2014年02月25日

俺の苦悩を聞け。たいしたこっちゃないけどさー。

俺の苦悩を聞け。たいしたこっちゃないけどさー。

○2013年の新日本プロレス大攻勢からの大隆盛、中央のビッグマッチのみならず地方大会でも長蛇の列ができ、並びながら改めてスゴイなぁと思う。ヒドイ時期を知っている身としては単純にウレシイ♪
○反面、あくまで個人的な事柄ながら弊害も出てきちゃってる。
○2013年、2014年東京ドーム・特リンが五万円にハネ上がった。他の大会も軒並み値上がり。今年のG1決勝戦は西武ドーム開催となり同様のチケット代金高騰が予測されるよね…。
○ドームとG1決勝+ビッグマッチ1大会+地方大会。これが俺の毎年の新日観戦シフトで、加えて良さそうな大会があれば緊急観戦といった形なんだけど、ドームチケット代が高く、更にビッグマッチも値上がりした為、昨年はドーム・G1決勝・地方大会しか行けなかった…。
○というだけならまだしもプロレス観戦全体に影響を及ぼし始めたのよ、これ。今年、3月には池田大輔20周年大会、ZERO1靖国大会があるんだけど、どちらも通常なら二もなく観戦決定している大会なのね。ところが今年は悩んだ末、断念。その理由はG1西武ドーム。更に全日チャンピオンカーニバル。今年は優勝戦が大阪で行われるというので少々悩みつつもそれでも無理をして行こうとなるのがウチ…だったはず…ながらこちらも断念。もう一つ加えると小橋建太プロデュース大会も同理由で断念。もし西武ドームが四万円五万円クラスのチケットを出してきたらドームと合わせて、交通費・宿泊費と合わせて約十五万の出費。宿泊費…恐らく終電で帰ってこれないのでどうしても計上せざるを得ないし…ここには食費も含まれているし…
○観ているのが新日だけならいいけれど、ウチはバカだからどの団体も観ているし好きな選手が出れば観に行きたい(当たり前だけど)ので全方位的にチケット料金+移動・宿泊・食費が必要になってくるんだよねー。そのバランスが大きく崩れてしまったわけさ。
○自分の行動が世にどれほども影響を与えることなどないと知ってはいるけれど、俺みたいなのが出てくると、新日一人勝ちが必ずしもプロレス業界の底上げに繋がるとは言えなくなってくる…と漠然とひとりよがりな危惧をしてみたり。オマエが心配するこっちゃねーよ!っていう話だけどさ。
○そんなことも含めて、今話題に上がるのが、来年のシフト。来年は逆に新日観戦を極力抑えて他団体を観に行こうかと。けれど「今」しか観れないカードは来年観れないわけでねー…でも、経済的余裕がなくなると趣味どころではなくなるし。
○といったような、弊害。
○要は、西武ドーム安かったら、いいなぁという。せめて三万止まりで。
  


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2014年02月25日

DDTふじさんめっせ大会を観た

DDTふじさんめっせ大会を観た

☆大会の感想☆
▼第一試合▼
MIKAMIvs中澤マイケル
○マイケル:試合直前までリングのコーナークッションを結んでいたマイケル。折角なので応援した。
○MIKAMI:応援したのはマイケルだったもののカッコ良かったのはMIKAMI。クールでいいなぁ。

▼第二試合▼
高木三四郎×DJニラ
vs
伊橋剛太×松永智充
○高木社長、今大会の諸々を吹き飛ばそうと「ハイテンションマッチ」を宣言。四人ともブレーキの壊れたハイテンションで最初から最後まで全開(ニラ除く)
○ニラ:5分を待たずして疲れた模様。
○社長と松永:敵チーム同士なのに息の合い過ぎる「イエス」で会場を盛り上げる。
○伊橋:ハイテンションもさることながら、余りの身軽さと容赦ない社長の投げに耐える頑丈さに思わずぐっときた。
○宣言通りのものすごいハイテンションでメインかと思うくらい盛りあがったけれど、その代償に…リングが壊れる(実際は不具合発生)。どうやら伊橋くんを叩きつけた時におかしなことになったらしい。

▼第三試合▼
アントーニオ本多
vs
平田一喜
○なんでも沼プロにリングを借りに行った際、大げんかをしたとか。そこで急遽カード変更され組まれた一戦。レスリングとしては…笑いを挟みこみながらもきっちり押さえるところは押さえる良試合だったけれど大きな不満が。ケンカの原因が明らかにされていない。

▼第四試合▼
佐々木大輔vs遠藤哲哉
○遠藤:前回のDDT観戦から気になっていた。今回もその期待を裏切ることないバチバチっぷり☆ 中盤から本多の横槍が。そういうアレも分かるのだけどいい試合だっただけに、ちょっと邪魔だった。

▼第五試合▼
飯伏幸太×ケニー・オメガ
vs
男色ディーノ×大石真翔
○ディーノの提案で真翔くんのお母さんが勝利者賞にされてから試合開始。
○序盤、真翔vs飯伏。真翔くんも意外とやる…と思ってみていたら、そこは飯伏、きっちり押さえこむ。
○場外乱闘から搬入扉を開いて外へ。ぷち路上プロレス化。アスファルト(コンクリだったかもしれない)へ、扉横の高い何かしらのポールから飯伏くん、ムーンサルトを決行。人が多くて飛んだ瞬間しか観れなかった…残念。
○もちろん、しっかり真翔くんが負けて終了。ストロングな真翔くんも観てみたい。

▼第六試合▼
HARASHIMA×KUDO×ヤス・ウラノ
vs
坂口征夫×彰人×マサ高梨
○坂口:今回一番観たかったのがこの人。昨年パンクラスに参戦したと聞いていたのでどんなプロレスをするのか興味津々。結果、大ファンに。ものすごい殺気。怖い。何一つ特別なアピールはしないし技も打撃だけだし派手さは微塵もない。それがいい。ひたすらかっこよかった。
○彰人:前回DDTでファンになった彰人、見せ場が少なくてちょっと残念。この人もひたすらカッコ良かったなぁ。俺の「絞れ」にこっちを向いて頷いてくれた。
○KUDO:こちらも前回ファンになった選手。坂口とのバッチバチな蹴り合い、熱かった。

▼試合終了後▼
○HARASHIMAくんの呼び込みで真翔くん登場、HARASHIMA風マイクで〆る。
○この日、大石真翔くん35回目の誕生日でした。はっぴーばすでい。

☆雑感☆
○全体的にハードヒットなバチバチ系が多かった。社長・伊橋らの試合がハイテンションでバチバチっぽくなったのが一層その空気に拍車をかけたのかも。
○IWGPジュニア王者がディーノと絡む。そういう試合でもコントにならないのがこの人たちの図抜けたセンスだなぁと。
○なんというのか、毎度思うけど、DDT観戦だと俺、なんか浮くなぁ(笑 
○雪でリング到着が遅れ選手・スタッフ一体となって乗り切った今大会。さすがDDT!…と思う反面、記録的大雪は前々日から分かっていたことなので前日に沼プロさんなりなんなりに「もしリングが到着しなかったら協力してほしい」旨を伝えておけば、当日朝に混乱することはなかっただろうとも。ある程度、予測・回避が可能な事態だった気もする。真面目な話、当日の朝、真翔くんと坂口くんが軽トラで沼プロにリングを借りに行ったとか…あの悪路でそんな時間に追われた仕事をさせて何かあったらどうするのかとか、実際、リング調整ができていなかった為か試合直後にリング不具合発生したし、選手のウォーミングアップもそこそこに試合というのも…それでもやれるのがDDT!というのもわかる。でもやっぱりあれだけのことをするのだから万全を期して欲しいと思うんだよね。
  


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2014年02月25日

PRO-WRESTLING NOAH 清水マリンビル大会を観た

PRO-WRESTLING NOAH 清水マリンビル大会を観た

☆大会の感想☆
▼第1試合▼
熊野準vs北宮光洋
○北宮:太く大きくなった。迫力が増した。関節技他細かい部分も達者に。一方、前から気になっていた受け身が、より怖くなった。自重で関節とか腰とかやっちゃわないか心配。
○熊野:北宮とは逆に受け身には十分な安心感。自分より大きな北宮相手を、切り返し技でしっかりコントロールしていたのが印象的。感情ががっちり伝わる選手なので次見る時が楽しみ。
○なんとなく熊野を応援しようと思っていたところ試合前のVでの明るい北宮の笑顔に釣られて、北宮応援に。北宮応援、声を出してたのは会場だとほぼ俺一人だけだった。

▼第2試合▼
小川良成vs平柳玄藩
○曲者対決。
○良成:玄藩のノリに合わせていたのか何となく小川っぽくなかった気が。
○玄藩:逆にこちらはいつも以上に奔放(笑 唾攻撃、都合三回。客に手拍子を要求しながら、リズムを途中で変えてみたり。そんなことをやりながらも小川のトリッキーさにはしっかりついていくのでただの悪ふざけに終わらないのがサスガな感じ。

▼第3試合▼
シェイン・ヘイストvsエクストラ・ラージ
○今大会の俺的ベストバウト。
○陽気な外人選手が苦手なので、煽りVでエクストラ・ラージに引いてしまった俺。
○試合:2人ともあの大きな体でこの大会1、2といっていいくらいの動き。ゴツゴツとぶつかったり関節を取り合ったり、打点の高いドロップキックが出たり、パワーボムから華麗に飛び降りたり。燃えた。

▼第4試合▼
拳王vsマイキー・ニコルス
○拳王:今大会、一番の楽しみが拳王。入場直後の第一印象は「彰俊さんに似てね?」。連れはKENSOっぽい印象だった様子。拳王がマイキーに仕掛けて試合開始。ヒール軍団・超危暴軍所属なのでラフファイトが多かったものの蹴撃には目を瞠った。竹刀を巡る攻防は、応援してて楽しかったのでもう少し長尺でも良かったかな。
○マイキー:ちょっと立ち位置がしんどかったかなという印象。本来、NOAHに攻め込んできたガイジン軍団というポジションながら相手がヒールなのでベビー的な感じに。いい選手なのだけど、拳王に引っかき回されてしまった。

▼第5試合▼
マイバッハ谷口vsジョナ・ロック
○谷口:超危暴軍入りした谷口。相変わらずレスリングがしっかりしてるのでうっかり笑ってしまう。場外であおむけになった時に「谷口」って声かけたらこっちみて、ギロって睨まれた。でも、場外乱闘では俺らの方には来てくれなかった。残念。今回も、さすまたの意味がわからなかった。ああいうの使うよりパワーで暴走するだけの方が面白いと思うんだけどなぁ。
○ロック:すげぇ身軽なデブ、という印象。ただここも第4試合同様、ヒール谷口に押し切られてしまいロックの良さが出る前に終わったんだなぁと。マイキーもロックもコレ!という見せ場がなかった。

▼第6試合▼
森嶋猛×大原はじめ
vs
石森太二×中嶋勝彦
○ノーマーシーを脱退して超危暴軍入りした大原と前日にGHCを永田に獲られた森嶋登場。
○大原:正直、残念。ノーマーシーでバチバチやってもらいたかった。いいキャラしてるし。とはいえ超危暴軍での振る舞いもなかなか渋くていい。せっかくだからもっと振り切った大原がみたい。
○太二:相撲部屋で修業をしてきた太二くん、心なしかパワープレイが多めだったかも。今後、ヘビー戦線に絡んでいく布石なのかな。けれども無理な増量はなく相変わらずのキレで楽しませてくれた。
○森嶋vs勝彦:至宝流出の戦犯・森嶋を蹴たぐる勝彦に、NOAHファンの喝采が。俺もうっかりそういう流れに乗ってしまった。勝彦の蹴り、更に重く的確になっていたから尚更盛り上がった。
○森嶋:ヒール転向してGHC獲って、永田に獲られて。どんな試合をするのかなと思ったら意外と変わらない…他のメンバーにヒール・森嶋を作ってもらっている感じがちょっと…。WRESTLE-1の河野といいバレットクラブのデヴィといい、なんだか担がれヒールが多いな、最近。vs永田戦はどうだったんだろうか。ちゃんとヒールをやれたんだろうか…。

▼第7試合▼
丸藤正道×モハメド・ヨネ×小峠篤司
vs
KENTA×杉浦貴×原田大輔
○杉浦:復帰二戦目。前半、丸藤と対峙。互いに紙一重でかわし合う攻防の緊迫感!!!怖さでいえば丸藤を大きく凌ぐなぁ…そのスギの怖さを抑え込んでしまう丸藤のレスリング!見ごたえあり過ぎる。
○小峠vs原田:ブレイブ入りした小峠と、ノーマーシー入りした原田。小峠、キレ過ぎ。小峠くんのバチバチ感はスギの怖さに通じるものがある。vsKENTA、vsスギでも格負けせずぐいぐい押し込むのがいい。原田くんも芯の強い粘り気のある俺的には好きなレスリングを見せてくれたけれど、まだ頑張っている感の方が強く伝わってしまう。煽りVでスギの強さを学びたいと言っていたけど、「怖さ」を学んで欲しい気がします。
○ヨネ:こういう戦闘民族系メンバーに囲まれても存在感を失くさないのはさすが。お客の「キン肉バスター」要求に即座に応える反射神経、すごい。
○KENTA:永田に挑戦表明したKENTA、昨年NOAHを支えてきた圧倒的な求心力はキャラクターだけではなく実直なレスリングあってのものと実感。超高度からのフットスタンプは何回観ても悲鳴を上げてしまう。場外で丸藤とバチバチやり合うと、そっちブロックはリング上の小峠vs原田を観なくなるという現象が(笑 俺もその一人だったので、ひたすら場外乱闘がひと段落するまでは勝敗決まるなよと祈りながら「KENTA、KENTA」言っていた。フィニッシュはG2スリープ。久しぶりに生で観た。

▼雑記▼
○チーム:どうみても…小峠くんと原田くんは逆な気がする。小峠くんがNMC、原田くんがブレイブだろうと。小峠vs原田のレスリングを観ているとうっかりNMCコーナーに小峠くんが帰ってきそうに見えて仕方なかった。でも…小峠vsKENTA、vsスギもぐっときたから、そういう意味では正解なのかも。同じチームだとなかなか対戦できなくなるからねぇ。新日で中邑vsカズチカが実現しないのと一緒。
○玄藩に静岡の緑茶コーラを差し入れ。玄藩タオルも作ったので見せてきた(連れが。
○今回は…予想通りというかなんというか、席、ちょっとしんどかった。青赤コーナー側の1番2番はタッグマッチの時に待機選手とセコンドが邪魔で試合が観づらい。白コーナーだとなんとでもなるんだけどね。

☆チケット☆
○毎年この時期に清水に来ているNOAHだけに、DDT2月大会と重なるんじゃないかという危惧の中、9日開催が発表され安堵。
○12月13日、FCに電話して優先予約日を聞いてみると、今予約できますよとのこと。即座に予約→HPでは優先予約日の告知ナシじゃん…丁寧な対応だったので怒りはしなかったけどそういうアヤフヤなのは勘弁してください。電話着順でいい席出しますよっていう売り方なんだから特に…。
  


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2014年01月31日

20140124 WRESTLE-1 きらめっせぬまづ大会を観てきたのでその感想

20140124 WRESTLE-1 きらめっせぬまづ大会を観てきたのでその感想

◆会場◆
◎照明、モニター、花道と地方大会とは思えない華やかな舞台装置が並んでいてびっくり。。
◎開始直前、隣の隣の席に仲良くしてもらっている伊豆のおねえさんが着席。

◆大会開始◆
◎阿部さん登場。プロレスの見方を解説。「WRESTLE-1には応援してはいけない選手がいます。河野率いるデスぺラードです」(笑。次いでブックメイカー・征矢学がゲットワイルドで登場。たどたどしく甘噛みしながら開会宣言(かな?

