2015年03月05日

20150103全日本プロレス行楽錬ホール大会を観たのでその感想

20150103全日本プロレス行楽錬ホール大会を観たのでその感想

【大会の感想】

▼第一試合▼
ウルティモ・ドラゴン×金丸義信×渕正信
vs
青柳優馬×野村直矢×中島洋平
○ベテラン軍vs若手軍:初見の若手①野村くんは一年目。最初からいい顔つき、いい覇気。道を開けろ!と勝気でゴリゴリ押し込む。それをベテラン軍、道は譲らんとゴツゴツねじ伏せる。
○初見の若手②先月デビューの青柳くん、荒削りで時折下手さは見えるもののそれに甘えないレスリングが気持ちいい。中島くん、その2人をがっちりまとめて自らも切り込む。その並びをみるだけでも燃える。
○校長と金丸:若手に胸を貸さない。いい意味でおいしいところを持っていく(笑
○渕さん:帰りに連れと話したのだけど、渕さんム―ブは何度見ても盛り上がる。こう、「みんなが喜ぶ技を見せとけばいいんでしょ?そうすれば盛り上がるんでしょ?」感がまるでない。それが「プロレスが上手い」ということなんだろうなぁ。

▼第二試合▼
青木篤志vs高尾蒼馬
○石井慧介欠場を受けて急遽組まれたカード。感情の行き場のない2人の試合といった様子。
○高尾:ひたすら重厚なレスリングに燃えた。勝手ながら高尾くんは軽快に相手を翻弄する印象があった。DDTのフリ幅、ハンパない。
○青木:エグくエグく、高尾くんの背筋をいじめる。いじめていじめてしぼり上げる。それでももっと青木くん、怖いのもってるはず、とか思った。
○終始、得体のしれない緊迫感があった。本当ならタイトルマッチだったはずの青木くんとタイトルマッチに挑戦しえなかったはずの高尾くんのもどかしい熱量というか。
○試合後の青木くんのマイク「体調管理もレスラーの仕事」。これはつい先日話題に上ったこと。怪我や病気での欠場は仕方ないしそれほど文句も言わない。けれども、それをよしとしてはいけない。自分の名前を看板にして飯を食うというのはそういうこと…ってこれ、レスラーだけじゃないんだよなと。

▼第三試合▼
KENSOvs土方隆司
○どっちも応援したくて悩んだ末、土方くん応援。
○KENSO:いつも通り、ノリノリ。違うのはかなり前に前に押し込むスタイル。もう少しスカしたやり口だった気がする。
○土方:そんなKENSOに押し込まれる序盤。張り手の連打に顔を晒して前進。前進。張り手を張るKENSOをコーナーに押し戻す。相手がKENSOなので打撃戦にも関節合戦にもならずなかなか土方ペースにならないまま終盤へ。
○KENSOのチョークが炸裂。それでもDK的にはかなりキレイな勝ち方。
○2人とも、かっこいいなぁ…。

▼第四試合▼
SUSHI×大森隆男×秋山準
vs
石川修司×入江茂弘×曙
○石井欠場を受けて急遽登場の石川:初見。ゴツい。ウマイ。若干、新日の矢野を思わせる。vs秋山、見応えあった。
○入江vs秋山:入江くんの頭突きを受け、頭突き合戦を始める秋山さん。重く鈍い音が響く。この試合で二番目の盛り上がり。じゃあ一番はどこかというと…
○SUSHIvs秋山:秋山さんのSUSHIいじりが止まらない。往年の橋誠×秋山をみるかのよう。SUSHI、秋山さんの檄でひたすらエルボーの繰り返し…涙。
○曙:今回は活躍らしい活躍はなかったものの、序盤・中盤・終盤と圧倒的な力を見せてくれた。曙とどう戦うかでプロレスの力量が分かってしまうんだろうなぁと。俺はむしろ曙vs石川がみたかった。

