2009年03月05日

小橋建太復帰!KENTA、GHC jr.奪還!

小橋建太復帰!KENTA、GHC jr.奪還!

【小橋建太・復帰!】

今回の目玉がいきなり第1試合。
vs井上雅央。
体つきが一回り大きくなった感のある小橋さんvsいつも通りの雅央。
勿論アホほど小橋コールはしたのですが、なによりも今回は雅央、最高!でした。
小橋復帰に負けない雅央ワールド全開。
小橋さん観たさに武道館観戦を決めたようなものなのに、
最後は雅央に声援送っていました。
徹底的にすかして逃げ回って笑いを取った後に、受け、仕掛け、
やることやり倒して負ける雅央のプロレスは、今回の小橋復帰には最適でした。

【KENTAvs中嶋勝彦】
こんなにしんどいのはもうイヤです…
両者とも新人時代から応援している選手で、ホントに思いいれの深い二人で…
それがこういう大きい大会で、セミ、それもベルトをかけての大一番。
本来は嬉しいはずなんですが。

NOAHに参戦してから、自身の力でようやく一つの結果を出した、
決して大きくない、所属選手4人の健介オフィスに2本目のベルトをもたらした中嶋。
超期待株だった山口竜志が引退し、再び健介と共に二人きりで団体を背負ってきた
2008の総括がGHCジュニア戴冠だったわけで、初防衛戦で負けるところはみたくない。

一方のKENTAは、ひと月弱前、中嶋にベルトを取られた張本人。
KENTA自身の直訴によりこの連戦が決まったが、本来は有り得ないこと。
負けてすぐに挑戦、はあまりに虫が良すぎるし、簡単に再挑戦できてしまうと
ベルトの権威が落ちてしまう…最近では新日・中邑がIWGP王者・武藤(当時)へ、
同タイトル挑戦→敗戦直後に連続挑戦を表明したが却下されている…
確かに虫のいい話が通ってしまったわけだが、逆にいえば、もしKENTAが敗れれば、
発言力もポジションもNOAHジュニアの矜持も全て失う…
下手すれば今年の浮沈にさえ影響し得ない背水の一戦。

…というような流れで、どちらを応援できようはずもなく…
泣きそうな顔で、それでも中嶋を応援しました。
とはいいながら中嶋に声援を送りつつKENTAの技が決まれば声を上げて喜び…
これがまた、嫌味なくらいスゴイ、いい試合で…
ゴング同時に衝突。
KENTAの顔に蹴りが入れば、中嶋の頭が蹴り上げられ。
似たスタイルの二人の、全く退かない正面衝突。
互いの存在を切り取りあうような壮絶さ。
爪が掌に食い込むほど握り締め、喉が枯れるほど叫びましたな…
途中、何度かフルタイムドローにならんものかと時計を見たり…
KENTAが取った瞬間、よっしゃぁと叫んだものの…

なんだかもう、涙が止まりませんでした。
ちょ……っと、入り込みすぎました。

もしここで中嶋が防衛したら、次の秋山vs健介、
気持ちよく秋山応援ができるのにという思いもね…
健介まで陥落したら健介オフィス、悲し過ぎるし。
結果、そういうことになっちゃいましたが。

それだけ入れ込んだセミの後にもう一戦、
GHCのタイトルマッチがあるという、殺人的なカード構成。
秋山vs健介もすごかったんですが、
この中嶋vsKENTAが武道館大会のメインだったとしても
納得できるくらいの好試合でした。

自宅に帰りついたころには、HPゲージほぼゼロで赤くなってました。
蒲団を敷き、ちょっとコタツで一休みし…
じゃあそろそろ寝ようかと時計を見たら、もう朝。
コタツで一休みするつもりが寝てたんすな。

おかげで、また風邪です。


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