◆大会の感想◆

▼カード発表▼
◎旗揚げ戦同様、カードは当日発表。誰がどの試合で出てくるのかドキドキしながら待つ。

▼第一試合▼
近藤修司×カズ・ハヤシ
vs
NOSAWA論外×MAZADA
◎スピーディかつパワフルかつ華やかなオープニングマッチにふさわしい試合…が展開され始めた矢先、河野率いるデスぺラード乱入。唖然としているうちに無効試合裁定→おにぃちゃんが再度登場してセミでデスぺラードvs本隊の再試合を組むことを発表。
◎わかるけども!近藤・カズ・論外・MAZADAファンの俺はいたたまれない気持ちに。試合序盤で各々の定番ム―ブは観れたから…と自分を慰めるも、もっと堪能したかった。セミで再登場する近藤×カズはともかく、論外×MAZADAは…これで今回終了はないよと。その、序盤戦が面白かっただけに。とか思ってたら…。

▼第二試合▼
金本浩二
vs
稲葉大樹
◎稲葉くんのチャレンジマッチ。容赦ない金本sの蹴りや関節にたじろがない稲葉くん、いい気の強さ。身体能力も高いだけではなくセンスも悪くないようで、少ない基本技でも十分稲葉らしさが見て取れた。そのゴツゴツ感に少々…ヤングライオンっぽい空気を感じた。
◎目の前での顔面ウォッシュに「もう一丁」コールが自然に出る俺(笑 やべぇ楽しい、WRESTLE-1。


▼第三試合▼
伊藤薫
vs
Sareee
◎久しぶりのSareee:伊藤薫にボコボコにされるという流れ。ZERO1・埼玉レイクタウンでもそうだったけれど、こういう試合は格上の方が試されている気がする。
◎伊藤薫:容赦ない攻めがいいなぁ。会場のあちらこちらから悲鳴が上がる。それを耐えきるSareeeも良い。Sareee、もう少し体格が良くなれば後半からの巻き返しが期待できて更にいい選手になりそう。いかんせん線が細いので厳しい重量級の攻撃を受けると何かやっちゃうんじゃあないかと怖くなってしまう。それも一つの在り方だとは思うけれど、やっぱりレスラーには超人的な頑強さを求めてしまうよねって話。

▼第四試合▼
浜亮太
vs
高山善廣
◎前フリV:レガースを新調したハマちゃんにぜひ蹴り合いをして欲しい選手がいると告げる征矢。豚人間とも告げる征矢。おにぃちゃん…(笑
◎そして出てきたのが高山s。こいつぁドするどい一戦になりそうだぜと(笑笑
◎試合開始→軽快なフットワークでハマちゃんににじり寄る高山s。ハマちゃんも何となくそれっぽい動き…おぉ対応して…はいないか(笑。高山sのローがハマちゃんの足を止める。返そうとするハマちゃん、ほぼ届かない、届いても威力ない。
◎業を煮やしたハマちゃん:相撲勝負を要求。高山、塩を投げ入れ土俵入り。楽し過ぎる。そうなればそれこそハマちゃんの土俵、あの高山sがキレイに投げられる…ッ
◎衝撃の終盤:ハマちゃんに担がれた高山s、ジュニアのように体を入れ替えて飛び降りる。余りの展開に鳥肌。
◎試合後、先年の新宿フェイスで解禁した高山タオルをかざすと、指さしてくれた。そういうことをする人ではなかったので感動。NOAHの沼津卸商社センターでは群がる人を完全無視…どころかハネ飛ばしながらで歩き去ったのに(笑

▼第五試合▼
中之上靖文×吉岡世起
vs
河上隆一×橋本和樹
◎和樹登場に沸き立つ俺。
◎吉岡:多分初見。長時間捕まった。稲葉くん同様気の張ったいい選手だったけれど、時々受け身が怖かったのは気のせいかな…和樹のレスリングに存在感負けしたのは残念。
◎靖文vs河上:靖文がいい顔になってきて見応えがあった。個人的な趣味でいえばもっと粘り気があってもいい。途中、コジっぽいム―ブ他を入れようとした瞬間、妙な間が空いたのが気になった。靖文はナチュラルなままの方がいいと思うけれどキャッチ―さに欠けてしまうんだろうかね。vs河上は、思ったほどバチバチいかなかったなぁ。和樹が前面に出ていたので絡み切れなかった様子。ただ観た感じ、全体的に河上のポテンシャルの方が上に見えてしまった。
◎和樹:今回もキレイに振り切った。技の説得力・表現力がスゴイ。取り立てて派手な技や難しい技を使っているわけではないのに観れてしまう。ずっと観ていられる感じ。
◎和樹vsJr.ハヤトとか観てみたいなぁと。

▼第六試合▼
菊タロー
vs
宮本和志
◎宮本:えらいことになっていた。葉巻的なものを加えた成金キャラ…今回一番の衝撃だったかもしれない。
◎なにやら宮本が用意した1000万争奪戦、という企画らしい。
◎菊ちゃん登場。菊ちゃんのやってる(やってた?)秋葉プロレスは一度も行っていないにも関わらず年に一•二回は菊ちゃん、観るなぁと変な感慨にふけりながら観戦。
◎きっちりと仕事をする菊ちゃん。ごあいさつからのブレーンバスターからの切り返されパターン、今回はテンポが違った。上げる上げないの攻防があるのはもしかしたら初見かも。

▼第七試合▼
がばいじいちゃん
vs
宮本和志
◎菊ちゃん敗退で九州プロレスからがばいじいちゃん登場。名前だけは知っていたものの初見。かなりのご高齢。プロレスなんてできるのか不安、というか心配。
◎案の定、まるで動けていない。ご高齢ゆえの温情勝利を狙おうというのか…だとしたら菊ちゃん、それは余りにも無体な。
◎と思っていたら中盤から一気にストロングスタイルに変貌するがばいじいちゃん。軽快なルチャテクニックで宮本を攻め込む。残念ながら最後はしとめられてしまったものの、よいものを見せてもらった。ご高齢を感じさせないすばらしいファイトだった。
◎こういう感じで、いい?

▼第八試合▼
NOSAWA論外×MAZADA
vs
宮本和志×ロブ・テリー
◎第一試合で即試合終了してしまった東京愚連隊、再登場。当然沸き立つ俺♪
◎宮本がロブ・テリーを呼び込む。でかい。筋肉すげぇ。早速腰が引ける愚連隊、どちらが出るかで揉める。6:4で話がつきMAZADAが先鋒に(笑。テリーの圧に7:3を要求。vsテリーよりも論外&MAZADAの山分け抗争が見どころに(笑笑
◎最終的にはレフェリーにも分け前上げようとしてたな♪ とりあえず勝つ前提なのがいい(笑 というかそれならテリーを買収する方が効率いいんじゃ?!

◎この三試合:宮本、なかなかのストロング系レスラーなのにもったいないと思う反面、だからこそこういうノリが活きて面白いなぁとも。いつまでのこの1000万争奪戦が続くのか分からないけれどデスぺラード騒乱以上に決着が楽しみな企画だった。

▼第九試合▼
真田聖也×カズ・ハヤシ×近藤修司×アンディ・ウー
vs
河野真幸×崔領二×KAZMA SAKAMOTO×レネ・デュプリ
◎第一試合の再戦に加えて聖也、アンディ登場。
◎アンディとカズくんの活躍が目立つ。特にアンディはじっくりと観たかった選手だったので堪能。大きな選手との試合で映えるジュニアの選手というのはカズくんにしても日高くん(ZERO1)にしても、単純にかっこいい。
◎逆に聖也、近藤くんは同系色にまぎれてしまうのかインパクト的には薄かったなぁ…いつも以上のよいム―ブは見せてくれたもののその辺りの濃淡が難しいのもプロレスなのかね。とはいえ終盤の近藤くんのパワープレイは圧巻だた。
◎河野はもう少し振り切ってくれよと。若干手探りが見えてしまった気がする。
◎KAZMAがカッコよかった。入場直後にカメラを向けると即座に手で顔を隠して「撮るな」の意思表示。ぐっとくる。ヒールはそうじゃないとダメだ。展開が展開なのでレスリングをじっくり見ることはできなかったものの端々に身体能力・センスを感じさせてくれた。KAZMAvsアンディのシングル観たいなぁとか思いながら観ていた。
◎最後はパンダマン(でいいのか?)がデスぺラードを蹴散らすという(笑。パンダマンがヒールターンしたら…最高だな(笑笑

▼第十試合▼
船木誠勝×田中稔
vs
KAI×大和ヒロシ
◎ちょうどこの日がデビュー20周年の田中稔:そういうこともあってかキレッキレ。どこをどう切っても絵になるというのは才能だよなぁと。バチバチ蹴り込む思い切りの良さも当然ながら健在で、気持ちがいい。
◎大和:良くも悪くもいつも通りだったかな。大和は応援したいのだけどどこをどう観ればいいのか分からないと気付く。関節技が得意とか打撃戦が見せ場とかそういうとっかかりがない。頑張っているのを観る…のは新人クラスだと思うんだ。
◎支持率0%のエース:というひどい前フリVで登場のKAI。そんなことになってるんだと思いながら観る。ずっと応援していただけに腑に落ちないVだったけれど、試合を観て少し納得…。大和同様とっかかりがない感じ。持ち味が伝わりづらいってことなんだろうかね。低体温系レスラーなので同系統の船木や稔の前で埋没してしまったのかもしれない。手が合わないとハネないというのは確かにエース的ではないか…KAIのレスリングは好きなので今後の「エースへの道」でパワーアップしてくれることに期待します。
◎船木:とは言っても船木のあの圧、KAIにはなかなか覆せそうにない。技術とか努力とかではない部分なだけに難しそう。でもこの2人の試合はいい絵だった。それにしても船木、蹴りといい最後のマイクといい容赦ないなぁ。

▼全体の感想▼
◎旗揚げ戦は全日の続編のようでありバチバチプロレス色が濃くもあり、俺は楽しめた大会だったもののWRESTLE-1の方向的には大丈夫なのか?とうっかり心配をしてしまった。あれから半年後の今回、方向性が定まってきていた。噂で聞いていたWRESTLE-1の面白さを十分堪能できた。
◎エンターティメント色を全面に出していると聞いていたんだけど、それと同時にリング上でのレスリングは意外なほどバチバチゴツゴツしていた。楽しいプロレスの試合は徹底して遊び、厳しいプロレスの試合は徹底して厳しい、その両輪のバランスが心地良かった。
◎両国、行きたくなるなぁ。

◆大会終了◆
◎伊豆のおねえさんと少しお喋りさせてもらう。今年も変わらず楽しい人だなぁと思いながらも今回はほぼ地元ながら若干急ぐ身。
◎この日、金曜はニコジョッキーのある日:ヒロシと小明、大喜利キング2014は完全に欠席。22時からのエルシャラカーニ(夏)には間に合うかも…とすこしだけ急ぎ足。21時11分に乗れれば…だったのだけどこちらはアウト、35分に乗る→富士駅到着21時50分過ぎ。間に合うかなと急ぎ足→だんだん小走りに。汗だくで帰宅。5分遅れて参加できた。
◎エルシャラ終了後、翌日の準備やらシャワーやら。足がぱんぱんに。一度座ってしまうと一気にくるなぁ、疲労。

  


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2014年01月31日

正月プロレスの覚え書き

正月プロレスの覚え書き

◆全日1・3雑記◆
◎2013年は色々あって結構な散財をした。その上ドーム5万円。帰りのことを考えると1月4日は宿泊。出費がひどいので今年の全日はやめようかという話にもなる。一方で新生全日を観たことがない上、三冠王者•曙、バーニングを脱退した潮崎くんたち、健斗の参戦など惹かれる要素も満点。悩んだ挙句最安価路線で行くことに決定。

◎新日1・4チケットを持っているため、全日1・3を決めると2泊3日に…小田急線を使って二日間通うという案を模索したり、とにかく最安価路線を探る。いつもの亀戸は、4日が土曜日な為か、6000円オーバー。探すと川崎で4500円のホテル発見。水道橋までの交通費を鑑みても、通うより安価。2014一発目は川崎を基地にする方向で、決定。

◆新日1・4雑記◆

▼新日1・4のチケット▼
◎新日ドームのチケット→運気が下がり気味だった2013、2014の運だめしの意味も込めて購入。抽選なので効力はないらしいけれども、これも人事のうちと10月4日12時のFC受付開始と同時に申し込み。10月7日15時、抽選結果が出る。G1では思いっきり落選。今回は当選。さっそく入金…したはずが新日FCマイページの購入欄に反映されず「購入待ち」のまま。電話して調べてもらうと購入していない状況。もう一度購入やり直し。二重購入にならないか心配だったけれども大丈夫な感じ。こういうの、ホント怖い。チケット到着。二列目。…2014のチケットバイオリズムもこれ、微妙な感じか?

▼新日1・4特リンの特典▼
◎特典:でっけぇ箱を貰った。宿に持ち帰って開けてみると災害グッズ一式。新日マークが刻印されたネームタグも入っていた。これは…新日さん、微妙です。観戦中もそこそこ邪魔だし持って帰るのも…。みんながみんな都内在住ではないわけでさ…うちは宿から宅配してもらった。
◎リクエスト:特典、もし付けてもらえるのなら、座布団的なものがいい。長時間パイプイスに座っているのだからそういうものの方が実用的で嬉しい。スポンサー等の関係もあるのかもしれないけれど、でっけぇ災害グッズ一式は…さすがにないよと。

▼新日ドーム大会へのお願い▼
◎懇願:ロイヤルシート特典とかいらないからひな壇にして…ほんの20センチ程度でいいから。
◎お相撲さん:俺の隣にお相撲さんがきた。俺も少々狭くなったものの時折気を遣って体を縮めてくれたので、ほっこりしながら観戦できた。いや俺のことはどうでもいい。その後ろの人…あのでっかいお相撲さんの後ろじゃほぼ見えないだろうと。五万円払って、2人なら十万払ってでかい人の背中を見せられたらたまったもんじゃあない。そういう思いをした人が、来年のリピーターにはならないよね…。俺も背、ちっこい方なので他人事とは思えずなんだか心配してしまった。
◎今年のG1決勝は西武ドームに決まった。となるとまた似たような形になるだろう予測が立つ。なんとかならんかね、ロイヤルシートのひな壇。

◆ZERO1 1・5雑記◆
◎本来帰る予定だった1月5日、この大会開催を知って急遽埼玉へ。一度の乗換で行けることが決め手。
◎会場のレイクタウン、めっさ広い(笑 歩いても歩いてもリングに着かない。
◎着いてみると既に席取り済み。立ち見することになる。第二部は気のいいおばちゃんが空いた席を確保してくれたのでのほほんと着席☆
◎第一部で拍手する度、前の人ににらまれた。なんでも「後頭部のすぐ後ろで拍手されるのが嫌だ」とか。それは申し訳ないことをした…と思うけど、なんで言ってくれないのかなぁ。すぐに対応したのに。
◎帰りは少々急ぎ足。結構な散財気味なので東海道線で帰りたい。できれば沼津まで乗換ナシ希望。ということで都合のいい電車に間に合わせるため頑張る。
◎椿事:急ぐ俺、レイクタウン内でチャラ気な若いおにぃちゃんらに覗きこまれた。面倒な感じになるのかなと思っていたら後ろでひそひそと。「すげぇ初めて生でみた」とかなんとか。どうやら誰かと間違えているらしい。誰だろか。中型犬とかじゃないだろうな…。
  


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2014年01月31日

20140105 ZERO1 越谷レイクタウン大会を観た

20140105 ZERO1 越谷レイクタウン大会を観た

「ちびっ子のいじめ撲滅・元気ハツラツ~本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる!~」inイオン越谷レイクタウン

~第一部~
▼第一試合▼
小幡優作×橋本大地○
vs
タマ・ウィリアムス×レノックス・ノリス
◎大地:遂に初見。気持ちの入ったレスリングは見せてくれるもののまだまだ出来そうなのにという寸止め感があったなぁ。打撃系なのか関節系なのか技術系なのかパワー系なのかオールマイティなのか、その辺りの軸が定まっていないことが原因かも。でも、観ていて楽しくなる戦い方をする。
◎小幡:もう少し弾けて欲しい気がする。ベビーの形に入っちゃったら勿体ないオーラがあった。
◎ガイジン:こちらは多分2人とも初見。楽しいガイジンチーム。印象としてはそれくらいだった…。

▼第二試合▼
アジャ・コング○
vs
世羅りさ●
◎いじめ撲滅をスローガンにする大会でこのカード、攻めるなぁ(笑
◎ひたすら世羅りさにかかっているといっていい試合だった。いい受けをするものの、表現力・圧力ともにアジャに押しつぶされた。アジャのインパクトを越えるのは並大抵のことではないけれど、もっとそこに挑戦して欲しい。
◎アジャさま:歩くだけで強烈。キャラとかオーラとかそういうものを超越してた。バックハンドブローも観れて満足。
◎試合後のマイク、大地くんを呼び込むも近場にいなかったため「大地、つかえねーなぁ」。面白いぞ!アジャさま。

~第二部~
▼第一試合▼
日高郁人×フジタ”Jr”ハヤト○
vs
趙雲子龍×ジェイソン・リー●
◎久しぶりの趙雲。変わらない軽やかなアクション。ジェイソンは多分、二度目。
◎超推しのハヤト:容赦のない蹴り連発。今のZERO1でのポジション分けがどうなっているか分からないけれど、日高くん側がそういう攻めをするのはいろいろ大丈夫なのか?!と心配になるくらい。それくらいハヤトの振り切り方は暴力的で天才的。
◎日高:今回は趙雲、ジェイソンを徹底的に受ける横綱相撲。ために日高くんの真骨頂的なム―ブは少々お預け気味ながら、中国拳法風プロレスとの絡みが新鮮♪
◎まぁその新鮮さをブチ壊すようにハヤトが蹴るんだけどね(笑

▼第二試合▼
大仁田厚○×田中将斗×小幡優作
vs
デーモン植田●×菅原拓也×藤田峰雄
◎初大仁田:水の洗礼を受けながら初大仁田。ホントに面白い角度からプロレスをする(笑
◎将斗:田中将斗はどこにいても田中将斗でぐっとくる。思い切ったスライディングDに鳥肌が立つ。ショッピングモールでアレが炸裂するというのは、引いた絵で観るとかなりシュール。
◎菅原&藤田:正直なところ、この試合で一番カッコ良かったのはこの2人。
◎デーモン植田:迷走中なのはわかった。菅原・藤田のヒールセンスが良過ぎるので若干浮くのは仕方ない。むしろその感じが売りなのかもしれない。嫌いじゃない空気ではあった。でも入場時のインパクトがピークというのは…ガンバレ。

