-WRESTLING NOAH ふじさんめっせ大会を見たのでその感想

【大会の感想】

久しぶり過ぎるプロレス観戦…禁断症状に苦しみながら辿り着いた方舟☆
率直な感想→面白かった♪ 選手数は少なくなったもののバラエティに富んだカード満載。

▼第一試合▼
熊野準vs青柳政司
○ひさしぶりの館長。相変わらず怖い。怖い上に重い(打撃が)。圧がスゴイ。
○熊野くん:更にいい感じに仕上がってきた。相変わらずゴツゴツとしたいいレスリング。ただまだまだ流れを作れない感じ。そろそろ「相変わらずいいレスリング」の卒業希望。
○最後は館長の蹴りがキレイに頭部へ。マジで危険なところに入ったのかリング上へレフェリー他が駆け寄る。館長も心配そうに熊野を覗き込む。

▼第二試合▼
石森太二vs拳王vs平柳玄藩
○俺の嫌いな3ウェイながら、好きな選手ばかりで盛り上がった♪
○石森:入場テーマを変え衣装も変え。曲者2人相手に正当派NOAHジュニアをねじ込む。パワーファイトも違和感なくこなせる。これまでの石森くんで一番好きな「石森」だったかもしれない。
○拳王:手放しでかっけかったっす。殺気ある緊迫感だけで引っ張れるなぁと。その緊迫感を裏付ける打撃の重さ、展開を作っていくクレバーさもあって試合をコントロールしていた感。
○玄藩:安定過ぎる玄藩。場外でこっそりと2人が疲弊するのを待ったり。ダブル唾攻撃をかましたり(笑 試合前のマイクで「ノーマーシーのリーダーになった平柳だ」とおっしゃっていたが、ニューリーダー、いきなりの敗戦★

▼第三試合▼
ザック・セイバーJr.×小川良成
vs
北宮光洋×中島勝彦
○良成:昨今は欠場と復帰を繰り返しているイメージが強く、なかなか好調とはいえない感じだったけれど今回は完全復調。キレ良過ぎ。中嶋の逆水平に「痛いから」とコーナーに帰りザックにタッチするお茶目さも顔を出す。
○ザック:角刈りザックのキャッチレスリングを堪能。やっぱりザックのレスリングはツボ。飽きない。最後のフォールは…見たこともない。スクールボーイ的な固めからカウントツーでそのままブリッジへ。カウント中に態勢を変えフォールが成立。すげぇ。
○北宮:ゴツゴツに柔軟さも加わる。ヘビーらしい試合は圧巻。とはいえ、やっぱり受けが怖い時があった。
○中嶋:いい感じの余裕と風格が出てきた。この試合、掌握してコントロールしていたのは間違いなく中嶋。ザックvs中嶋は屈指の名カードに成長する予感~

▼第四試合▼
バトルロイヤル
○中嶋を投げに行く北宮とそれに怒る中嶋、そこへ熊野が入り、北宮と2人で中嶋を投げる…笑いつつも若手のライバル同士の連携にぐっときた。
○まさかの玄藩優勝。
○優勝賞品は、車のラジコン…なのかな。会場の子の「ちょうだい」に「やらねーよ」。

▼第五試合▼
小峠篤司vsクワイエット・ストーム
○小峠:久しぶりに小峠くんのシングルをじっくりと見た。やっぱりいい。重厚さを増してきた。終盤、少し荒々しさがなくなった感が。連れがいうにはそこが成長なのだと。なんでもかんでも噛みつくんじゃなくて試合をきっちり組み上げるのも大事だという…納得。
○ストーム:初見。肉の塊、怖い。印象はそんなもんだった。もう少し売りのパワーファイトを観たかった。(多分、売りなんだと思う)

