2014年11月12日

20141030 PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津大会を観たのでその感想。

20141030 PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津大会を観たのでその感想。

【大会の感想】

▼第一試合▼
拳王×大原はじめ
vs
北宮光洋×熊野準
○拳王と大原:試合開始と同時に泣きだす幼児。ここぞといじる大原くん。竹刀を振り回しながら幼児を煽る拳王。泣きやみ見入る幼児(!) 大物レスラー誕生の瞬間、かもしれない(笑
○北宮:これまで受け身が固くて怖いなぁと思うことがあったけれど今日はそれを感じなかった。あの巨体であのバランスのよさ、そろそろ上を喰って欲しい。
○熊野:北宮のインパクトに隠れて印象そのものは残りずらいものの安定感が頼もしい。後は、個性だろうなぁ。

▼第二試合▼
杉浦貴×原田大輔×平柳玄藩
vs
クワイエット・ストーム×小川良成×ザック・セイバーJr.
○原田vsザック:GHCJr.の前哨戦。ということもあってこの2人がクローズアップされることが多かった…割に、バチバチ感はなかったかな。
○ザック:相変わらずいいレスリング。今回も観たこともないような形から関節に入ったり凌いだり。ザックのプロレス、好きなんだよなー。
○ストームと小川:ストームは前に見た時の方がインパクトはあった。ちょっと調子を落としているのかも。小川もまだ復調感はなかったなぁ。
○杉浦と玄藩:今回、唯一の消化不良がこの2人。多分前哨戦のおぜん立て側に回ったのだろうけれど、スギvsストームのパワー対決、スギvsザックの技対決とか観たかった。玄藩も真面目だったなぁと。試合開始直後、小川と場外でやりあったりザックを反則で追い詰めたりと見せ場はあったものの、もうちょっとらしいところが観たかった。かち上げ式ラリアットは今回も不発(笑

▼第三試合▼
丸藤正道×中嶋勝彦×石森太二×小峠篤司
vs
マイキー・ニコルス×コルト”Boon Boon”カバナ×スペル・クレイジー×ペサディーヤ
○外人軍団:超陽気な外人軍団、全員が曲者というなかなかのタッグ。カバナとペサディーヤのぬめ~っとした連携がツボ。
○太二:小峠に試合の権利がある中、何の脈絡もなく飛び出してきて好き勝手やって引っ込んだー(笑 小峠も呆然(笑笑 太二のハネっぷりが振り切れてて最高。
○中嶋:誰が来てもド付き合う。かなり肉厚になった体型はそれでもスピードもキレも失っていない。説得力あるいいレスリングを見せてくれる♪
○小峠:いつもながらのバチバチ。陽気なガイジンに乗せられたのか、若干怖さがなかったかな。前回みたのがvs原田だったからそう感じたのかも。
○丸藤:キレイな安定感。久しぶりに生で観た不知火、唸った。

▼第四試合▼
森嶋猛vs齋藤彰俊
○最初から最後まで、正面衝突。
○試合開始直後、場外でマットを外してのDDTを喰らい悶絶する彰俊s。中盤、若干失速する。一方の森嶋はまだまだ元気。そんな中、彰俊sの一点突破が始まる。頭めがけて、蹴る蹴る蹴る。ラリアットも頭。森嶋のラリアットを手刀で落としては、蹴る。スイクルデス。延髄斬り。そしてついになぎ倒す。
○勝っただけじゃなくて、いい勝ち方だった。かっこいい勝ち方だった。こういう齋藤彰俊を観たかった。もしかしたらトップ格とのシングルで勝った姿を観たのはこれが初めてだったかもしれない。それ以上に奥歯を噛みしめて叫ぶような気概を感じる、ゴツゴツした熱い試合だった。
○軽く、涙が止まらなくなった。