▼第三試合▼
大谷晋二郎×KAMIKAZE○
vs
佐藤耕平×横山佳和●
◎全力で子どもたちへ向けてのプロレスをした。こういう大会への大谷sの解答がそれなんだろうと思う。ぐっときた。中盤から子供たちをリングサイドに呼んで「オータニ」コールを要求。耕平の蹴りを受けても受けても倒れない姿を見せる。背中に子どもたちを配置し、蹴らせる。そういう演出も悪くない。事あるごとに子どもたちに言葉をかける大谷s。それでもプロレス自体は子供に媚びていない。いつも通りのプロレスをする。発信するメッセージのベクトルを子どもたちに向けただけで子ども向けのプロレスにはしない。だから「ホンモノ」が子どもたちに伝わる。終盤、大谷ピンチの局面で、誰も要求していないのに自然に「ガンバレ」と大谷応援始める子どもたち。恐らくプロレス観戦自体初めてという子も多かったはず。もしかしたら人前で大きな声を出すことさえ初めてだった子もいたかもしれない…感動した。
◎耕平の容赦ない蹴りが良かった。リングサイドに集まる子どもらを追い散らす横山のロープへの蹴りも良かった。ホントその辺、容赦なかった。
◎耕平:「オータニ」コール中の子供たちに「しー」ってする耕平。なかなか観れない光景だった(笑
◎エスカレーター:コブラをかけながら二階へ、卍をかけながら戻ってくる。大谷晋二郎、自由過ぎるだろ(笑

▼大会の感想▼
◎繰り返しになるけれど、子どもに媚びず、それでいてしっかり子どもにベクトルを合わせた良い大会だった。こういう作り方もできるのかと、そちら方面でも勉強になった。いい大会だった。
  


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2014年01月31日

20140104新日本プロレス東京ドームを観た

20140104新日本プロレス東京ドームを観た

▼第0試合▼
BUSHI×キャプテン・ニュージャパン×本間朋晃×天山広吉○
vs
小松洋平×獣神サンダ―・ライガ―×スーパー・ストロングマシーン×中西学

◎小松:華はまだまだないものの気持ちのいい思い切りの良さを見せてくれた。
◎中西:体が重そうで走れていなかった。それでも力強さや存在感は圧倒的。
◎ライガ―:映える。掌底一発でドームを沸かせられるのはこの人だけなんじゃないだろうか。もの言いたげに見えたのは俺だけかもしれない。
◎本間:コケシ以外を観たいと、ふと思った。
◎BUSHI:入場から霧吹きがピークだったのが残念。できる人だと思うんだけどなぁ。もっとライガ―にガンガンいけば…。
◎天山:縁起モノ「スィースィー」をドームで合唱。小島がNWAのベルトに挑戦という大会で第0というのは寂しい。天山、中西の復調に期待。
◎マシーンはまぁ…何やったか覚えてないな…。

▼第1試合▼
マット・ジャクソン×ニック・ジャクソン○
vs
KUSHIDA×アレックス・シェリー
vs
ロッキー・ロメロ×アレックス・コズロフ
vs
TAKAみちのく●×タイチ

◎IWGPジュニアタッグ選手権試合。4WAYマッチ。3WAYも嫌いなのに4WAYて。
◎ジャクソン兄弟(兄弟なの?):初見だわ見分けがつかないわその上4WAYだわだったので、覚えているようなないような。観ていて「できるガイジンだ」と思ったのは覚えている。それがどんな場面だったか思い出せない。
◎ロメロ×コズロフ:陽気なガイジン2人は、今回割を喰った感がある。ガイジン的なインパクトはジャクソン兄弟に相殺されリング上ではKUSHIDAらとTAKAタイチに持っていかれた。
◎KUSHIDA×シェリー:KUSHIDAがひときわ良くなっていたので嬉しい。1年前は軽くアンチKUSHIDAだっただけに好きなレスラーが一人増えそう。少しずつKUSHIDAっぽいゴツゴツした部分が顔を出し始めた。シェリーは、それこそゴツゴツしたビジュアルになって登場。この試合のガイジン勢では一番印象に残った。
◎TAKAタイチ:とはいってもやっぱりここばかり観てしまう。ゴング直後、2人して解説席に座ってみたり。コズロフのコサックキックを帽子ごとパクってみたり。ただそろそろ新ム―ブもみたいかなぁ。

▼第2試合▼
ランス・アーチャー●×デイビーボーイ・スミスJr.
vs
カール・アンダーソン○×ドク・ギャローズ

◎IWGPタッグ選手権。
◎アンダーソン:顔に迷彩ペイントを施して登場。ヒールらしく振る舞うもどことなく無理が感じられるのはそれ以前を知っているからかもしれない。なんだか振り切ってない感がつきまとった。
◎いかんせん巨大なガイジンのぶつかり合いは迫力があって悪くない。
◎マッチメイク的に…ヒールvsヒールなので、どちらもなんとなく応援し切れない客のジレンマが。結果、こちょこちょと悪さをするBCよりコワモテながら正面突破を試みるKESに声が集まる。俺の周囲は鈴木軍ファン、KESファン以外は静観か、その空気に乗っていた様子だった。そう思うと難しいカードだったなぁと。

▼第3試合▼
ロブ・コンウェイ●
vs
小島聡○

◎NWA世界ヘビー級選手権試合。
◎試合前、ハリー・レイスとガイジンの社長登場。なにやらやり合う。アメリカンプロレス的なノリ。
◎アメプロノリが苦手なせいか日本人だからなのか、小島の良さばかり目立った気がした。コンウェイは、できるなぁとは思ったけれど怖さもないし図抜けたインパクトもなかった…これはこの試合の前に4人ものガイジンがきゃっきゃしたせいかもしれない。

▼第4試合▼
永田裕志○×桜庭和志
vs
ダニエル・グレイシー●×ホーレス・グレイシー
◎まさかグレイシートレイン、生で観れるとは(笑。それもドームで。試合するのは知らないグレーシーの子らだけれども。
◎桜庭vsグレーシーの攻防:元総合ファンとしてはたまらなかった。むしろ総合ルールでやっちゃって欲しかった。
◎永田:根本的にこの人しかプロレスできる人がいないという、思い返すと恐ろしいカード…グレイシーの受けの甘さ、仕方ないとはいえひどかったなぁ。永田vsグレーシーの時に、ふっと旧WRESTLE-1に参戦したアーネスト・ホーストを思い出した。
◎あの終わり方、あの着地点は嫌いじゃないけれど、あのまま再試合の空気になっていたのに「次回に続く」にしたのがよりグダグダ感を煽った様子。インパクト勝負のこのカード、次回、引きがあるのかな?とも。

▼第5試合▼
矢野通○×グレート・ムタ
vs
鈴木みのる●×シェルトン・X・ベンジャミン
◎矢野ムタ:どうなることかと思ったら、ああなったという感じ。最後の攻防は曲者矢野らしい落とし方だった(笑
◎みのる:vsムタでの睨み合い…語弊を承知でいえばこの曲者・色物試合の中で一気に緊迫した空気を作り上げた。そのせいか、みのるvs矢野は面白いけれども小ネタが多いというかコンパクトな良品というか、ドームで観たいかというとそうではないと実感してしまった。
◎ベンジャミン:好きな選手なだけに勿体ない。この面子だとどうにも存在感が出なかったねぇ…。
◎タオル:矢野ムタ入場待ちの時に、連れが降っていたみのるタオルをリング上から指さしてくれた。ドームでそんなことって初めて。嬉しいやら舞い上がるやら。

▼第6試合▼
真壁刀義○
vs
バッドラック・ファレ●
◎ファレ:いつの間にか無敵戦士になっていた。違和感が(笑
◎真壁の受け:パワフルででかいファレの攻撃を受け倒す。プロレスの基本でもあり真壁の真骨頂。ハードコアマッチにしてはおとなしめだった印象も。

▼第7試合▼
後藤洋央紀○
×
柴田勝頼●
◎今大会、俺的ベストバウト。
◎後藤:復帰戦。諸々因縁も思い入れもあった柴田が相手。どうなるかと思っていたら、格段に良くなって帰ってきた。余計なパフォーマンスもなく、多分余計なことも考えず、シンプルなプロレスだった。後藤にはそれが一番似合う。妙な「間」も感じさせなかったし。
◎柴田:そのシンプルな後藤を引き出し切った。受けてド突いて受けてド突く。他に何もない、本当に単純でシンプルなプロレスだったけれど、涙腺が緩む。
◎振り切って振り切って振り切り倒した柴田に後藤が呼応した結果の俺的ベストバウト。柴田ありきでの後藤だったのか、他の選手でもハネるのか。
◎今後、この2人がどうなるのか、タッグを組むのか戦うのかも楽しみ。

▼第8試合▼
プリンス・デヴィッド●
vs
飯伏幸太○
◎IWGPジュニア選手権試合。
◎デヴィ:全身に気持ち悪いペイントを施して入場。マスクかと思ったら顔もペイント。嫌いじゃないビジュアル。完全に空中戦を封印して飯伏を痛ぶる。もう少し単体でヒールっぽいことができるようになれば面白くなる。
◎飯伏:新日所属になってからは初見。別人と化したデヴィとの勝負もマイペース。変に「デヴィどうした」とか口でどうこうしようとしないのが飯伏のいいところ。BCの介入でコーナーから危険な落ち方をしたり…別のところでドキドキした。
◎デヴィのペイントは「華麗」で括られた過去の「デヴィちゃんvs飯伏」へのアンチテーゼなんだろうなぁと。地を這う様な試合内容からも感じられた。「またデヴィvs飯伏かい」と思うだろう客を満足させられたんだろうか…俺は、満足したかと言われるとし切れなかった、ただし面白かったかと聞かれれば面白かった、かなぁ。

▼第9試合▼
オカダ・カズチカ○
vs
内藤哲也●

◎IWGPヘビー級選手権試合。
◎ファン投票によりセミになったIWGP。メインを喰う試合ができるかどうか。
◎内藤:今年のドーム、一番の焦点が内藤問題。それを払拭するような試合が期待される中、中盤からぐっと良くなってきた。とは言っても、乗り切れない。間が悪いとか技が単発とかだけではなく、全体的に伝わらない。感情に任せて頭突きを喰らわすというような熱い展開もあった割に直後、急速に冷え込む。どうしてだろうか…。
◎カズチカ:どこまでが本当の感情でどこまでがパフォーマンスか分からないけれど、いらついていた。フェンスを蹴りつけ怒声を上げる。カズチカ自身がノリ切れていない上、会場がノリ切れていないのを感じたからに見えた。終盤、だからそういったモヤモヤをぶった切るようなドロップキック一閃にはぐっときた。基本技一発で空気を変えるカズチカ、使いどころを知りそれを使い切れる身体能力はやっぱりド鋭いセンスだなぁと。

▼第10試合▼
中邑真輔●
vs
棚橋弘至○
◎IWGPインターコンチネンタル選手権試合。
◎件の投票でメインを勝ち取った2人。それだけに外せない重圧の中試合開始。
◎中邑:エグくエグく攻める。マイペースの中にもエグさを潜ませる。この2年、どちらがより変わったかといえば間違いなく中邑、その中邑がくねりながら主導権を握る…かと思えば棚橋が奪い返す。譲らない我の強さがたまらない。
◎棚橋:終盤、テキサスクローバーで締め上げるも入り切らない。これは一度解いて、スリングブレイド→ハイフライフローに繋ぐんだろうなあと、中邑はスリングブレイドを潰してのボマイェで反撃、その攻防で決まるかも…とか思っていたら、こともあろうか足を極めた状態でリングに自分の体ごと叩きつけた。もう文章にするとキン肉マンの原稿でも書いているかのような…。大人に怒られるタイプの奴じゃんと。人間にそんなことしたらダメな奴じゃんと。思わず訳の分からないことを思ってしまう。そこからのハイフライフロー。
◎すげぇなぁ、棚橋、中邑:〆がこの2人で本当に良かった。

◎マーティ・フリードマン:メタルマンの俺はここでも狂喜。メガデス時代からのファンなので入場は…途中からこっちばっかり観ていた。ドームでマーティ観れるなんて、ものすごいお年玉♪

▼ダブルメイン▼
◎IWGP:内藤が勝ったとして、盛り上がるのか?という懐疑があった。試合内容も勿論、試合後のパフォーマンスも含めて。なので、どうしてもカズチカに勝ってもらいたいと思うよくわからない感情で観戦…結果、カズチカが勝って安堵してしまった。IWGPってそういうんじゃないだろうよと。どっちが勝っても唸るスゴイ試合じゃなきゃダメだろうよと。

▼真面目な話▼
◎棚橋、中邑と内藤:棚橋vs中邑は人間の、ギリギリまで攻めた。それは多分、相手を信頼しているからだと思うんだ。これだけのことをやっても相手は壊れない、受け切れると思うから振り切れる。後藤vs柴田にも同じことが言える。そういう試合は総じてスゴイ試合になる。もしかしたら内藤は、相手を信頼できていないのかもしれない。だから振り切れない。振り切れないから試合に血が通わない。後日、ふと、そんな風に思った。
◎ひどい言い方になるけれど、飛んだり跳ねたりは曲芸に見えてしまうもの。バチバチ当て合うのはそれだけで強そうに見えるもの。優劣じゃあなくて率直な見え方の話。棚橋は相手を受け切ること、相手のギリギリを見極めて攻撃を振り切ることで曲芸に見えかねない飛んだり跳ねたりに血肉を与える。飯伏も同様。内藤に乗っかり切れないのはその辺りなのかなぁと勝手に分析してみた。
◎もしその仮説に少しでも真理があるのだとすると、今回、柴田と試合をした後藤が良かったのも頷ける。そうなると、IWGP挑戦を表明した後藤はその試合こそが本当の復帰の狼煙となるかどうかの試金石となる…のかも。
◎なんてことをうだうだ考えるのもプロレスの楽しみ。



  


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2014年01月31日

20140103 全日本プロレス 後楽園ホール大会を観た。

20140103 全日本プロレス 後楽園ホール大会を観た。


▼第一試合▼
△鈴木鼓太郎×青木篤志
vs
△入江茂弘×石井慧介
◎2014プロレス観戦のオープニングマッチ。全日所属になって初めての鼓太、青木くんも初。鼓太、なんか風格がでてきた。青木くんのレスリングは見応えがあって好きだけど、もう少し怖さがあってもいいかなぁ。
◎ロープワーク中に入江くんのショルダータックルが決まり、横っ跳びに場外までふっとぶ鼓太。ものすごい勢いッ。入江くん、やるなぁ。

▼第二試合▼
タイソン・デュークス○
vs
ジョン・ボレン●
◎初見外人2人。ジョン人気が妙に高い。人気がというより、面白がりがいじってるという印象だったけれども、その面白がりのいじりに乗っかって盛り上げたジョンのセンス。見た目のキャラでジョンに遅れを取った感のあるタイソン。試合は骨太かつねちっこくバランスがいい。アメプロ生観戦したことがないのでイメージに過ぎないけれど、アメプロというより全日臭を感じた。というか、タイソンを観ているとバス・ルッテンを思い出して仕方なかった。

▼第三試合▼
西村修×土方隆司●
vs
KENSO○×長井満也
◎KENSO、ヒールターン。客の期待を全てスルー☆。全日初上陸時のKENSOとダブる。そんなKENSOの入場パフォーマンスに、先に入場していた長井くんが少々呆れ顔で待つ(笑 
◎土方vs長井のバチバチに息を呑む。シングルだとどういう試合になるのか…全日で実現するのか、フーテンではもうやっているのか…シングル対決観たい。
◎なんだか西村vsKENSOの印象が薄い。会場では盛り上がって観ていた記憶があるのだけど。どういうのだ?
◎試合後、客をスルーするKENSOがマイクを。喋りたいのは喋りたいらしい。ここ最近のキメ台詞「気色悪いんだよ」を絶叫。こういう感じのKENSO、結構嫌いじゃない。

▼第四試合▼
潮崎豪○×宮原健斗
vs
ウルティモ・ドラゴン×佐藤光留●
◎潮崎くんが色々と振り切っていて面白かった。試合中に喋って相手をいじる姿はあまり観たことがなかったので新鮮。テンチョーとのチョップ合戦のやり取りがいい。潮崎のチョップを受けて悶えながら「今年も全然痛くありません」と叫ぶテンチョー。基本バチバチなテンチョー、その落差が楽しい。
◎全日入団二日目の健斗。試合内容、キャラともにバランスがよかった。VMでの経験もしっかり血肉にしている様子で場外乱闘にこなれた感が。潮崎くんとのタッグがさまになっていてカッコ良かったものの、今年はシングルプレーヤーとしてもカッコいいところがみたい。
◎ドラゴン校長、結構なお年のハズなのに動き、キレてた。いわゆるジュニアのお手本のような動きの中に説得力がある。曲芸的にみえないのがスゴイ。

▼第五試合▼
SUSHI○
vs
高尾蒼馬●
◎GAORATVベルト選手権。高尾くんのタライ落としは、名人芸(笑。あっという間に二階バルコニーへ駆け上がりタライを命中させ、気付くと階下に戻ってきている…ッ!すげぇ。高尾くんのタライvsSUSHIのオケという構図も。その構図に、もう少しSUSHIがのっかれたら格段に面白くなったかなとも思う。

▼第六試合▼
渕正信○×諏訪魔×太陽ケア
vs
秋山準×金丸義信×井上雅央●
◎渕さんの還暦記念試合。
◎諏訪魔とケアのタッグ、もしかしたら結構レアなのかも。
◎秋山sと諏訪魔がヒートアップ。そこにケアも加わる。子どものようなしばきあい。秋山sは大人な顔をしてこういう稚気を放り込むところが面白い。
◎渕vs金丸、力比べで盛り上げる。金丸を絞りあげる渕さん、返そうとする金丸。それだけで会場を沸かせる渕ワールド。渕ワールドといえば、連発ボディスラム。金丸・雅央ときて、秋山準も持ちあげ叩きつけて会場大喝采。
◎雅央はコーナーでも雅央。秋山、諏訪魔、ケアらのバチバチ状態のリングに「雅央もいけ」という野次が飛ぶ。ものすごい嫌な顔で首を横に振る雅央。あの脊髄反射は天才的(笑
◎諏訪魔から赤いちゃんちゃんこを送られ赤い帽子を被せられ、微妙な笑顔の渕さんで試合終了。還暦おめでとうございます。