▼第六試合▼
丸藤正道×モハメド・ヨネ
vs
シェイン・ヘイスト×マイキー・ニコルス
○シェイン:身体能力がスゴイ。って毎度言っている気もするけれど。繰り返し言いたくなるくらい動く。目の前で、ヘビーの体でジュニア殺法を見せられたら度肝抜かれるわ感動するわ。
○マイキー:こちらもシェインに劣らずスゴイんだけど、どうしてもシェインに隠れがちになってしまうなぁという印象。
○丸藤:不知火炸裂。珍しくはっきりとした印象が余り残っていない。ヨネさんのフォローに回っていたからだろうか。
○ヨネさん:まさかのキン肉バスター三連発(うち二発は不発)。少し体が重そうに見えた。vs永田のGHC戦、大丈夫かな。

▼第七試合▼
大原はじめ×マイバッハ谷口×森嶋猛
vs
原田大輔×田中将斗×杉浦貴
○谷口:なんか真面目だった。余り暴れなかったなぁ。
○森嶋:殺気がなかった。キャラでヒールをやってる感が伝わってしまう。
○大原:怖くて面白い。いい殺気に満ちていた。vs原田はベストバウト級。
○原田:ローンバトルが長かった。気持ちのいいレスリングをするものの、王者らしさは、まだない。スギや将斗のような怖さが欲しい。
○杉浦:安定の杉浦。森嶋や谷口と絡むとこちらの方が殺気走っている。ヒール的なそれではないものの完全にそっち方面の空気は掌握。
○将斗:カッコ良過ぎた。スライディングDを出さないのが、またいい。意味なく顔見せ興行的に出すのはカッコ悪い。

【全体の感想】
○KENTA不在の大会。正直なところ、気の抜けた部分がないとはいえない。新人の頃から応援していた身としては、ただの不在ではなく退団という事実は、辛い。
○一方で、その穴を埋めるべく奮起する選手たちの気持ちが伝わるいい大会でもあった。選手には色々な意味でチャンスにもなる。変な言い方だけれど、このカオスは面白い。団体再建、ガンバレ。支えろというなら、微力ながら支えるよと。
  


Posted by せりざわ at 20:00Comments(0)プロレス観に行ったので

2014年05月01日

20140307新日本プロレスふじさんめっせ大会を観たのでその感想。

20140307新日本プロレスふじさんめっせ大会を観たのでその感想。

【試合の感想】
▼第一試合▼
本間朋晃vs田中翔
田中翔:骨格がいい。広くて厚い。受け身も怖さがない。気も強そうで応援のし甲斐がある。逆にいうといかにも「ストロングスタイル」。「ストロングスタイル」の呪縛を脱することが現在の新日隆盛の一端であり条件だったとするなら、田中の今後はどこを向くのだろうか…とか真面目に考えてみたり。本間をリフトで持ち上げた。すげぇ腕力。期待感ある若手はみてて気持ちいい。
本間:終盤手前まではスゴク良かった。ゴツゴツとした厳しい攻めがいい緊迫感を生む。田中の技を受け切って余力があるさまは流石。最後、やっぱりコケシ。別に出さなくても良かっただろうと。なんだかその瞬間、冷めちゃったんだよな。どうしても出さないとダメか?と。←こういうのが「マニアがジャンルを殺す」なんだろうかね(笑

▼第二試合▼
獣神サンダ―・ライガ―×エル・デスぺラード
vs
BUSHI×KUSHIDA
○KUSHIDA:いかんせんKUSHIDAが俺好みによくなった。動き一つ一つにいい重量が乗るようになった。ルチャな動きはするものの曲芸じゃなく戦闘民族感が出てきた。カッコはつけるものじゃなくて、つくものなんだなぁと実感。今回、顔面を割られ流血。周囲の女子客が異常に引いてた。
○BUSHI:陽気なム―ブは控え目、ライガ―に二発の場外トぺを敢行。
○ライガ―:流石過ぎる存在感。デスぺラード上げに付き合っている感も。
○デスぺラード:ルチャもやれるしパワーファイトもOK。正直、あのキャラは邪魔なんじゃないのかと。キレ味鋭い実力派・本格派でいけそうなのに。