▼第五試合▼
諏訪魔×佐藤光留
vs
ゼウス×鷹木信悟
○ゼウス:筋肉の存在感たるや(笑 光留テンチョーを圧倒。若干、筋肉&パワー以外に何をやったか思い出せないきらいがあるのがもったいない。
○鷹木:何度かは見ていていい選手だと記憶はしているものの諏訪魔・光留テンチョーを相手にどんな試合をするのか楽しみだった→期待を裏切らないレスリング。こんなにオールマイティな選手だったかと驚く。
○諏訪魔:今回は比較的おとなしめ。それでも相手チームを完全に圧倒。vsゼウス、vs鷹木両方とも今後の期待値が上がる絡み方だった。
○光留:昨年の失敗を受けて「テンチョー」コールは入場時だけにした俺。ゼウス、鷹木くんともに蹴り切れなかった感があるなぁ。関節勝負も鷹木くんにやり込められたりゼウスに持ち上げられたり。もう少しいいところがみたいぞテンチョー。

▼第六試合▼
宮原健斗×鈴木鼓太郎
vs
長井満也×南野タケシ
○健斗:ドえらく成長した…ッ!活きのいい若手の範疇から脱却しつつある。なにより存在感増。長井・南野という濃い2人を向こうに回して尚、消えるどころか、増す。時々技に雑味がみられるのは愛嬌…とか言ってちゃダメな時期か。
○長井×南野×KENSO:南野くんが芸人・超新塾のマンモス(今は改名したんだっけ?)に見えて仕方ない状態から開始。ゴング前、世界タッグ戦認定書を引き裂く暴挙。それを観た連れ「いやあれ破ったら、この試合勝ってもベルト巻けないんじゃ?アジアタッグの公式戦じゃなくなるじゃん」…怖いくらいの正論に笑ってしまう。終盤、GAORATVの赤ベルトを嬉しげに巻いたKENSO登場。再び笑ってしまう。KENSOの介入により、健斗、場外で首つり磔状態。鼓太郎、南野くんのエアサロンパススプレーを顔面に喰らった上、3対1。残念ながらアジアタッグ、落としてしまうXceed。勝ち名乗りを受けたDK三人、えらく無邪気な笑顔で抱き合う。みたび笑わされる。DKの目的はなんだ、人を笑顔にすることなん?(笑

▼第七試合▼
ジョー・ドーリング
vs
潮崎豪
○並んでみると潮崎くん、ひどく小さい。ジョーがひどくでかいってことなんだろうなー。圧倒的馬力の差におされぎみの潮崎くん、徐々にイニシアチブ奪い返す。
○ジョー:怖い。ひたすら怖い。デカくて動ける外人がこんなに怖いとは…。ちょっと気を抜けばあっという間に決められてしまいそうな怖さ、同時に決めるとか決めないとか度外視して何かやらかしそうな期待値の高い怖さ。ジョーの顔つきやいでたち、キャラがそれほど怖さアピールしていないだけに、殊更怖い。終盤、潮崎くんのフィニッシュホールドを二発喰らってなお、返す。
○潮崎:出し尽くした。中盤、場外へのボディプレスを敢行。なかなか見せない潮崎くんが出てくる。終盤、何をやってもどう動いても全て受け切るジョーに潮崎くんが持ってきたのは剛腕勝負。ド突き合い。ド突き合ってド突き合って最後に立っていた方が勝ち。そんな勝負、昂奮しないわけがない。
○三冠らしい試合だった。序盤は重く腰を据えた受け合い。中盤から終盤にかけてうねりがどんどん大きくなる。「受ける」を堪能した。泣けた。
▼雑記▼
○今年は経済的理由+愛描の体調が心配なため、通いにしてみる。小田急線使用の話もあったけれど余り強行軍過ぎて体調を崩しては意味がないので東海道線で行くことに。これまで通りで間に合うはずだけれど昨年の駅付近火災による遅延を思い出し一本早めで行こうとなる。更に当日前後は都内に大雪が降るという情報も。浮足立つ。結果、雪による遅延は東海道本線・静岡以西方面のみ。上り電車にはダイヤの乱れナシ。
○会場仲間の伊豆のおねぇさんにお年賀をいただく。おしゃれなせんべいに心躍る。その後、稲木さんと談笑。

○帰り…16時22分沼津行き乗車。車内、ことのほか静かなので大会を語れない。
○19時過ぎ富士駅着。明日の切符を購入。更に100均ショップで夕飯用やきそば購入。
○19時40分帰宅。小一時間片づけものをして20時30分、夕食。
○新作バッグ、ガンバッテくれた。4日もガンバレ。



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