▼第五試合▼
モハメド・ヨネvsクリス・ヒーロー
○ヒーロー:ちょっとおっさん化したかも。それだけにヒーロー然としたかっこいいレスラーではなくエグさもみせる怖いレスラーになってた。
○ヨネ:久しぶりのヨネsのシングル。ド突き合いが似合うなぁと。キン肉バスターを崩された時は負けるのかと→二発目を喰らわせるという贅沢なフィニッシュ。
○彰俊vs森嶋戦で精根尽き果てていたはずなのに、うっかり大声で応援していた。ヒーローのエグみとヨネsのバチバチがうまくスパークしていた。

▼第六試合▼
関本大介vsシェイン・ヘイスト
○関本:怪獣かと(笑 結構関本の試合は観てきているはずなのに、初めて観る形相。説得力絶大なパワー。無反動ジャーマンは、それだけで感動。鳥肌が立つ。関本を止められる奴、いるのだろうかと。
○シェイン:そんな関本とパワーでぶつかって負けていない。むしろ逆にねじ込んでさえいた。うっかりシェインを応援しそうになった。ヒーローといいNOAHの外人勢は日本のゴツゴツした骨太なプロレスと相性がいいので好きだー。

▼第七試合▼
マイバッハ谷口vs永田裕志
○NOAHタオルで永田を挑発。永田、じろりと一睨。
○永田:やっぱりなんだかんだ言って、うまいなぁと。客いじりも含めて、新日に出ている時より面白い。張り手合戦中にいきなり蹴りにシフトする黒さも健在。
○谷口:でかいでかいと思っていたら、永田とほぼ同サイズだった。全般的に、いい雑味が出てきた。場外乱闘では南北西とパイプイスをなぎ倒す。谷口の面白さは無骨で雑味あるレスリングを見せておいて実は細かいこともできてしまうことにあったりする。そういう意味ではもう少し永田とがっちりレスリング対決を見せて欲しかった気もするけれど、それは贅沢なのか。
○セコンドの大原:場外乱闘後、永田の敬礼をパクってみせた。

○シメのマイク:大原、拳王、谷口がリングを占拠。この三人のマイクで終わるというなかなか俺的レア感のある終わり方。大原は深海魚水族館に行きたかったらしい(笑

【全体の感想】
○ほぼ文句なしの最高の大会。彰俊s勝利があったから…だけではなく休憩後の公式戦は公式戦らしい緊迫感、対抗戦らしい殺伐さがあり久しぶりに骨がきしむくらい入り込んだ。
○やっぱり玄藩kの活躍が少なかったのが寂しい。そこだけが今回の残念な点。
○帰り際、彰俊sにあった。握手してもらった。穏やかな表情だった。
○ただその後、行く先が同じ沼津駅。後から着いて行く形に。何となく追い抜くこともできず、話しかけることもできず困ってしまう。彰俊sと話しながら歩いている女子ファンがいた。羨ましいもののああいうのは苦手なので、駅ビルの通路を通ってショートカットし、前に出てしまった。レスラーはみんなヒーローなので、近づきがたいです。
○伊豆のおねぇさんが来てらしたっ。最近は新日を観たりもするらしい。その他諸々宇都宮や大阪まで足をのばしてるとか。うらやましい…。選手さんとも同席になったり食事をされたり…スゴイっすなぁ…選手さんが隣にいたら、俺、大会とか楽しめそうにない。そういうコミュニケーション能力、というか人間性、身につけたい。
○NOAHファンのおねえさんたちと、昨年のグローバルリーグきらめっせ大会の時同様お隣に。森嶋応援されてるのに隣で彰俊sの勝利で盛り上がり倒してスミマセン。谷口vs永田の時にNOAHタオル一緒に開いていただきました。ありがとうございます♪

【行程】
○17時3分・富士駅発で出発。富士駅構内で携帯電話を忘れたことに気付く。
○17時30分、キラメッセぬまづ到着。17時45分開場。おむすびを食べつつ開始を待つ。
○20時30分終了。駅へ。
○20時48分発で富士へ。21時10分ごろ着。ゆっくり歩いて帰宅。しっかり髪を洗って土佐にお夕飯あげておむすび食べて、ニコジョッキー・ギリギリアウツへなだれ込む。
○いい、一日だった。


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