▼第三試合▼
鈴木みのる×TAKAみちのく×タイチ
vs
邪道×外道×高橋裕二郎
○みのるさん:ホンモノ感すごい。客いじり・レフェリーいじり・裕二郎いじりも安定。最後はゴッチ式パイルドライバー。でも正直、物足りなさもある。このカードだとマッチアップはvs裕二郎。釣り合わないだろうよと。
○TAKAタイチ:安定のコンビ。安定し過ぎてお約束過ぎてちょっと…と思う部分もあった。

▼第四試合▼
飯塚高史×矢野通×YOSHI-HASHI
vs
小島聡×天山広吉×永田裕志
○飯塚さん:ちゃんとリングに上がってタッチを受けて試合をするようになったなぁ(笑
○矢野さん:天山の「スィースィー」をパクる。
○YOSHI-HASHI:体も絞って地味に活躍。場外で永田をボコボコに。よくやったYOSHI-HASHI☆最近お気に入りのYOSHI-HASHI、次は関節技なり打撃なりレスリング的にYOSHI-HASHIのシンボルが欲しい。
○永田:GHCベルト巻いてきやがった。

▼第五試合▼
真壁刀義×中西学×後藤洋央紀×タイガーマスク×田口隆祐
vs
プリンス・デヴィット×タマ・トンガ×カール・アンダーソン×バッドラック・ファレ×ドク・ギャローズ
○田口:復帰後初。欠場前と同じ印象…期待したんだけどねぇ。
○デヴィ:やっぱりこの人、ヒールというよりストロングスタイルなんだよな。もしかしたら「ストロングスタイル」からの脱却というのはストロングスタイル=ヒールと認定することなのかも…それなら納得。
○バレットクラブ:名前と顔が一致しないッ。10人タッグなんて観づらいことこの上ないし選手の試合濃度も低下するのでこのカード、正直一番嫌だったのだけど、入場直後、怖いガイジン軍団がリングを席巻するサマに興奮。ああいうのは悪くないなぁ。

▼第六試合▼
オカダカズチカ×中邑真輔×石井智宏
vs
棚橋弘至×内藤哲也×キャプテンニュージャパン
○内藤:なぜ石井に視線を送るのかと。ネバーの件があるのは分かるけれど、対角線上にドームでIWGPを戦ったカズチカがいて、ドームの投票で負けた中邑がいるのに石井へ…ネバーを取り戻すのに必死、というのは違う気がする。もっと暴れろよとストレスが溜まる…。
○棚橋vs中邑:やっぱり盛りあがる。ぐっと緊張感が増す。ここの本気度はやっぱりエースの格を感じさせてくれる。
○石井:誰にでも噛みつくスタンスがいい。むしろ今回は内藤を無視して棚橋にでも噛みついて欲しかった。体が小さい分、分厚いのがかっけぇ。
○カズチカ:終盤のドロップキックはもはや名人芸。惜しみなくレインメーカーも繰り出す。三人肩を組んで昭和プロレス風キックは…いかがなものかと思うけれども。

【雑感】
○ニコ動のカメラが入っていたせいか、選手がそちらばかり向こうとしていたのが気になった。入場時やコールの時はいいけれど、試合が始まっても…じゃあどうかと思う。そんなことを感じさせずリング内外全面を使い切るみのるさんは一流だなと。
○プロレス応援風の声が飛ばなかったな…「しぼれ」とか「なげろ」とか「とべ」とか「かえせ」とか。俺、座ってるブロックでかなり浮いてた(笑
○カズチカ入場時、曲に合わせてかけ声かけたら、周囲のお客が一斉に俺をみた…なんか「何してんの?」的な顔で見られた…もうそういう時代ではないのかもしれない…。
○連れがゲリラハットにサインもらった。焼酎と富士山水の差し入れもしてきた。
○地元だったので終了後、全力で帰宅。ニコジョッキーの大喜利キングに飛び込む。ポイントもいただいた♪頑張って帰った甲斐があった☆
  


Posted by せりざわ at 09:15Comments(0)プロレス観に行ったので