▼第七試合▼
曙○
vs
大森隆男●
◎三冠ヘビー級選手権。三冠王者・曙、新三冠ベルトを観られるので、試合前から昂奮状態の俺。曙は勿論、大森に期待。どうもぐっとくる試合を見せてくれない大森、勝ち負けよりもいい内容がみたい。
◎曙よりも全日と付き合い長く、全日ファンの多くが大森に三冠を巻いて欲しいと声を上げている中、大森s、いつも通りの入場。それも一つの「ワイルド」なのかもしれないけれど今回ばかりは別バージョンの大森隆男で入場して欲しかった。
◎逆に曙は怖い顔。入場時から入り込んでいる。
◎序盤、これも通常版の大森。曙の圧に押される。中盤からはのってきた大森。寝ころんだ状態からローキックを繰り出す。曙も足を決められれば背中にハンマーパンチを叩きこむ。ゴツゴツしてきた。
◎大森のアックスボンバーをかわさずカウンター気味で喉を鷲掴む曙、鳥肌立った。さらにボディプレス三連発。燃える。それを返して吼える大森を、ヨコヅナインパクトで沈める。
◎大森s、取られ方がマズかったかなぁ…ヨコヅナインパクト、一度は返して欲しかった。終盤失速した感が否めない…曙が期待以上だっただけに大森sはそれ以上の熱さを見せて欲しかった。

◎試合後の横綱マイク、たどたどしさがいい味。次の挑戦者が出てこなかったのは残念。

▼全体の感想▼
◎分裂後そしてバーニング入団後初の全日観戦、らしい空気で存分に楽しめた♪
◎潮崎×健斗、KENSOは今後の動きが楽しみ。長井、土方は継続参戦して欲しい(既にしてるのかな?)。
  


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2013年12月31日

2013の観戦はこんな感じ

2013の観戦はこんな感じ

1月3日  全日本プロレス 後楽園ホール
1月4日  新日本プロレス 東京ドーム
2月10日  PRO-WRESTLING NOAH 清水マリンビル
2月16日  HIRO7 新木場1stリング
2月20日  全日本プロレス ツインメッセ静岡
3月31日  ZERO1 靖国神社
3月31日  WNC 新宿フェイス
4月29日  全日本プロレス チャンピオンカーニバル 後楽園
5月11日  小橋建太引退記念大会 武道館
5月26日  新日本プロレス 沼津卸商社センター
7月15日  PRO-WRESTLING NOAH ふじさんめっせ
8月11日  新日本プロレス G1クライマックス 両国
9月8日  WRESTLE-1 旗揚げ戦 東京ドームシティホール
9月15日  K-DOJO 清水マリンビル
9月21日  富士宮PRO-WRESTLING第五戦 富士宮市民文化会館
11月3日  新日本プロレス ツインメッセ静岡
11月4日  PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津
11月13日 天龍プロジェクト13 新宿フェイス

・今年は全18大会観戦。チケット代だけじゃあなく交通費諸々考えると…考えちゃダメだ、そこ、考えちゃダメだ。

・念願のZERO1靖国神社・奉納プロレス、TAJIRIさんのWNC、この二大会をダブルヘッダーで観戦という贅沢☆

・HERO7で初めて新木場1stリングへ。隣にアントニオ小猪木さんが座らはった。

・小橋さん引退。お疲れ様でした。この日、リハ終わりで武道館へ、そして翌日の為に三島まで新幹線、沼津からタクシーという体力的にも経済的にも強行軍。大会終了時刻的には新富士行き新幹線最終に間に合ったんだけど、武道館出るまでの混雑に阻まれた…。そこも計算してたのになぁ。

・新日の沼津卸商社センターへもイベント終わり→タクシーで直行。ギリギリ不義理はしなかったものの多くの人にご迷惑をおかけしました。今年はなんだかこういうダブルブッキング的なことが多かった。大会だけじゃなくて、チケット予約受付日に抜けきれない予定が入っていたりとか。この沼津卸商社センター大会…みのるsを観たくて強引に入れたのに…欠席て。それから…ユリQさんとツーショいただいた。ありがとうございました。

・G1クライマックス、砂被り席、落選。根に持ってやるんだ、俺♪

・WRESTLE-1旗揚げ。チケット、もの凄い売れ行きで発売開始当日の受付開始ちょうどに電話して4列くらいだと言われた…実際は3列いただき、現地着いたら3列だけど最前列☆ 小橋さんに握手してもらったのさ。

・今年のシメは、天龍さんのデビュー記念日大会。これは…良過ぎた。鈴木みのる、高山善廣、齋藤彰俊がタッグ組んで、天龍源一郎、小川良成、石井智宏と対戦…って並べただけで毛穴全部開いちまうのに、それ、生で、観ちゃった。

・6月、10月、12月は観戦ナシ。三カ月も観戦ナシな月があるのは珍しい。その代わりひと月に三回観戦とかいうのもあったりした。

・今年は生観戦11年目突入の年だったのだけど、ホント、巡り合わせやら何やら上手くいかなかった。G1落選するし(まだ言う)。なんなら2014の東京ドームもいい席こなかったし。

・一方で、色々な人に良くしてもらった年でもあった。卸商社センターでは伊豆のおねえさんとがっつり話できたし(アレは…楽しかった)、ニューきらめっせ沼津でのNOAHや天龍さんの新宿フェイスでも隣に座った方によくしてもらったり。そういえば、11月の新日じゃ、会場仲間のおにいさんと初めて席が間近になってきゃっきゃはしゃいだ…年甲斐もなく…その新日で、後楽園でよくおみかけしますなんて声もかけてもらったなぁ。

・声をかけてもらったといえば、富士宮プロレスで植松さんから「いつもありがとう」なんて言ってもらえたり。ビックリした(笑。 その宮プロで、昔会場でよく顔を合わせていた方と再会。今は長泉プロレスのスタッフをしている様子。こちらもビックリした。

・11年も会場うろうろしてれば、そういう諸々も巻き起こるモノ。来年は12年目突入。10年前、つまり生観戦歴2年目は、全日初観戦!天龍さんと初遭遇!な年だった。あ、新日のツインメッセで、ジョーニー・ローラーとか観てなんかイラっとしてた気もする(笑

・今年は観戦数、減らす予定だったのに結構放り込んじゃった。小橋さん引退記念大会、WRESTLE-1旗揚げ、天龍さん新宿フェイス、ZERO1靖国、WNC新宿フェイス、HERO7 がイレギュラー。地元に来たのは基本行く、新年の全日とドーム、G1とチャンカンも行く…だけにしようと思ってたんだけど、まぁ、そんなん無理だ。

・新日が大躍進。ツインメッセでも衝撃の大行列。団体の空気も少し変わったように感じた。当然といえば当然なのだろうけど、ファミリー層向けな試合が多くなった様子。ストロングスタイル追求からエンターティメントプロレスへ意識的に移行したみたい。正直、戸惑いは隠せない(笑 良い悪いじゃなくて。11月の新日、NOAHの二連戦はNOAHの方がバチバチ、時代も変わったなぁと実感。

・全日からWRESTLE-1勢が離脱。秋山さんたちバーニングが入団。更に、バーニングから潮崎くん、鼓太、青木くんが離脱し健斗と共闘。その健斗はDRを退団、VMに加入→脱退。どうなる事かと思っていた全日、グイグイ面白くなってきた。

・そして、三冠封印→新三冠ベルトへ。曙、三冠戴冠!ドラマティック全日、2014・1月3日が楽しみ。

・バーニング勢の抜けたNOAH、厳しい中、KENTAを中心としてかなりストロングなイメージを押しだす団体へ変化。ストロングというよりストイックといった感じかもしれない。個人的には好きな空気なので巻き返しに期待。

・VM復活。TARUさん、YASSHI、お帰りなさい。天龍P:新宿フェイスで思いもよらないVMとの再会。変わっていない勢い、ちょっと絞った感じのTARUさん、ノリノリなマイクのYASSHIに加えて活きのいい健斗、拳剛。

・年末には、征矢学全日退団の一報。お兄ちゃん、フリーになる様子。WRESTLE-1にいくのか新体制移行を予告したZERO1か、それともNOAHなのか。DDT、大日、ドラゲーのラインもなくもない、かも。WRESTLE-1が一番落ち着きそうだけど、なんとなくWNCがいいなぁとか思ったり。

◇来年は…
1月3日に全日、4日は新日のドーム、24日がWRESTLE-1のぬまづ大会。2月は、9日NOAH、16日DDT…いきなり5大会。噂じゃ3月上旬に新日がこっちくるとか。全日の静岡大会もそろそろありそうだし…12年目もこんな感じで強行軍。

☆プロレスラーのみなさん、各団体さま、会場で仲良くしてくださったみなさん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
  


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2013年12月28日

IWGP vs IC問題。

IWGP vs IC問題。

・20141月4日東京ドーム。カズチカvs内藤のIWGP、中邑vs棚橋のIC。どちらをメインにするかがファン投票で決定された。結果は、IC。

・内藤問題と置きかえてもいいかもしれない。カズチカはIWGPホルダーとしてビッグマッチをこなし今年の新日を間違いなく牽引してきた。棚橋、中邑は言わずもがな。内藤がどうなのか、ふさわしいのかという声が上がってしまうのも無理はない。ブーイングも起こった大会があったともいう。でもそれ自体はカズチカ、棚橋、中邑にもあったことで。俺が思うのは、そのブーイングや疑問視の処理の仕方がまずかったかなぁと。

・試合内容が悪いという声をよく聞いた。教科書通りな感じがして面白がれなくはあるけれど、俺はそれほど悪いとは思わない。

・権利証防衛戦の相手が、田中将斗と裕二郎だったというのが…。NEVER感が強い。将斗は俺も大好きなトップレスラーだけどIWGPへの道という意味ではまた違う。真壁とか永田とか小島とかそれこそ鈴木みのるだとか、少なくともIWGP戴冠者かそれと同格クラスとの試合で盛り上げていればまた違った。権利証奪われたりそれを取り返したり、そういう展開で権利証や内藤の格が上がっていけばメイン投票はなかったかもしれない。

・これも俺の好みだろうけど、内藤には期待感が、あまり、ない。もし戴冠したら面白いこと言ってくれるのかな?と不安になる。G1優勝後も相変わらずだった。荒くれたことを言えばいいわけじゃない。もしかしたらドームで戴冠したらものっそい面白い、カッケーことをぶちかますかもしれない。けれども客は、その前にチケットを買うのだから、やっぱり期待感は大事。

・メイン投票開催が決まった時点で内藤が「メインでやりたきゃ棚橋でも中邑でもいいから俺から権利証奪えばいいだろ、まだひと月もあるんだから。俺はこんな投票認めない」とでも噴き上がれば俺はがっつり内藤推しになった。なんていうのか、「内藤ガンバレ」と思わせてくれるとっかかりがない。

・…というように、内藤選手が嫌いなわけじゃあないんだ。むしろヤングライオン時代は一押しだったくらいで。なんだかムズがユイんだ、内藤哲也。観てると。

・結果、俺は、中邑vs棚橋に票を投じた。

・迷った。今のIWGPは、棚橋が必死に格を上げてきたベルトであり暗黒期と呼ばれた時代、そんなタナを応援してきた俺らファンも一緒に持ちあげてきたベルトだから、正直わけわからんICの下にされるっていうのは単純に嫌だった。一方で、ドームの〆で見たいのは中邑vs棚橋で。こちらがノンタイトルなら問題なかった。ICって言われると二の足を踏む。11月13日の天龍プロジェクトを観て、やっぱりメインは格とかどうとかじゃなく観たい選手が出てくれるのが一番だと実感。実感したので中邑vs棚橋に入れた。

・そして結果が出る。中邑vs棚橋勝利。

・よし!と思いつつどこかしら寂しさもある。IWGPの格がーとかではない。次世代の台頭が評価されず何年か寝かされたカードがぶち抜いてしまうこの感じ…カズチカと内藤は怒らなきゃいけない。俺みたいな古びたファンに怒らなきゃいけない。メインの中邑vs棚橋以上の試合を見せつけて「ほら俺らがメインだった方が良かっただろ?」と毒づかなきゃいけない。

・なんて思う。

・IWGPvsIC改め中邑vs棚橋とは関係ないけど、今年のドーム…俺的に引きのあるカードがない…なのに特リン買っちゃった。二列目になっちゃった。一列目きても前には関係者どーん、マスコミどーんで観にくいのに、二列。その上リングまで遠いんだよなぁ。場所によっちゃジュニアの空中戦くらいしか観れない席もあるんだぜ。特リン、クソ高いんだからひな段くらい設けてくれればいいのに。

・連れと、さ来年は…俺ら、ドーム撤退かなぁと話している。後楽園チケット五回分、両国クラスで三回分だもん。それで観づらくてひんひん言うのはちょっとなぁ。とか言いながら「ドームに行く!」というイベント感には抗えなかったりもする(苦笑
  


Posted by せりざわ at 22:03Comments(0)トピックス

2013年12月04日

11月13日、天龍源一郎デビュー日記念大会を観た!

11月13日、天龍源一郎デビュー日記念大会を観た!

【大会の感想】
☆第一試合☆
舞牙vs富豪富豪夢路
・HERO7以来の舞牙、沼津プロレス•ホテルキャッスル以来(多分)の夢路さん。両者コミカルな印象が強い俺。どんなオープニングマッチになるかとドキドキしてたら→ぐっと絞ってきた舞牙の動きがいい。夢路さんもコミカルだったのは登場→巻紙を広げる→「天龍さんデビュー日記念おめでとう」の件だけで後はねちっこいレスリング→妙な重厚さ→その重厚な空気から突然のラリアット(だったと思う)→スリーカウントには唖然としたものの、きゃっきゃした試合を予想していただけに、俺の機嫌、一気に良くなる。

☆第二試合☆
ザ・グレート・カブキ×土方隆司
vs
リッキー・フジ×NOSAWA論外
・論外vs土方から。両者大ファンなので対峙しただけで呻いてしまう。バッチバチな試合をする論外sは余り見たことなかった。土方の重い蹴りをガツガツ受ける。一方の土方も論外sのトリッキーな動きに完全対応。土方、立っている相手にシャイニング気味のひざ蹴りをかます。下からえぐり上がる膝…エグい。リッキーも土方との打撃戦、受けて立つ。更に返す。たまらん…。
・カブキの毒霧、きれかったなぁ(笑

☆第三試合☆
長井満也 vs 河上隆一
・ゴツゴツ、バチバチのしばき合い→一進一退ながら次第に競り勝つ長井くん→コーナートップからの膝「空牙(というらしい)」が河上を直撃。エグい!
・河上の受けにぐっとくる。いい受けをする。前に出る受けは気分を高揚させるなぁ。長井くんは、打撃を受けた際のオーバーアクションが若干人を喰った感じでいい(笑 
・追加カードで長井参戦決定を聞いてテンション振り切れていた俺のメーターを更に振り切ってくれた。長井くん、好きだわ。

☆第四試合☆
獣神サンダ―・ライガ―×ドラゴンJOKER
vs
金本浩二×高岩竜一
・JOKER…爪痕を残し切れなかった。新日メジャーのスター選手だった三人(ライガ―さんは現在も)は、それだけに曲者。この中で結果を出そうと思ったら尋常じゃダメなんだなぁと。「できのいいジュニア」だけじゃ飲み込まれてしまう。マスクを剥がれるという事件があってもその後の展開に影響ナシだったのが残念。パイプイスも襲撃くらいはあってもよかったかもしれない。
・ライガ―vs金本→やっぱり鉄板。向き合うだけで充満する緊迫感。遊びもパフォーマンスもなくただひたすら金本とやりあうライガ―。ライガ―vs高岩→そして鉄板。vs金本とは違う、爆弾処理しているみたいな空気。高岩の動きが切れていた。というかこんなに感情的だったっけ、高岩さん。
・新日時代の焼き直しじゃなかったのがたまらなく良かった。
・JOKER、ガンバレ♪

☆第五試合☆
嵐×関本大介
vs
宮原健斗×拳剛
・ヒールターンした健斗、初見。とか思ってたら…TARUさん登場、YASSHI登場に狂喜!考えてみれば、VM復活してるんだし健斗、拳剛はVMなんだから当然といえば当然…TARU傘持っていくの忘れた…折角のTARU水だったのに…。YASSHIのマイクも健在。頭には入ってこないけれども口汚くしゃべくり倒しているのは分かる(笑
・拳剛、嵐や関本とのミスマッチでもゴツゴツいく。ジュニアらしくスピードとテクニックで翻弄…しないのがいい。正面から力勝負に出る(笑 そら負けるだろうと。それでも曲げない(でも悪さはする)拳剛、後半、「拳剛!」言ったらこっちみて頷いた。嬉しいけども、あかんやろ、VMが客に応えたら(笑
・健斗が、活き活きしていたのが、なんかほっとした。いかんせん、楽しそうに思いっきりプロレスをやってたなぁ。ヒールとしても面白い。嵐の妙なポーズをいじったり(笑 ヒールになって増した自由度を存分に楽しんでいる感じがいい。
・嵐がきた。前に観たのはほぼ一年前。動きが熱い。小童をなぎ倒す勢いがいい。技の一つ一つの説得力がいい。関本との立ち姿が渋すぎる。
・この試合、前半で一度、没収試合に。そこから再試合しての決着だった。
・この後すぐ、健斗がVM脱退を発表。VM所属のナマ健斗…間に合った…ッ!

☆第六試合☆
天龍源一郎×小川良成×石井智宏
vs
鈴木みのる×齋藤彰俊×高山善廣
・どの選手も超贔屓。誰を観ればいいのか分からない俺的超プレミアカード。ずっとそわそわしてた。試合中はずっとふわふわしてた。試合後はずっとぎゃんぎゃん叫んでた。
・みのるs、彰俊s、高山sがリング上で並んだだけで鳥肌。試合中も…コーナーでみのるsと彰俊sが小声で話しているのを観て、なんかもう泣きそうに。一方で天龍さんを挟んで石井ちゃんと小川。天龍さんはもう御神体だからともかく、石井ちゃんと小川のタッグなんて…(いい意味で)ため息が出る。
・何がいいって、石井ちゃんをコーナーに詰めて顔面を踏んづけるみのるs、高山s。一瞬間を置いて、そっと足を出す彰俊s…たまらん。みのるs、高山sが石井ちゃんを捕え両側から蹴り、蹴り、蹴り。「いけ」の声と同時に彰俊sの蹴りが正面から飛ぶ。連携ひとつで震えがくる。
・試合序盤は、彰俊s vs石井ちゃん。もうこの絡みだけでも俺は満足というくらいの激突。重いわ早いわ熱いわ。どがんばしゅんずどんとか、そういう音が常に響き渡る。
・天龍さんvsみのるs。天龍さんの頭をくちゃくちゃにするわ客まで罵倒するわ、本領発揮のみのるsに天龍さん、立ち上がるや怒りのグーパンチ。みのるsの顔がゆがんだ。
・残念だったのは小川s。細かなテクニックで立ち回る人だけに、目の前にマスコミが駆け巡る南列だといいところが隠れちゃって少し堪能不足。本当に残念。
・言い始めたらきりがない…石井ちゃんに炸裂する高山さんの膝、彰俊sの超滞空ブレーンバスター、みのるsの逆さ張り付け型腕ひしぎ…あぁこれ、全部やられたの石井ちゃんだ。
・そんな石井ちゃんが、結果、全部持っていった。彰俊sをブレーンバスターで寝かした後、試合の権利のある天龍さんに「いけ!」と檄。動けない天龍さんにあろうことか張り手!張り手して「いけ!天龍!」それに呼応して立ち上がった天龍さん、いきなり石井ちゃんにグーパンチ(笑
・試合後も、勝ち名乗りを上げる時にとりあえず石井ちゃんを殴ろうとする天龍さん(笑 どこまでが素なのか、どこまでがパフォーマンスなのか分からないのがスゴイ。そんな天龍さんの格勝ちでもある。

☆全体的に☆
・どれもこれも満足過ぎるほど満足。試合の中に媚びたお約束や笑いを組み込もうとするあざとさがないのがいい。ただひたすら組み合う、投げる、殴る、蹴る、極める。たまらない大会だった。

【雑記】
・来年の1.4東京ドーム、この天龍プロジェクトを越えることができるんだろうか、俺の満足度的に。今回、満点出ちゃったんだけど…。何日経ってもこの大会思い出してはニヤニヤドキドキわくわくそわそわしてるんだけど…。
・隣の席のおねぇさんとお喋りをする。インディーファンらしく大石真翔くんとも懇意らしい。隣でやいのやいのわいのわいの騒いで申し訳ありませんでした。

【行程】
・帰ってこれない…19時開始で6試合。1試合平均20分換算で2時間とすると終了が21時。新幹線最終が22時10分。計算通りなら間に合うはずだけど…経験上2時間30分くらいの大会になりそう。そうなると21時30分にフェイスを出発、45分に新宿駅、22時5分に東京駅。ギリギリではあるけれど、色々あって全力疾走できないからアウト。東京駅に22時着でもギリ。次の新幹線は22時47分。こちらには間に合うけれど三島止まり。そこから沼津に出てタクシーで帰らないといけない…。三島まで4000円、タクシーが10000円。2人で18000円。宿泊すると宿代が6500×2=13000、バスで帰って2300×2=4600、食費も必要になって500×2=1000→合計が18600円。ほぼ変わらない。ただしタクシー10000は多めに見つくろっているのでタクシー使用の方が1000~2000は安くなる計算ではある。あるけれども…キツい。夜行バスだと、5000×2=10000で静岡まで、静岡から富士まで2人で1000円として11000。ちょっと割安ではあるけれども事故とか怖い。バスは指定席予約なので、もし新富士最終に間に合う時間に終了したとしても予定変更ができない…なので、帰りは…乗車券→新宿~沼津、特急券→三島までを購入。新富士最終に間に合った場合、車内で乗り越し清算という形に。

・結果、21時20分終了。リング上の天龍さんを見送ってからすぐエレベーター前に。全選手が去るのを観たかったけれど、そこは仕方ない。速足で新宿駅へ。21時36分の中央快速に滑り込む。22時10分静岡行き、間に合った…ッ!
・新幹線降りる間際、切符が行方不明に。前のシートの下に落ちていた切符が新富士だったので俺のかなと思ったものの、一応その席の人に聞いてみようと覗くと爆睡中。申し訳ないながらゆり起こす、と「新富士だったらボクだと思います…」とのこと…って「もう新富士ですよ」「え?!」…俺、乗り過ごしを起こしてあげた親切な人に。駅に着いたのでとりあえず降りてから探すと、小バックの中に張り付いてた。そもそも俺は三島までしか買ってないからさっきの人のは絶対に違うんだよな…まぁ珍しく善行を積んだことにして、徒歩で帰路へ。
・新富士から自宅までは結構な距離があるのだけど、大会に満足していたせいでわいわいしてたらいつの間にか帰宅。寒風に恐れおののいていたのに、寒さを微塵も感じなかった(笑
  


Posted by せりざわ at 21:27Comments(0)プロレス観に行ったので

2013年11月07日

11月4日、 新生きらめっせ沼津でNOAHを観てきた。

11月4日、 新生きらめっせ沼津でNOAHを観てきた。

【大会の感想】
☆第一試合☆
石森太二×小峠篤司
vs
原田大輔×熊野準
・NOAH所属になってからは二回目観戦の原田くん。前回はなんとなくオーソドックスな選手なのかなとピンとこなかったのだけど今回はハマる。骨太。ガツガツ前に出ながらも妙な必死感もなくプロレスが楽しそう。熊野くんも気持ちの強さが全面に出て、いい感じの粘っこさが面白い。胸を借りる気が見られない新人というのは気持ちがいい。

・なので原田×熊野応援に傾いていたところ、やっぱり小峠が持っていく。パワーファイターじゃなくジュニアらしいシャープなジュニアの動きをしているのにパワフル。てか小峠くん、頑張る熊野くん見てレフェリーに「おいレフェリー、あいつ生意気だろ」って…(笑 そこは許してやれよ。

・小峠vs原田、バチバチのド突き合い、両者、容赦ない…ッ!もっと観たい。

☆第二試合☆
スペル・クレイジー
vs
大原はじめ
・仕込みなのか飛び入りなのか、ノリのいい小学生男子が突然一緒にリングイン。クレイジーと一緒にダンスして帰っていった(笑

・今回の大きな楽しみの一つ、大原。期待以上。バチバチゴツゴツしたレスリングとひょうひょうとしたコメディなキャラの混在が楽しい。正直、陽気な外人は少し苦手なので…先日の新日で嫌というほど喰らわされたので…大原のバランス感が心地いい。

☆第三試合☆
シェイン・ヘイスト
vs
ペサディーヤ
・外人対決とあって、若干会場が静かになる。2人とも知っている選手ながら応援のきっかけが掴めない空気だったものの終盤に至ってぐっと盛り上がった。

・結構日本風プロレスなシェインの泥くさいねじ込み、見応えあった。ちょっと受け身が怖かった。ペサディーヤは、少し重そう。第一、第二試合と軽業系の試合が続いただけにそう見えたのかもしれない。若干、よくいるルチャ選手ぽかったのが残念。ペサディーヤならではの…が観たかった。

☆第四試合☆
小川良成×ザックセイバーjr.
vs
ロス・フォン・エリック×マーシャル・フォン・エリック
・エリック兄弟揃い踏みは初見。親の威光的な奴の色眼鏡で見てしまいがちだったけれど、良かった。怖い外人感、最高。相手が巧者•小川×ザックとあってエリック兄弟側もレスリングテクニック全開。そちらも堪能。ただまぁやっぱり、どうしても鉄の爪に行きたがる展開に。仕方ないけれども。分かるけれども、できれば無理からそれを入れるのはない方向で。

・ザックは線が細いなあと。あの体格ならもっとキャッチ的なレスリングをぐいぐいやるところを観たくなる。その点小川sはそういったフラストレーションを感じさせない。ザックのレスリング自体は好きだし今回もキャッキャ言って盛り上がったんだけど、エリック兄弟の体格に押されてた感じが残念だった。その体格差をこう、きゅっと…。

☆第五試合☆
齋藤彰俊
vs
崔領二
・今回は勝てるかと…試合後、放心。
・序盤から激しい蹴撃戦。両者とも打撃が代名詞なだけに一歩も退かない。若干彰俊sが押し気味。場外へ連れ出し、ランニング式ラリアットで崔をコーナーポストに叩きつける。場外マットを剥いでパイルドライバーという珍しい技も繰り出す。…少し仕掛けが早すぎる…連れも「この展開はヤバいんじゃないか?!」と不安視。リングに上がって超滞空型ブレーンバスター。こういう畳みかけで押し切れないのがプロレスで…。中盤、息を吹き返した崔が徐々に主導権を握る。コーナートップからのブレーンバスター、足固め式ボディスラム(でいいのかな?)・ジャックハマーでスリーカウント。何となくノリ切れてない感があった彰俊s、固い表情でリングを降りる。

・崔、今回も俺めがけてコーナートップから彰俊sを投げようとする。若手に「どけろ」と指示、俺らすっとんで逃げるという図。あの人は毎回毎回俺の席に選手を投げ込もうとする…。

・あぁあ…それにしても残念…。

☆第六試合☆
マイキー・ニコルス
vs
マイバッハ谷口
・谷口、ぐっと良くなった。相変わらずレスリング自体は雑味がなくて気持ちいい。ヒールファイトも迷いが見られなくなった。でもさすまたはやっぱ微妙。面白い武器だけど基本、相手を押し込むだけだからなあ。殴ったりなんだりするとなると長すぎるし。あと、「谷口!」という声に軽く頷くのも(笑 嬉しいけども、アンタヒールですやんと。

・マイキーは陽気な外人ながら谷口のラフファイトにしっかり乗っかり、茶化して誤魔化して展開させないので好感。

☆第七試合☆
モハメド・ヨネ
vs
エディ・エドワーズ
・ゴツゴツに仕上がってきたヨネさん、横綱相撲的な内容と言っていいかもしれない。エディのやりたいこと全てに付き合いながら自分のやりたいこともしっかりやり切った感。エディは「悪くなかった」という印象くらいしか残っていない。観ている最中は「すげぇなぁ」とか思ってたんだけど。

・フィニッシュの「キン肉」、目の前のコーナーから発進。見上げる「キン肉」、ド迫力。

☆第八試合☆
KENTA×杉浦貴×平柳玄藩
vs
丸藤正道×森島猛×中嶋勝彦
・ゴング直後、開戦はKENTAvs勝彦。ものすごい蹴撃戦。今回一の盛りあがり。両者一歩も退かない。勝彦タッチ後も睨みあう。この2人の試合は余りにも絵になる。なり過ぎるがゆえに、そろそろタッグを組んだ絵も観たくなるというのはファンの我がまま。

・玄藩vs森島…大丈夫か玄藩、の空気が会場中に流れる中、やっぱりやり込められる。とはいえ森島のパワーを受け切る玄藩に沸く会場。この辺りがプロレスの妙。

・NMC唯一のパワーレスラー•杉浦、超ヘビーの森島を力で押し込む。体格では圧倒的に不利ながら観ていて悲愴感、無茶感のない、格負けしない正面衝突がすごい。

・玄藩vs勝彦。玄藩の予告ブレーンバスターを破った勝彦、逆に予告ブレーンバスターを仕掛けるも玄藩が切り返しブレーンバスター…ッ。俺、熱狂。そこから勝彦、怒涛の攻めで玄藩からスリーカウント。

・今回は勝彦が獲ったということで、シメのマイクを渡される。「勝つ、勝つ、勝つ!」と叫ぶので三回目の「勝つ」を一緒に言ってくれというム―ブを要求。なにやらこれ、今大会で初お披露目らしい。大丈夫か?!勝彦! という空気が(笑。そんな空気が流れるからこそ盛り上がる、盛り上げるのがプロレスファン。新鮮な一体感の中、新きらめっせでの初プロレス観戦、終了。

【雑記】
・お客の入りは7~8割。空席も目立つことなく相当なにぎわい。やっぱり交通の便がいいと集客も違ってくるのか。卸商社センターはなぁ…遠いねん!夕方開催の大会だと、ヘタしたらタクシーで帰らなあかんねん!

・前日の新日にも来ていたという、よくお顔をみかける方に声をかけていただいた。うるさくきゃっきゃきゃっきゃ応援しててスミマセンでした。また会場でお会いした時はよろしくお願いします。

・新しくなったきらめっせ、ロビーは林をイメージした落ち着いた雰囲気。会場内もキレイ。文化ホールに変化していた。

・試合前のFC撮影会、連れが玄藩を指名して参加。2階に連れていかれて撮影してきたらしい。玄藩くん、ふじさんめっせで富士の水を差し入れしたことを覚えていてくれた。連れ、大喜び。次に撮影会参加する時は玄藩Tシャツ着ていかないとと決意する。

・大会後、ロビーで小川sに遭遇。写真攻めにあっていた。連れがツーショットをお願いすると快くOKしてくれた。ちょうどこの日、「小川さんとだけはそういうコンタクトってないよなぁ」と話していたところだけに、嬉しい事件。

・きらめっせは、KENTAがまだ新人のころにプロレス観戦初の出待ちをして写真を撮らせてもらった場所だったりもする。観戦11年目、新生きらめっせの一発目で小川sとのツーショット。きらめっせは何かをもっている、のかもしれない。

・試合終了後、ゆったりと帰宅。20時からのニコジョッキー・ゴー☆ジャスは諦めていたので21時~ほのとりまさくらこに間に合わせる。滑り込みセーフ。でも冒頭、愛猫のお世話でちょっとだけ退席。
  


Posted by せりざわ at 20:40Comments(0)プロレス観に行ったので

2013年11月07日

11月3日、新日本プロレス ツインメッセ大会を観てきた。

11月3日、新日本プロレス ツインメッセ大会を観てきた。

【大会の感想】
☆第一試合☆
本間朋晃vs田中翔
・ヤングライオン田中翔、初見。妙に骨太な大物感が(笑 体形的に関本くんっぽいからかな?どういう方向にいくのか楽しみに思いながら観る。パワーファイターが一番合ってそうだけど関節をがっちり覚えて藤原組長みたいなゴツいのにサブミッショナーというのも悪くない。久しぶりに観る本間のシングル。全体的にゴツゴツ。こんなゴツゴツしてたっけ?!

☆第二試合☆
KUSHIDA×小松洋平
vs
BUSHI×バリエンテ
・こちらも初見の小松。少し固い印象は受けたものの気持ちの強さが全面に出ていて嫌いじゃない。広夢、高章といい田中君といい、楽しみなヤングライオンが多いなぁ。

・バリエンテとBUSHIはメキシカンなノリで盛り上げる。バリエンテ、少し太めなのにとんでもない運動能力…ッ!めんどくさい名前だけに(笑 声援少なかったけれども、挙動一つ一つに沸いた。

・KUSHIDAくん、初めてぐっときた。ゴツゴツバチバチ対応のせいか、KUSHIDA臭が出てきた。ただあの腕時計をみるム―ブだけは…なんか…。

☆第三試合☆
タイガーマスク×獣神サンダ―・ライガ―×天山広吉
vs
バレッタ×ブライアン・ケドリック×高橋裕二郎
・裕二郎側はネタに走り過ぎだ(笑 中盤までほぼプロレスコント状態。

・入場時、俺、全くの花道逆サイドから天山コール。11年目ということで初心に戻って。天山、動きはまだまだなものの要所要所の存在感はさすが。モンゴリアンの「すぃーすぃー」で会場が一体となる。

☆第四試合☆
キャプテン・ニュージャパン×真壁刀義
vs
バッドラック・ファレ×プリンス・デヴィット
・やっぱりデヴィット、無理しているように見える…のは俺だけか?!言うほどヒールじゃない気がするんだよなぁ…とはいえ、真壁相手でも存在感を失わないのはさすが。

☆第五試合☆
邪道×外道×中邑真輔
×
タイチ×TAKAみちのく×鈴木みのる
・みのるsと中邑のIC前哨戦。攻め込んだり虚仮にしたり中邑を翻弄するみのるs。中邑もクネクネで挑発。こういった駆け引きでは若干みのるsの方が上手。序盤、コーナーに突き刺した中邑の顔面を踏みつけ逆ぶるぶる攻撃。次いでTAKAさんタイチも。最後は三人で中邑バイブ。ゴッチ式、ボマイェともに不発。ゴッチ式は手足の長い中邑にかけずらそうな印象。暴れられるとバランスが崩れる。技入りのフックもしずらそう。

・試合後、みのるsが軍団旗をかかげて鈴木軍へ勧誘。すかす中邑。みのるsと中邑の共闘は観たいなぁ。
・TAKAさんとタイチ、数日前に自主興行で邪道外道と防衛戦済。終わってなかったらダブル前哨戦で盛り上がったのに。そんなTAKAさんタイチ、いつものペース。何やら邪道がコミカル路線なのでIC前哨戦の緊迫感が少々薄れる。TAKAさんタイチのあの感じはアレだとしてもその相手までが緊迫感ないと少し乗り切れない。勿体なかった。

・入場時、みのるs「みのる」タオルを観て立ち止まり一瞥。

・試合中、俺らの目の前で邪道の頭に噛みつく…ッ!噛みつきて!それも邪道の頭て(笑

☆第六試合☆
中西学×永田裕志×棚橋弘至×内藤哲也
vs
YOSHI-HASHI×石井智宏×飯塚高史×矢野通
・第三世代、暗黒時代、新世代の揃い踏み。

・中西、もう一つ乗れてなかったのが気になる。草々にアルゼンチンを出した時にはぐっときたのだけど。棚橋の存在感はさすが。今回は石井ちゃんとバチバチ。IWGP戦線から撤退を表明した棚橋、今後はベルト戦線にいる時には絡み切れなかった良選手との絡みが増えていく様子。タナを前に格負けを感じさせない石井ちゃんの圧がスゴイ。石井ちゃんのゴツゴツにゴツゴツで返すタナ。このシングルは観たいなぁ。

・矢野くん、飯塚さんはやりたい放題。ほんの少し場外に目を離した隙にコーナークッションを外す矢野くん(笑 匠にもほどがある。

・YOSHI-HASHIが格段に良くなっていた。体も絞った様子。vs棚橋でも十分見られる。来年はYOSHI-HASHIにも上位戦線に絡む期待を持てそう…かもしれない。

☆第七試合☆
アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ×オカダカズチカ
vs
ニック・ジャクソン×マット・ジャクソン×カール・アンダーソン
・IWGP前哨戦。カズチカvsアンダーソン、序盤、意外に長時間絡んだ。ただやはり様子見なのか、印象に残る場面は少ない。というか、ちょっとこのメインはしんどかった。陽気な外人軍団は個性的でもあり楽しませてくれたんだけれども、頑張れば頑張るほど前哨戦の緊迫感が削がれていくという…。コズロフの高い身体能力とか見応えはあったにしても空気的に…。大会のシメとしては第六試合の方をメインにした方が良かった気も。でもIWGP王者をセミにはできない。前哨戦を組むとなると、ケイオスのカズチカvsBCのアンダーソンに誰を加えるかという話になる。本隊vsカズチカにするとアンダーソンの居場所がないし本隊にカズチカを入れることもできないし、でこのカードの着地したんだろうかね。試合内容は悪くて…メインであり前哨戦だということを考えると、という話。

・最後はカズチカの「特にありません」から外道さんのマイク。カズチカの「外道さんを切る」発言後なので何か動きがあるかと期待したけれど何もなかった。

【雑記】
・開場前、長蛇。開場も20分押す。新日、大ブレイク中。暗黒期を知っている身としては不思議な感覚。
・「みのる」タオルと軍団旗を出しに花道待機していたら「後楽園にも来てますよね」と言ってくれはった方に遭遇。またどこかの会場でお会いしたらよろしくお願いします。
  


Posted by せりざわ at 20:38Comments(0)プロレス観に行ったので

2013年09月24日

富士宮プロレス第五戦、行ってきた。

富士宮プロレス第五戦、行ってきた。

☆第一試合☆
湧き水ブラザーズ1号&2号
vs
エル・トラウト・レインボウ×グレート・ザ・KANSUKE
・レインボウ、なんだかおどけたおっさんみたいなキャラに。遂にぬるぬる液入りのスプレー持参。周囲に撒き散らす…てそれ、やってることフホー・トーキーと変わらんやないかぃと突っ込みつつ試合開始。そんなレインボウ、いきなりタオルで拭き取られぬるぬる終了。根本的な疑問…湧き水は水なんだから、そんなぬるぬるが気になるのかしらと。
・KANSUKEは…やっぱり好かん!(笑 何がイヤかというと、キャラも設定もアクションも実況頼み過ぎへん?なんだか実況の誘導でKANSUKEを応援しないといけない空気になってへん?
・もうちょっとレインボウの気持ち悪さを堪能したかった。

☆第二試合☆
マツリ―ダ宮子×キャロライン村山
vs
浜田文子×山縣優
・今回の宮プロ観戦は浜田、山縣が見れると聞いて決めたようなもの。最初からヒートアップする俺。アウェイ覚悟の山縣応援!キレッキレの山縣さん、何をどう動いても絵になる。宮プロでは珍しいストロングスタイルのプロレスに息を飲む子どもたち(笑
・前半はキャロラインががっちり捕まる展開。文子&山縣のインパクトが凄過ぎたのか、実況の高橋さんが「キャロラインを応援しよう」と煽るものの中々声が上がらない。文子ねぇさん、キャロを追い込む追い込む(笑
・なんとかピンチをしのぎ宮子にタッチ。名人芸の拝み渡り、今回はコーナー越え、二区間を歩くもその先のコーナートップで待ち構える文子、キレイに落とされる宮子(笑
・終盤、遂に反撃に出るキャロ!隠し持っていたニンジンで文子や山縣をしばく!…ただ凶器攻撃に見えてしまったようで俺の周囲は微妙な空気に(笑 本来なら圧倒的支持を集めるはずのキャロちゃん…文子&山縣のカッコ良さに会場がやられちゃってたんだよ…相手が悪かった。

・序盤からちょこちょこ植松さんにちょっかいを出していた山縣。中盤、山縣&文子をコーナーに張り付けたキャロが植松さんをリングに呼び込む…ッ!最初は断りつつも植松さん、リングに上がる。大歓声の中、ちょっと困惑気味…かと思ったら、どんとリングを踏み鳴らしばちんと手を叩いた瞬間、顔が…!豹変!現役時代さながらの怖い植松さんに!がっと手を広げて客を煽る煽る!さっきまでプロレス教室やったり俺や連れに笑顔で話しかけてくれた人ではない、プロレスラー植松寿絵!2人まとめてフェイスウォッシュ!鳥肌が止まらない。プロ過ぎる。本物過ぎる。昂奮し過ぎて酸欠になった(笑
・言うてもキャロちゃん、いい仕事した(笑 俺は意外とキャロ贔屓なんだ。

☆第三試合☆
角田先生×バンブーキング
vs
宮耕作×駿河永悟
・角田先生、なんか変(笑 入場するやコーナートップに昇り、なぜかロープを走りぬけようとして失敗→地球儀付きの杖を落とすとか。その地球儀取れちゃってどっか飛んでっちゃうし。何がしたかったんですか、先生…ッ。
・そんな先生、試合でも奇妙な動きが満載で最高。相手は勿論、会場も実況も困惑する見たことのない動き…多分フェイント的なヤツ。古武術をたしなんではるとおっしゃってましたが、どうも柔術っぽい。柔術とか合気道って無駄な動きを失くして相手の無駄な動きにつけ込む感じじゃないのかしら?本人が無駄な動きをしてどうすんのよと(笑
・試合開始前は人気者だったバンブー、耕作&永悟人気の前に、あと角田先生の意味不明な動きの前に失速。見た目はしゅっとしているんだけどレスリング自体は一番地味だったりするので…そういうことかな。
・中盤、眉毛を負け眉毛にされる耕作。力が出ずにやられるがまま。永悟さんの度重なる「耕作コール」にも応えることができない。そんな折、石川代表からタオルが…そのタオルには「倍返しだ」の文字。アレだ、半沢の奴だ。俺半沢知らないからピンとこなかった。けれども現場のノリできゃっきゃ言っといた。そのタオルで顔を拭い、石川代表に眉毛を直してもらい、反撃開始!…でもタオル投入って…ギブアップの意なんじゃ…???
・久しぶりの永悟さん、キレがぐっと増してた。テンポが良かった。元々訴求力のある人なのでリングに上がるだけで華やか。個人的にはもっとパワーレスリングをする永悟さんを観たい。

☆第四試合☆
怒赤龍×フホー・トーキー×コウモ・リー
vs
ダイアモンド富士子×フォガトゥンジャイアント・フジヤマ×エンペラー・ド・アサギリ
・富士子がめちゃくちゃかっこいい!名刺やお菓子を配りながら登場したのだけど、その際、連れの隣を歩き抜ける時に肩越しにしゅっと名刺を差し出す!まぁ・・・…ぁかっこよかった。試合でも怒赤龍、トーキー2人相手に一歩も退かないレスリングを展開。
・序盤、珍しくアサギリが捕まる。怒赤龍&トーキー2人がかりでアサギリを追い込む。
・中盤、遂に巨漢フジヤマがリングイン。あろうことか…コウモが立ち向かう。4倍はある身長差に思わず会場から「コウモリ頑張れ」の声が!実況:高橋さんも珍しく声を失くす。ヒールを応援する立場ではないながら「応援したくなる」と高橋さんに言わしめたコウモちゃん、最高。
・入場からコウモリキャラを徹底。その徹底する方向がセンスいい。光が嫌いでコウモリ傘をさしている…くらいは序の口。本隊チーム入場中はずっとコーナーポストに逆さぶらさがり。試合が始まってもエプロンにうずくまったまま。ホンマもんのコウモリさながら。トーキー、怒赤龍らとともにコーナーポストに投げつけられるとトーキーの腹にペタンとしがみつく。コウモリ過ぎてカワイイ(笑 そんなんがフジヤマに向かって必死の抵抗。カワイイ系キャラレスラーはそんなに好きではない俺をして「かわいい」と呟かされてしまった。カワイイをあざとく全面に出していないのがいい。リング上のパフォーマンスでだんだん声援が多くなるという、ある意味理想的な人気の出方(笑 試合後も、投げ出された客席から這いずり這いずりしてリングサイドまでやってきて…ついに力尽きて…ぺったんこ(笑 俺、コウモちゃんの虜。

☆全体の感想☆
・第四戦つまり前回の大会は、ぶっちゃけてしまうと…お客置いてけぼりの大会だった。今回は真逆。お客重視のスバラシイ大会だった。

・今回も沼プロの高橋代表が実況をされていた。多分、高橋さんは大会の空気や流れを考えて実況しているのだと思う。一方俺は好きな選手を好きなように、いつものプロレス観戦のように応援している。それが会場の空気や高橋さん、宮プロさんの意図をぶっ壊してしまっているのじゃないかと心配になった。
・今回でいえば、KANSUKEやキャロライン村山。特にキャロちゃんの一件…アイドル的扱いのキャロちゃんがトップレスラー・浜田文子、山縣優の攻めに耐え抜いて反撃!というカタルシスがあったはずの試合ながら、俺なんかの浜田・山縣応援がうるさくて「キャロちゃん頑張れ」に応援や会場の空気が絞れなかった様子…それが、キャロちゃんが反撃に転じニンジンを使った時の「キャロちゃん、それ反則じゃ…」というちょっと変な空気に繋がったのかも…俺の周囲だけだったのかもしれないけれど。だとしたら、俺、折角の大会の邪魔をしたことになる。どうなんだろうか…。

・同時に思うのは実況に引っ張られ過ぎる試合はしんどいなぁと…KANSUKE嫌い!を公言しているのはそういう理由。前述したように実況頼みだもんなぁ、KANSUKE。むしろいじられる側だろうし、KANSUKE。
・一見さんや子どもが多い宮プロだから、高橋さんが実況を入れるのは当然の演出。ただもうちょっとリング上にイニシアチブを渡してもいい気がする。例えばその結果、湧き水ブラザーズの人気が出てKANSUKEが嫌われたとしても、それもプロレスのだいご味。高橋さんの軽妙な実況も好きだし宮プロも贔屓にしているからこそ言わせてもらうと、もっとリング上のレスラー、プロレスを信頼してもいいんじゃないかなと。あそこまで細かく細かく実況しなくてもキャラを誘導しなくても面白さを伝えてくれるだろうし、伝わるのがプロレスだと思うんだ。
・それが顕著だったのがメインのコウモ・リー。キャラ設定とか実況の説明とかではなく、リング上のプロレスでお客の心をがっちり鷲掴んだ。一気に人気者になった。ヒール軍団に声援が飛ぶのは避けたいことだったのかもしれないけれども、俺はあれから数日たってもきゃっきゃきゃっきゃとコウモちゃんの話をしている。いいプロレスをした、ってことだよねぇ、これ。
・とはいっても宮プロさんのプロレス観もあるわけで…。

・ラミネートしたチラシを「サイン色紙」として100円で販売。面白いことをするなぁと思っていたら、試合前・休憩中・試合後に多くの選手たちが会場を歩き回り移動サイン会開催。スタッフもサインペンを持って帯同。子どもが列を成す。これは…賢い!
・サインしますよって言ってもサイン色紙を持ってきている人は少ない。いわゆる色紙を販売するとしてもそれなりの値段になり子どもには買えない。大人はお目当ての選手にサインもらったら満足してしまう。チラシならロット数を増やせばそれだけ安く上がるしラミネートも手製でやってしまえば原価で済む。100円なら、へたすりゃおこずかいで買えてしまう。
・そんなサイン色紙をもった子どもたち、レスラーと見るや飛んで行ってサインをねだる。もはやサインコレクター状態。ちょっと可哀想だったのはレスラー。サインをもらうと次のレスラーめがけてすっとんでいってしまうので握手の手を差し出しても「ありがとね」と声をかけてもスルーだったりする子がちらほら(笑 それでもいかんせん子どもたちが楽しみ尽くせるスバラシイ企画。
・今になって思えば俺もこのサイン色紙買って、高橋代表にサインねだれば良かった(笑笑笑
・そういえば、カテクィーンもサインしてたなぁ。大きくなってた。沼プロ2戦目くらいからの登場だったと思うんだけど、そうなるともう…6、7年カテクィーンやってるんだもんなぁ、代変わりしていなければだけど。ヘタしたら…中学生?!

☆行程☆
・当日は9時~12時まで手話ソングの練習。13時に自宅を出発。14時に文化会館駐車場。15時に開場待ちで並ぶ。16時開場、17時試合開始、という予定。自由席なので30分くらい前には並びたい。駐車場が込み合うとしんどい。近くの大鳥居のある駐車場は20時までなので危険。じゃあもう、14時に会館の駐車場に入ってそこでお昼をいただこうという判断。車内で待っていても落ち着かないので15時には並んでしまった。お昼は車内でゆっくり食べることができたし、手話ソング練習終わりとあって反省会をしているうちにあっという間に15時。後述の植松さん事件(笑 もありほぼ待ち時間を感じることなく開場した。

☆植松さん☆
・開場待ちで受け付け前に立っていたら、植松さん登場。(植松さんや…)と思ってドキドキしていたら笑顔で「どうも!いつもありがとうございます」と…ッ!連れがよく売店に行ったり会場で声をかけたりしていたから覚えていてくれた様子。連れと盛り上がる植松さん。その後で、ふと俺に「大人になりましたよね」と。おぉお?俺のこともなんだか分かっててくれたのか…感動。
・ご褒美にもほどがある♪

・これで11月まで観戦予定ナシ。禁断症状が出ないことを祈りつつひと月強の休眠に…。
  


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2013年09月24日

KAIENTAI-DOJO 清水マリンビル大会0915

KAIENTAI-DOJO 清水マリンビル大会0915

☆第一試合☆
稲松三郎vsタンク永井
・2人とも初見。と思ってたら、稲松くんは前に一度観ていたと後に知る。
・パイプ椅子を持って稲松登場。逆コーナーにはアマレス風衣装のタンク。ヒールvs好青年といった図式。タンクの背筋!稲松を無反動で抱えて後ろに放り投げる。稲松はオーソドックスなバチバチプロレス。これは、知らない(覚えていない…)選手同士なのにいきなり楽しい。いい意味で普通のプロレス♪

☆第二試合☆
柏大五郎vsバンビ
・バンビは初見。雑誌とかで観ていたイメージとは違ってかなりがっちりしていた。期待が膨らむ。大五郎は…ほんと超久しぶりなんだけど印象変わらないなぁ(笑
・バンビのみムチ攻撃許可に、「俺は聞いてねぇ」と怒る大五郎。一方「なぜ聞かなかった」と理不尽に怒りちらすレフェリー(笑
・ムチを放り捨てさせてから怒涛の攻め…とはいかず一進一退。バンビ、ちょい攻撃が上手くないかな。受けは悪くなかった。

☆第三試合☆
真霜拳號×十嶋くにお
vs
関根龍一×スパーク青木
・真霜登場!!!のっけからヒートアップのオレ。
・スパークは静岡出身、関根は完全ベビー。十嶋は…よっぱらいオヤジ(笑
・そんな十嶋のトリッキーな動きが気持ち悪くていい。関根のパワーレスリングが真霜を押す…ッ!関根vs真霜のバチバチ感、すごかった。
・真霜最高。メジャー団体に上がっている時はクールな顔しか見せない真霜、あんな茶目っ気あるとは思わなかった。一方で攻撃は重厚。受けもがっつり。何をやってもいい絵になる。

☆第四試合☆
リッキー・フジvs雄馬
・リッキーは多分、静岡プロレスに上がったことがあったような。
・雄馬は初見、っていうかUMA、なのね(笑 そういう感じのキャラでのらりくらりと…やっているうちに没収試合に!それに納得いかないロッケンローラーのリッキー、再試合を要求。

☆急遽8人タッグに☆
リッキー・フジ×柏大五郎×関根龍一×タンク永井
vs
真霜拳號×稲松三郎×十嶋くにお×雄馬
・真霜が日に二回見れるだと?!
・それだけでもテンションあがるのに…カウントを取るレフェリーの足を引っ張って場外に引きずり出した真霜、レフェリーに注意されると俺を指さして「この人、この人がやった」と…っ!当然俺は「うん、俺、俺」とノる。ああもう、なんかこう、至福。

☆第五試合☆
旭志織×ヒロ・トウナイ×マリーンズマスク
vs
TAKAみちのく×火野裕士×梶トマト
・場の空気も読まず「鈴木軍旗」を広げる俺ら。隣の方が「投げますか?」とTAKAさんカラーの紙テープをくれた。ありがとうございます!
・TAKAさん、火野や梶に「みちのく!代表!」とほぼいじりに近い応援をされながら絶好調。サミング、足払い、サミング。小ネタを放り込みながら試合を組み立てる。考えてみるとこんな手を多用する人が一番偉いというこの団体、そら面白いわ。
・志織くん、真翔くんと組んでた時以上にあんな感じに。いやあの当時はもっとストロング指向だった気も。ヘタレキャラというのでもないしアイドルレスラーというのでもないし…なんというかゆるキャラ?火野へのぺちぺち張り手とかもう、面白過ぎた(笑 TAKAさんの対角線にいなかったらむっちゃ応援したのに…残念。
・火野の存在感たるや。真霜同様、俺のレスラーの理想を体現。でかくて武骨で重厚で、がつんがつん攻撃を喰らいながら前に出る。かっけー…。
・トウナイの凄さ。初見だったのだけど雑誌などではよく聞く名前だけにでどんな人かと楽しみにしていた。そのわくわくをキレイにいい方向に裏切ってくれた。シングルでみたい。

・知っている選手がTAKAさん、真霜、火野、大五郎の四人。他は名前だけしか知らない。正直、充分楽しめるのか不安だったけれども、そんなことは杞憂。
・選手がしっかり客を向いているのがいい。どちらかというと全編ただのプロレス。それを実直にやる。それがあって、そこにアピールやキャラがのっかる。それだけといえば本当にそれだけだったのに無茶苦茶面白かった。結局、ただのプロレスが一番面白いんだと実感。
・いかんせん、真霜を堪能。俺はあの手のレスラー、好き過ぎるなぁ(笑

☆台風☆
・台風接近の報を受けて早めに出発することに。当初は10時56分/富士駅発、11時18分 /清水駅着の予定→10時40分発に変更。駅に着くと御殿場線遅延のお知らせ。東海道線は大丈夫な様子。11時に清水着。バスの時刻が12時だったのでマクドナルドで軽食後…ゆっくりもしておれず、45分、シェイクを片手にバス停へ。乗り場を軽く間違えて乗り損ないそうになりつつも無事搭乗。清水マリンビルへ。

☆マリンビル☆
・ドキドキしながらチケットの取り置き引換。その昔チケットトラブルに巻き込まれたことがあり…それ以来取り置きとかにちょっと不信感というか恐怖感。安堵しながら開場を待つ。待合スペースでソファを開けてくれた方がいた。

☆開場☆
・パンフは10周年記念のみとのこと。記念に二冊購入。ウチワも購入。
・席に座る。真正面のいい席。基地を作っていると先ほどソファを開けてくれた方たちが隣に。
・空調が入っていないらしく、汗がとめどない。ウチワ活躍。

☆ラップの人☆
・ちょっと…長かったかな(ごめんなさい。二曲くらいでOPだったらいい感じだったかも。
・音響バランスが悪くて歌詞が聞きとれなかった。もしかしたら大音量にこだわりがあるのかもしれない。でも折角だからしっかり聞きたかった。

☆帰路☆
・エスパルスプラザから無料シャトルバスで清水駅へ。
・のんびりと帰る。

☆お彼岸☆
・16時帰宅。ちょっと遠方のお墓参りに行こうという話になり出発。
・途中で某霊園の閉園時刻を電話で聞く。いきなり「ヘイエン?なに?どういうこと?」…「閉まる時間を聞きたいんですが」「ごじ」に軽くムカつく。管理のおっさん、口の聞き方くらいちゃんとしようぜ。
・17時閉園だと間に合わないので遠方まで行かず近場のお墓参りで終了。そのそばにあるカメラ屋「アラジン」で富士宮プロレスのチケットを購入。
・久しぶりになじみのリサイクルショップに向かう。到着すると閉店セール。富士に移転するとか。話を聞くと色々トラぶって閉店はしないことになり結果、同じ場所で続けるのだとか。
  


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2013年09月24日

WRESTLE-1旗揚げ戦を観てきた。

WRESTLE-1旗揚げ戦を観てきた。

☆第一試合☆
大和ヒロシ×稲葉大樹
vs
NOSAWA論外×MAZADA
・いきなりの東京愚連隊登場に沸き立つ俺。アウェイ覚悟の論外コール。でもそれも飲み込む大きな「論外!論外!」が会場中に響く。
・日本デビュー戦の稲葉くん、東京愚連隊に完全に食われちゃったなぁ…これは仕方がないといえば仕方がない。気の強さは伝わってきたし繰り出す技にも迫力があった。次見る時にはどんなんなってるか楽しみ。
・大和くん…なんか面白かった。旗揚げ戦で、そのOPマッチで、更に勝ち星を挙げたにも関わらず、試合後のマイクで客に野次られるという(笑 面白いキャラになってきた。この子の入場テーマは、もしかして自分で歌っているのか???

☆第二試合☆
浜亮太×中之上靖文
vs
佐藤耕平×崔領二
・ZERO1から戦闘系レスラー2人。耕平登場に更に熱くなる俺。浜ちゃんが陽気なスモウレスラーと化していた(笑 「HOO」って奇声を上げてたっ。なんか…嫌いじゃないぞ。
・靖文くんも新コスチュームで登場。レスリングにいい粘り気がでてきた。派手さはないものの俺は好きなスタイルなので観てて飽きない。もうひと味何かあればハネるかもという期待感もあった…これ全日時代から言ってたなぁ、俺。かといってあざとくキャラをつけるのも似合わない気がする。
・安定のZERO1勢。ちょっと崔くん、おとなしかったかなぁという印象。

☆第三試合☆
世Ⅳ虎vs岩谷まゆ
・2人とも初見。世Ⅳ虎が良い。キャラ的にまゆちゃん応援が大勢を占めるかと思っていたら8:2位で世Ⅳ虎応援優勢。「プロレス」の面白い方につく…さすが武藤ファン(笑
・序盤でいきなりLOVEポーズかますとかいいツボの突き方をしてくる世Ⅳ虎に対して…まゆちゃん、受けは悪くなかったと思うんだ。いい受けだった。それ以外にまゆちゃんのコレ!っていうのが観たかった。

☆第四試合☆
田中稔×金本浩二
vs
望月成晃×フジタjr.ハヤト
・ハヤト!!!きた!!!!!!!超打撃戦。蹴る蹴る蹴る蹴る。望月の蹴りがなんせ重い。それでもジュニスタ、がっちり受け切る。受け切ったといえばハヤト。まぁよく受けた。体中まんべんなくド突かれた感じ。そして当然、試合後の握手を拒否するハヤト。たまらんな、ハヤト!
・試合後といえば稔のマイク。試合前も「予想だにしない人が俺のパートナーです」と金本を呼び込む。試合後は、変に軽妙なトークでトーク苦手な金本を追い込む(笑 なに?WRESTLE-1はマイクで笑いを取る方向にいくの???(笑

☆第五試合☆
カズ・ハヤシ×近藤修司
vs
関本大介×岡林雄二
・パワーレスリング戦。超肉弾パワーレスラー関本、岡林とジュニアのカズくん、近藤くんが正面衝突。正面衝突の字そのままにぶつかるぶつかる投げる投げる。ねじ伏せ合う。
・無茶苦茶力入った…。しんどかった(笑
・カズくんまでが力技勝負に応じてみたり。思い返すとホントにいわゆる「華麗な技」をほとんど出さなかった。意図的にパワーレスリングを受けにいった印象。技を受けるだけじゃなく、相手のレスリングスタイルを受けるのもまたプロレスなんだなぁと。
・結果、近藤くんが取られてしまったのだけど、近藤くんのレスリングを十二分に堪能。近藤くんのレスリングは血が通っている。レスリングだけで語ることのできる稀有なレスラーだなと感動。近藤くんだけではなくこの試合の四人全員がそう…とか思わず熱く語りたくなる熱気が伝播する試合だった。
・近藤くん、関本くんにくらいつく構え。ジュニアではなく無差別級でやっていくと宣言。vs大日はまだまだ続く。

・週プロ読んだら…カズくんは「ジュニアらしい華麗なテクニックで対抗」的なことが書かれていた。俺の印象と真逆。俺、ちゃんと観れていないのか?!

☆第六試合☆
船木誠勝×河野真幸
vs
桜庭和志×柴田勝頼
・鳥肌の次に涙腺が緩む。船木、桜庭、柴田…俺のプロレスヒーロー勢揃いという…。総合ファンだった時代、みのるsより好きだった船木、総合のリングをプロレスのリズムで闘った桜庭、ホントこの2人は…おっかけたなぁ…当時は映像だけだったけど、おっかけたの。柴田はヤングライオン時代から観てて、柴田観るために上井さんのビッグマウスラウド行ったりした。なんていう思い入れを別にしてもこの試合、べストバウト。そしてMVPは柴田。躊躇ない攻撃。殴る蹴る極める、全部やり尽くしたと思ったら頭突き。それ以上に躊躇ない受け身。船木の重い蹴り、張り手、関節に自ら体を晒す姿のかっこいいことったらない。人間、ぶちかますことは意外にできる。襲いくる諸々を受け切るというのは意外にできない。俺もすぐヘタっちゃう…。
・桜庭vs船木も垂涎。2人のグラウンド、息をするのを忘れるくらい見入った。
・河野が…やる気ないひざ蹴りを繰り出し場内から野次、そしてブーイング。最後もそれほど粘ることなく桜庭にギブアップ。「河野、どうした河野…」…。

・試合後、耕平&崔が船木を襲撃。ZERO1の宣戦布告か?と思っていたら河野が登場、船木を助けるどころか暴行。再びヒールターンする様子。だからあの無気力試合だったのかと納得。ただしそうなると次の試合から結構ハードル上がるよ?今回の試合がそういう謀反の前フリだというなら、次回からはきっちりすげぇ試合見せないと。その落差があってこその無気力プレイからの裏切り、なんだぜと。ってこともあって次大会からの河野が楽しみ。当然ZERO1との絡みも楽しみ。

☆第七試合☆
KAIvs真田聖也
・ここは超予想通り、聖也登場。いや予想通りではなく…なんかタナになってる。小タナになってる。それだけじゃなく、タナにはないせこさというか小狡さが…。タナ+タイチな感じ。聖也、俺は嫌いじゃないぞ、そういうノリ!とはいってもやっぱりセミファイナル。キャラ頼みというのは正直保たない。終盤からゴツゴツバチバチに。そうなるとKAIくんが俄然生き生きしてくる。中盤までは完全に食われてたから殊更。
・その終盤以降、結局全日時代と同じような印象だったのが勿体なかった。KAIくんの爆発が観たかった。
・今回のWRESTLE-1恒例(なの?)の試合後のマイク。「そういうお喋りは楽屋でやれや」と突っ込みたくなる(笑 妙な親近感が沸いた。

☆第八試合☆
武藤敬司×ボブ・サップ
vs
レネ・デュプリ×ゾディアック
・サップかよ。
・久しぶりのゾディアック。ゾディム―ブ健在。楽しそうにプロレスをする。レネも、こんなに動けたのかというくらい動く。レネとの連携技がうっかり上手くいかなった時のゾディの処理、上手い。
・武藤さん、全部みせて帰った(笑 ムーンサルト、超目の前で観た…ッ!すげぇ!でもちょっと心配。少し滞空時間短くなってたし。正直、サップがあんまり…なのでほぼ一人で仕事をした感じ。
・そのサップ。怪力無双をアピールするもそういうのは既に関本、岡林、近藤くん、浜ちゃんがやってしまっている。レスラーを力任せに蹴散らかすだけじゃあなぁ…メインだしなぁ…。はっきり言っちゃうと…プロレスが下手。なんせ受けが…あかん。あかんというか、受けていない。そこがないとプロレスは面白くない。柴田が受け一つで会場を沸かせた後だけに、殊更際立ってしまった。

☆全体の感想☆
・最初から最後まで盛り上がり倒した。底抜けに楽しかった。なんだか幸福感までふつふつと。行きつくところまで、何かが行きついてしまった俺。
・華やかなエンターティメント色が濃くなるかなと思っていたけれど、ゴツゴツバチバチした試合が多くて俺好み。そんな中、大和くんやハマちゃん、靖文がどんな存在感を出していくのか楽しみ。楽しみではあるんだけどそれがWRESTLE-1の方向性なのかな?大ちゃんのフーテンっぽい感じになるけど大丈夫?
・X、ほぼ満足。サップがなぁ…(笑 前WRESTLE-1の流れも少し加えたくてサップを入れたのかしら?

・俺的には90点の大会。マイナス10は、サップがなぁ…(笑 サップ、面白かったは面白かったんだよ。でもそれはサップが面白いだけなんだよなぁ…サップのプロレスが面白い!ってわけじゃあなくて。そこなんだよな、きっと。

・今回も…アウェイだったなぁと思い返す。けれども今回は会場も…6:4~7:3くらいの割合で実はアウェイ側応援の声が多かった気がする。旗揚げ戦なのに(笑

・今後がちょっと心配。オールXで話題を振りまいた旗揚げ戦、結果、武藤全日リターンズともいえる内容に。俺はこのラインナップが好きだから盛り上がったけれども内容が武藤全日の続編だと周知されると、新機軸を期待していたプロレスファンはちょっとスカされた気になるんじゃ…そうなると今後の売り上げが変わってくるんじゃないのかな…思い切ったカードなりなんなりがもうひと仕掛け、欲しかった気もする、とか余計な気を揉んでみる。

・休憩中、会場仲間のおねぇさんに背後で東京03の豊本sと東京ダイナマイトのハチミツ次郎sが談笑しているのを教えてもらう。ほんの3m弱のところにいてはる…ッ。アルファルファの時代から好きだった俺はもう…足が震えて震えて…情けな…。赤勝て―白勝て―飯塚まけろー(笑

【今回はこんな流れ】
☆バス☆
・今回はバスで上京。時間はちょっと遅めの9時30分。切符買った直後に8日天候荒れるという予報…。9時30分、搭乗。早速、朝ふと思い立って作ったアルコール入りコーヒーをいただく。事の他オイシイ。深夜…映画を観てしまいちょっと寝不足。それを吹き飛ばすためのドリンク。効いた。12時30分に東京駅着。
・前回目をつけていた動物さんフィギュア購入のため東京駅ハンズへ。ゴリラとサイ、バイソンを買う。お昼をいただいて14時30分、東京駅を出る。

☆東京ドームシティホール☆
・15時直前に着く。それほどの列にはなっていない。とはいっても既に100人は並んでいた。一応「WRESTLE-1の列ですか?」と聞いてみると「よくわからないんです」という答え。その前に並んでいる人に確認。「わからないんです」の人に「あってるみたいです」と伝えると「武藤さんのでいいんですよね?」と聞き返されたので軽くラブポーズをとりながら「武藤さんのであってます」と返す。俺、この時点でハイテンション(笑
・物販が怖いことに…もっと買いやすい工夫を…押さないでくださいっていっても、前に出ないことにはたどり着けないし…パンフだけ別テーブルとか…怖かった。

・地下へ地下へ降りていく。今回は三列目とあってちょっとしょんぼりしながら席を探す…南三列の端っこ発見。席番を確認してみると「南三列3番」。三列目の端なのに「3番」???ふと見ると少し離れたところに二つ席が。明らかに三列目のライン上。その前には何もない。いや飛び地だからあれを一列目扱いしてるかも…そういうアレ昔あったやん、過剰な期待はしちゃダメ…と急激に早くなる心音にせかされながらそのふた席の席番を確認。「南側三列1番2番」。…鉄柱あるけども、実質最前列…ッ!前に誰もいない…ッ!下半期、少し運気、変わってきたのか?!

☆試合前☆
・小橋さん登場。目の前を通って解説席へ向かう。思わず飛び出して握手してもらった…ッ!なにこのご褒美、なにこのご褒美。また小橋コールができただけでも感激なのに。

・OPに神無月さん登場。きゃっきゃきゃっきゃ。

・休憩直前にチア1というグループ登場。アイドルさんなのかな?

☆試合後☆
・19時40分。階段で上へ急ぐ。外は雨。駅に着くと20時2分沼津行きは絶望的。次の電車に切り替えておむすびを買う。20時22分熱海行きに乗り込む。
・大会の反省会をするにも車内がえらく静かだったので断念。
・熱海乗換。なんだか疲れがどっと出た。
・沼津乗換。しんどさピーク。
・富士駅から自宅へ徒歩。途中、新しくできたミニストップを覗く。無駄遣いせずに出る。
・23時30分ころ、帰宅。
  


Posted by せりざわ at 01:57Comments(0)プロレス観に行ったので

2013年09月05日

いよいよWRESTLE-1旗揚げ。

いよいよWRESTLE-1旗揚げ。

対戦相手がオールXというムチャをやらかしたWRESTLE-1がいよいよ9月8日に旗揚げ。
X…誰がくるのやらドキドキ。鈴木みのるにぃさんは来はるのかしらと思っていたら新日の青森大会のカードにしっかりと名前が…。
健介関連は今、全日と絡んでるから可能性低いのかな。
曙はありそう。高山さんもなくはないかね。橋本大地くん、復活のVOODOO-MURDERSとかはどないかな。新日・NOAH・ZERO1他から召集があったり、加えて武藤さんのパイプでアメプロから大物来日…ってニュアンスかな。前のWRESTLE-1の続編的なイメージもあると語っていたようなので、ボブ・サップとかその辺の来襲も…ボブ・サップはちょっと勘弁してもらいたい感じだなぁ…。

とか言いながらこれ、全日の選手がX埋めたらどえらいことだな…ちょうど全日さん、当日に大会もないことだし。割れた二つの団体が全面抗争を始めるという図式。ビッグマッチに限りWRESTLE-1vs全日になるという流れ…。こんなんなったら結構歴史に残る事件じゃないのかな。まぁ…ないだろうけども。

大会自体、前WRESTLEみたいな感じになるのかな。そういやホーストとかリングに上げてたなぁ。

いい大会になることを祈りながら、日曜日を待ちます。
  


Posted by せりざわ at 15:28Comments(3)トピックス

2013年09月05日

G1クライマックス2013・優勝戦の話

G1クライマックス2013・優勝戦の話


【G1クライマックス2013・優勝戦を観てきた】

☆第一試合☆
永田裕志vs高橋裕二郎
・裕二郎のオープニングマイク…レスラーじゃない人間がリングに上がるのはスカン。というのもあって数年ぶりに永田応援。白眼コールはしなかったけれど入場から「永田」コールには参加。やっぱり技、受けひとつひとつに説得力があるなぁと。毎年ながら最後に一礼してリングを後にする永田さん。G1は無事完走すること自体が大変なんだなぁと実感する。

☆第二試合☆
鈴木みのるvs矢野通
・みのるs、勝てば優勝戦、負ければ他選手の結果待ちになる一戦。そんな一戦に嫌らしくも矢野さん登場。
・試合開始前からDVD片手に透かした態度で挑発。みのるsがそれにキレる形で試合開始。一進一退ながら若干みのるs押し気味。応援は矢野7:みのる3。みのるs、アンクルホールドを多用。中盤、かなり長時間決めてたものの機動力破壊までには至らず。スリーパーも入り切らない。矢野も得意の反則攻撃を繰り出すが読み切られる。金的に至っては全て不発。そんな様子で矢野対策万全かと思われたみのるs、くるっと丸めこまれてスリーカウント…。プロレスマスコミ風に言えば、ヒールの部分は完全に封じ込めたがテクニシャンな部分を忘れていたのがみのるsの敗因、みのるワールドvs矢野ワールドの正面衝突といった意味では五分だったが最終地点が「勝ち」のみのるsと「負けても盛り上げれば勝ち」の矢野kのスタンスの差で、矢野kのインパクト勝ち…といったところ。みのるsファンながら、矢野k完勝と言わざるを得ない…。まぁ矢野kも大ファンなのでそれもまたよしではあるけれども。
・それでもやっぱり、鈴木みのるのG1制覇…観てみたい。

☆第三試合☆
中邑真輔vsシェルトン・X・ベンジャミン
・図抜けた身体能力を持つ2人。ベンジャミンの受け勝ちといった印象。ベンジャミンの、中邑のクネったポーズ揶揄から試合開始。そのベンジャミン、中邑の厳しい攻めを受けながら最後までペースを崩さなかった。一方で中邑のゴツゴツしたレスリングにも付き合う。かなりエグいのを入れ合う。んでも…ベンジャミン、何で勝ったか覚えてないなぁ…。

☆第四試合☆
内藤哲也vsカール・アンダーソン
・復帰後、初観戦の内藤。よくも悪くも欠場前と同じだったなぁ。ヒール化したアンダーソンはもう少し振り切ってもいい感じ。もっとこう正面衝突感があっても良かった。キツい言い方をするとテーマが感じられなかった。いやG1制覇がテーマなのはそうなんだけど。どうなりたいねん、と言いたくなるニュアンス。

☆第五試合☆
ランス・アーチャーvsデイビーボーイ・スミスjr.
・この試合、アメリカンプロレスノリになるのかなと思ってたら、覆された。骨太な日本風プロレス登場。巨人2人のゴツゴツしたぶつかり合いは圧巻。コーナートップでのせめぎ合い…あれはすなかぶりで観たかった…。すなかぶりで観たかったといえばアーチャーの拝み渡り…ッ!拝み渡りってアメリカンプロレスにもあるのか?日本で学んだのか?そんな感じでアーチャーがぐっと進化。間が悪かったり妙なアピールにこだわったりと悪い方向の「?」な部分が多かった選手という印象だったけれども、今回はその辺り払拭。ナチュラルなアーチャー、単純にカッコよかった。

☆第六試合☆
真壁刀義vsプリンス・デヴィット
・デヴィ、ヒールの引き出しが少ないかなと。セコンドありきのヒールというのは…→。ゴリラマスクを持って入場、試合開始と同時に被って真壁を挑発。パイプ椅子5段重ねに超滞空型フットスタンプ→ずっとヒールでやってきた真壁の圧に敵うはずもなく…今のデヴィはアポロやってる頃より全然好き。それだけにもうひと押しできる何かが欲しいなぁ。打撃に特化するとか基本急所しか狙わないとか、デヴィのこれをみたぜ!といえるものがあれば嬉しい。

☆第七試合☆
小島聡vsオカダ・カズチカ
・今大会のベストバウト。俺の体感だけど会場も一番盛り上がったニュアンス。
・ねじ込む小島と受け流すカズチカががっちり噛み合った→終盤はラリアット対決に。前半のぶつかり合い凌ぎ合いからの、小島の剛腕か、カズチカのレイン・メーカーか…という流れに鳥肌→そしてここぞという時の、カズチカのドロップキックの説得力。基本技ひとつで会場を沸かせることができるのもスゴイし、尚且つそれが終盤というシチュエーション。カズチカのセンス、すげぇなぁ。

☆第八試合☆
棚橋弘至vs柴田勝頼
・いろいろなバックボーン、ストーリーのある2人の邂逅だけど、そんなこと関係なく良い試合だった。
・序盤、グラウンドの激しい攻防。タナがそれをこなしたのに驚く。なかなかがっちりとグラウンドテクニックを見る機会のないタナ。そんなタナを引き出した柴田もスゴイ→印象では柴田のバチバチなスタイルがイニシアチブを握っていた。その中で何ができるかを模索するタナ、という構図→結果、丸めこみで勝負が決する。みのるsといいバチバチ系が丸めこまれる日だった→久しぶりに観たシングルの柴田。キレ味は落ちていないもののもう少し弾けて欲しかった。

☆第九試合☆
飯伏幸太×曙×桜庭和志
vs
YOSHI-HASHI×石井智宏×飯塚高史
・天山、後藤の欠場を受けて急遽飯伏と石井ちゃんが登場。
・その飯伏vs石井が盛り上がる盛り上がる。真逆のタイプながら期待される方向は一緒な様子→飯伏が石井ちゃんのゴツゴツにゴツゴツで迎え撃つ。石井ちゃんは飯伏の多次元殺法をものともせずはじき返す。顔を突き合わせて挑発し合う。コーナーに帰った石井ちゃんを追いかけて攻撃する飯伏…あれだけ荒々しくささくれ立った試合なのに上質感がある。
・曙、更に進化。走る!コーナーからコーナーへ走る!その速度が常人並み!圧倒的な存在感はただでかいだけじゃない。そういう緩急から生まれる。
・桜庭のパンチ連打が異様にキレイだった(笑 柔らかい割にキレ味のあるレスリング。もっとvs石井、vs飯塚…特に飯塚さんとの対戦を観たかった。
・飯塚さんは…野上アナをせっせと襲っていた。あの件が嫌いな俺はちょっと冷めた目で観てた。
・YOSHI-HASHIは…ガンバレ。

☆第十試合☆
棚橋弘至vs内藤哲也
・同タイプ同士の優勝戦。
・序盤、正直盛り上がりに欠けた。同タイプ故にか、変に間がシンクロしてしまっていたようなニュアンス。やろうとする方向が同じ過ぎて動きずらそうに見えた→内藤の故障していた足殺しに徹するタナ。非情な攻めに会場も内藤よりの応援が増えていく→そんな序盤、珍しくタナが吼えた。内藤をコーナーに追い詰め「どうしたオラ!」と。まるで新日のレスラーみたいじゃないっすか、棚橋さんッ。
・この試合、タナが内藤を引き出し引き上げたかなと。内藤には、これまでにないタナを引っ張り出して欲しかった→内藤、凄かったと思うんだけど、どこかしら「全力を尽くしたから悔いない」的な着地点が見えてしまうのが…。試合後のインタビューで「足一本持っていかれても勝つ」と語った内藤だけど、「足一本へし折ってでも勝つ」という気概の方が見たいんだ。
・内藤に厳しい俺。何故かというと一昨年のG1優勝戦「中邑vs内藤」で良い試合を見せ俺的内藤株を大幅アップさせたにも関わらず、その後のG1地方シリーズ・静岡大会の6人タッグで、相手チームに中邑がいるのに裕二郎にこだわってみたり…変な失速の仕方をしてがっかりさせられたため。ちょっとその辺、信頼がない(笑 期待をしているだけに色々と考えてしまう。
・ともかく、内藤哲也、優勝おめでとう☆

【雑感】
・ネットで「女こども向けになってきたなぁ、G1」という感想を観た。ちょっと共感。派手な技、キャッチーなレスラーが受け、盛り上がり、それを更にプッシュする会社。そんなんがキライなわけじゃないし十分楽しくもあるんだけど少し疑問も残る。タレント色が強すぎるとなんだか座り心地が悪い気もするのさ。そんな中、みのるvs矢野戦は応援も面白かった。なんというか、これまで通りのゴツゴツした応援合戦というか(笑 「女こども」のワ―キャーのない空気というか。いや「女こどものワーキャー」は別にいいんだけど…むしろそれはそれで喜ばしいことだし。ちょっと違和感があったなっていう話で。
・なんて色々言っても超満員の両国、今の新日の売り方、上手いんだろうなぁと。
  


Posted by せりざわ at 15:10Comments(0)プロレス観に行ったので

2013年07月31日

明日開幕!G1クライマックス2013…ッ!

明日開幕!G1クライマックス2013…ッ!

Aブロック
棚橋弘至/真壁刀義/プリンス・デヴィット/後藤洋央紀/小島聡/オカダ・カズチカ/石井智宏/ランス・アーチャ―/デイビーボーイ・スミスjr./柴田勝頼

☆派手ブロックA。カズチカ、棚橋、後藤の混戦で最終戦の星勘定決着になりそう。いかんせん諸々拮抗している選手が放り込まれているので、直接対決判定が重要になるかも。俺的には、石井ちゃん、柴田に頑張ってほしいところ。

Bブロック
天山広吉/永田裕志/内藤哲也/飯伏幸太/カール・アンダーソン/中邑真輔/矢野通/高橋裕二郎/鈴木みのる/シェルトン・L・ベンジャミン

☆バチバチブロック。復帰の勢いに乗って内藤首位、もしくは中邑。ウチのカリスマ・みのるsは圧倒的星数で最終戦迎えないと…相手が矢野くんだからひっぱり落とされそう。
もちろん鈴木みのるG1制覇!が一番なんだけど…裕二郎といろいろあったみたいだし…星削られそう。飯伏くんは、全試合楽しみ。引っかきまわして欲しい。

【優勝予想】
☆内藤くるかも。決勝戦は棚橋vs内藤、カズチカvs内藤…。単純にみたいのは真壁vs内藤かな。Aはその辺り誰が勝ちあがっても納得なので難しい。
☆意外なところがきたら面白いんだけど…。
☆小島vsみのるの決勝戦とか、俺的にはけっこうぐっとくるけど、今の新日の流れじゃピンとこないか…。

さて…すなかぶり席落選の俺ですが両国の優勝戦は行くんだぜ。

  


Posted by せりざわ at 21:27Comments(0)トピックス

2013年07月04日

G1クライマックスのチケット、落選て。

G1クライマックスのチケット、落選て。

・G1チケット落選の件
G1最終戦の砂被り席チケット、落選。昇り調子だし、新日。長いこと観戦してればそういうこともあるさ、新日。しょうがないんだけども。分かってるんだけども。くじ運ない俺がダメなだけなんだけども。ねたみそねみひがみも言いたい。なんていうのか…たかが10年程度のファン歴ですが、それでも2000年あたりからの新日低迷期をタナたちと一緒に支えてきた自負くらいはあるんです。「これは迷走じゃ?迷走だよね?」とか思いつつ何度も会場に足を運び声を枯らし。ドえらい金額のドーム特リンも頑張って買って。それがぐっと昇り調子になった途端「すなかぶり、売ったらへん」て(いやそういうことじゃないんだけど)。なんか、切ない…。今年はこっそりマス席から観ます。マス、せめて2人掛けだったらねぇ。

・全日分裂の件
ただひたすら残念。武藤全日から生観戦を始めた俺としては。残留組も離脱組も、上手くいってくれればいいなぁとそれだけを思います。
にしても今後の全日、どうなるのかね。一部では旧全日勢を集めるかも的な話も聞く。既に井上雅央、本田多聞、宮本和志、本間朋晃がリングに上がってるし。京平さんも6.30両国を裁いてるし。土方くんやら菊地さん、百田さんらが合流して天龍プロジェクトが支援してくれれば…なんて妄想もする。でもそうなると白石さんのやりたい「プロレス観」とは真逆。白石さんはまだ、あの一時の新日然とした「プロレス観」でやりたいのかな。それを推し進めるなら旧全日勢の合流は無理がある…。大体、そういう旧全日勢が合流して違和感ないリングなら、武藤派離脱の意味ないなぁとも。裏で色々あったのかもしれないけれども、表で聞くことのできる情報だけだと、そんな風に思う。
なんにしても白石さん、何がしたいんやろか。フーテンみたいなバチバチなのか、ストロングスタイルなのか。ショー的な要素に走り過ぎない、幕の裏をみせない感じさせないリングを作りたいのか。一方の離脱組、秋に旗揚げ予定とか。その前にG1にさるっと出たりして。KAIくんあたり。

・鈴木みのる&アメトークの件
みのるsファンとしては触っとかなきゃ、の件。みのるsのツィートに共感。該当番組は観てないから番組のヨシアシをどうのこうのは言えないんだけども。プロレスが好きな同士でプロレスの凄さも面白さも分かってる人がいじるのと、そうじゃない人へ発信するのとじゃ違う気がする。元々バラエティ番組自体がそういう「いじり構造」なので、扱われた時点で俺は色々諦めます。だから基本、テレビは観ない感じ。ワールド・プロレスリングも録画はしてるけど、ここ一年くらい観てない…静岡版は2カ月遅れだし。
一番共感したのは「扱われたらありがたがらなきゃいけないのか」。テレビで流されるとどえらい広告効果がある様子で。とある漫画家の本はテレビ出演後に大増刷されたとか、とあるミュージシャンが「○○のカップラーメンにハマってます」と言った翌日、コンビニでそのカップラーメン売り切れ続出したとか。モノを売りたい人にとってはありがたい存在。だからといって「ありがたがれ」は、違うよなぁ、嫌だよなぁと。なんだかそういう、逆らっちゃいけない、何も言ってはいけない感、しんどい。なのでテレビは観ないに限る…とか言ってもすげぇ怒られるんだろうな、著名人は。

・そして下半期へ。
予定がことごとくバッティングするやら思惑はことごとく裏目に出るやらチケットは上手く取れないやら落選するやら、小橋さん引退大会でパンフからグッズから一切合財買えなかったとか、更に愛娘(猫)は体調不良になるとか、ネットの回線が突然途切れ途切れになって不通になってしまうとか、ベッド購入したら失敗するとか…ホントに今年上半期は狙い撃ちされるにもほどがある厄年っぷりを満喫した俺。いいことといえば、卸商社センターでいつもはなんとなくしか話せない会場仲間のおねぇさんとがっちりトークできたことくらい。あれは…楽しかった。ゆえに…申し訳なかった。俺のウザさキモさ全開に付き合わせてしまって…かさねがさねスミマセン。
今年も残すところ半年。行くのは…NOAHふじさんめっせ、G1優勝戦、行ければ富士宮プロレス、行ければパンクラス、11月のNOAHキラメッセ。例年だと秋の新日・静岡大会があったりする。全日にも行きたいし、こっち来て欲しいし。武藤ちゃん新団体の旗揚げ戦も興味ある。プロレス以外だと7月28日、8月20日、9月14日、10月14日と毎月イベント出演…いつの間にウチの子どもらこんな人気者に…?!なのにやつらの俺へのリスペクトがかたつむりの粘液ほどにもないというのはどういうことなの?!というジレンマを抱えながら、下半期もフルスロットル。

…来年のドーム、幾らなんだろうか…。3万円時代と何が違うんだろうか…グッズ特典とかはいらないんだ、すげぇ試合が観たいだけなんだ、俺…。今から、どきどきする。



  


Posted by せりざわ at 20:30Comments(0)トピックス